フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月20日(土) 曇りのち晴れ

2023-05-21 11:45:12 | Weblog

8時、起床。

ロールパン、カレー、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。ロ―ルパンは普通にトースターに並べて入れると右側に置いたパンが焦げるので、今日は2個とも左寄りに置いてみたら、焦げなかった。日々学習である。

10時から12時半まで、早稲田社会学会の理事会(オンライン)。

町内会費(一年分、2400円)の集金に回る。私は今年、西蒲田女塚町会第四区第四班の班長なのである。第四班の会員は14戸。なので計算上は14年に一度班長の役目が回って来るのだが、実際には高齢でご辞退される場合もあるので、10年に一度くらいか。前回は私の母親が存命中で、引き受けていた。一軒一軒、玄関のピンポンを鳴らして、「町内会費の集金に参りました」と告げる。不在の方もいたが、8割方集金できた。初めて話す方もいて、「大久保と申します」と自己紹介をする。その場でしばし雑談となることもあったが、「猫を散歩させている人」と認識されていることが多かった。室内で猫を飼っている方とはとりわけ話が弾んだ。

チャイ、私とお前とはワンセットで認識されているようだよ。「バディですね」

昼食はコンビニおにぎり3個。

2時から早稲田社会学会の研究例会(オンライン)。これがあるので、お昼をおにぎりで済ませたのである。

報告者は、片桐雅隆先生(千葉大学)と松村一志先生(成城大学)のお二人。司会は栗原恒先生(高千穂商科大学)。

今回の企画が決まったのは昨年の12月であったが、その後、チャットGPTが世の中で広く関心を集めるようになり、タイムリーな企画になった。なお、7月8日(土)にオンラインで開催される早稲田社会学会シンポジウムのテーマも、今日の研究例会と連動しており、より議論が深められるだろう。会員でない方も無料で参加できるので、学会のホームページなどから申し込んでいただきたい。(今日の理事会でオンライン開催と決まったので、ホームページにお知らせが載るのはもう少し先になる。)

研究会が終ったのは5時。午前中の理事会と合わせて5時間半のオンライン会合だった。会合の間は気が張っていたので感じなかったが、終わると疲れているのがわかった。1時間ほど横になり、頭を休めてから、散歩に出る。

「一二三堂」でNHKの俳句と短歌のテキスト(6月号)を購入する。

それを持って「リトルミトン」に顔を出す。

注文をすませて、店内のテーブルで、買ったばかりの雑誌を読む。

 立ちどまり蜥蜴(とかげ)ふりむく石の上 小澤實

明日の句会の出品作(昨夜、主宰の紀本さんから事前に送られてきた)の中に「蜥蜴」を詠んだものがあったので、「おっ、ここにも蜥蜴が」と目にとまった。

 単衣(ひとえ)きてこころほがらかになりにけり夏は必ずわれ死なざらむ 長塚節

単衣とは裏地のない夏衣、つまり浴衣のこと。当時、節(たかし)は結核を患っており、死を意識しない日はなかったと思うが、気持ちのよい単衣を着ていると「この夏は死ぬことはあるまい」と思うのである。節が死んだのはこの歌を詠んだ翌年の2月だった。

レモンケーキと紅茶(アールグレー)。

7時を少し回った頃、店を出る。私が本日最後の客だった。

西の空にはまだ明るさが残っている。

金星が出ている。

夕食は野菜の素揚げのぶっかけそば。茄子、パプリカ、エリンギ、オクラ、それに茗荷とネギ。

デザートはオレンジ。

食事をしながら『プレバト』(録画)を観る。

レビューシートのチェック。

風呂から出て、『福山雅治 福のラジオ』を聴きながら、今日の日記をつける。

2時、就寝。