8時半、起床。
現時点で分かっている限りでは、能登の地震の被害は「震度6強」としてはそんなに大きくはないようである。
5日、WHO(世界保健機構)のテドロス事務局長は「大きな希望を持って、新型コロナウィルスが世界的な健康上の緊急事態ではなくなったことを宣言する」と述べた。「大きな希望を持って」というのは直訳調だが、この宣言が希望的観測に基づくものであるという意味である。宣言の根拠はワクチン普及による死亡者数の減少だが、死亡者は出続けおり、「コロナの脅威が終ったわけではない」と楽観論(コロナ終息論)に釘を刺している。事務局長が記者会見の中で「最悪なのは、どこかの国がこの(緊急事態終了の)ニュースを口実に警戒を弱めたり、コロナはもう心配ないというメッセージを国民に送ったりすることだ」と述べた部分は読売新聞の記事の中ではカットされていた。
GWはこれが最後の晴れ間だろう(明日は雨の予報)。
しかし、今日は風がとても強い。向かいのMさんの家の桜の木(サクランボの木)が風に大きくなびいている。散歩には不向きな一日になりそうだ。
トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
食事をしながら『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』(再放送・録画)を観る(テーマは卵)。ゲストの若槻千夏が「サランラップ」と商品名を口にしたので有吉が注意のツッコミをしていた。昔であれば録り直しになっていただろう。30年ほど前、私が放送大学の授業(ラジオ)の収録の中で「カップヌードル」と言ってしまって、NHKから出向していたディレクターの指示でその部分だけ「カップ麺」で録り直したことがある。3分では終わらない面倒な作業だった。それがいまではツッコミのネタとして使われている。ボブ・ディランの歌ではないが、時代は変わるのである。
ちなみに我が家で使っているラップは「クレラップ」である。ラップのことを「サランラップ」と言う人ってもうそんなに多くないのではないだろうか。私もたんに「ラップ」と言っていると思う。特定の商品名を一般名詞のように使っているのは・・・「バンドエイド」くらいかな。
昨日のブログを書いてアップする。
放送原稿を一本仕上げる。
2時頃、昼食を食べに出る。鰻重を食べたい気分だったので、「寿ゞ喜」へ行く。
まだやっているか心配したが、入口の前に経つと、中から「いらっしゃいませ」と言ってくれた。
赤重(鰻重の上)を注文する。「サラダはいりません」と言うのをまた忘れてしまった。すぐに鰻重にかぶりつきたい気持を抑えて、とりあえず最初にサラダを食べてしまう。鰻重を食べながらとか、鰻重を食べ終ってからとうのはありえない。
やっぱり鰻重は美味い。3100円というのは相場より安いが、それでも普段の昼食の範疇を大きく越えている。GWらしいことは何もしていないから、ここでそれをしよう。そう考えれば、安いものである。そんなことを考えながら食べていたら、山椒をかけるのを忘れてしまった。最初からかけずに、途中で味変で使うつもりだったのに、うまい、うまいとかっ込んでいたら、忘れてしまったのだ。かろうじて最後に残った一片にかけて食べた。やっぱり鰻重に山椒は合う。危うく画竜点睛を欠くところだった。
GW中の営業の振替休日だろう、来週は火曜から金曜まで連休になる。一昨日行った床屋の店員さんが知ったらうらやましがるだろう。
「テラスドルチェ」で食後のコーヒーを飲もうかと思ったが、混んでいたのでやめた。家に帰って、自分で淹れて飲もう。
帰宅して、1時間ほど昼寝をしてから、夕食まで放送原稿を書く。風が強いことが、夕方の散歩に出たい気持を抑えてくれ、仕事がはかどる。
夕食はシュウマイ、茄子とベーコンの煮物、サラダ、里芋の味噌汁、ごはん。
食事をしながら撮りだめていた『おとなりに銀河』を観る。
デザートはメロン。
チャイを抱っこして玄関先に立っていたら、通りかかった近所に住むという男性(私と同年配)がチャイのファンらしく、立ち話をする。私より一つ年上で一人暮らしだそうである。結婚したことはあるそうだが、別れたそうだ。片手の小指を立てて、「いろいろ面倒だったからね」と苦笑いしながら言った。初対面でこんな話をするなんて普通はないことだと思うが、猫を抱っこしていると、気を許してくれるのだろう。もしかしたら人間ではなく猫地蔵に話しかけているのかもしれない。
放送原稿を仕上げ、オンデマンド授業の収録。2本録りで、1本は34分56秒、もう1本は37分56秒。
『福山雅治 福のラジオ』をタイムフリーで聴きながら、講義資料の作成。これでコンテンツ一式が整った。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
この数日、はる、ナツ、チュンの写真を掘り起こしてあげているが、ナツとチュンのツーショットがあったので、あげておく。(2011年11月6日のブログより)
2時半、就寝。