フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月31日(水) 曇りのち晴れ

2023-05-31 23:23:40 | Weblog

8時、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、炒り卵、ソーセージ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。卵を割ってフライパンに落とすとき黄身が壊れてしまった。よって炒り卵に変更。

本日の『らんまん』は北朝鮮のミサイル発射(失敗したらしい)で飛んでしまった。

食事をしながら『古カフェ系はるさんの休日』(録画)を観る。埼玉県坂戸市にあるカフェ「ココノマ」。見たことがあると思ったら、以前放送したものの再放送だった。

10時開店の「一二三堂」へ行ってみる。10時ちょうどに着いたが、まだシャッターが開いていない。でも、左側のシャッターの下の方に隙間がある。準備中なのだ。シャッターの郵便入れから中を除いたらご夫婦が作業をしているのが見えたので、声をかける。奥さまに「お決まりの本がありますか?」と聞かれたので、『週刊朝日』の最終号だと伝えると、ご主人が私に気づき、「あっ、先生」と中に入れてくれた。商店街のホームページでは「10時開店」となっているが、コロナ禍で「10時半開店」となり、現在もそれが続いてるのだそうだ。

『週刊朝日』ありました! ありがとうございます。もつべきものは馴染みの街の本屋さんである。

「入手できてよかったですね」

折込の表紙と裏表紙で編集部の写真(ジオラマ)になっている。

この写真が何気なく撮られたものではなくて、演出であることが、デスクの「こんな原稿使えるか!」と原稿を宙に投げている様子からわかる。TVドラマではよく見るシーンである。

ラーメンを食べているのも演出であろう。

グローブをはめた女性が男性にパンチを入れているのももちろん演出だし、

女性社員がお茶を淹れているのも演出だろう。そういう時代もあったのだ。

東海林さだおの「あれも食いたい、これも食べたい」の最終回を読む。

「『あれも食いたい、これも食べたい『は36年間続いた。サラリーマンでいえば36年勤続。それを辞めることになる。締め切りは毎週火曜日の夕方だった。だから毎週火曜日は朝から大忙しだった。朝、起きるときから緊張していた。来週の火曜日、朝起きる。することがない。何かあるような気がするが、何もない。朝食、ということになる。こういう日の朝食はどういうことになるのか。どういう献立になるのだろう。・・・来週の火曜日の朝食のテーブルにすわるのがいまからコワイ。」

東海林さだおは「週刊朝日とわたし」というアンケートの自由記述の中でこう書いている。「あれも食いたい、これも食べたい」をどこかで継続したいです、と。同じく創刊以来101年の『週刊毎日』さん、どうだろう。

昨日のブログを書いてアップする。

放送原稿のチェック。

昼食を食べに出る。矢向に行く。矢向といえば「パン日和あをや」を連想する読者が多いと思うが、今日はそうではない。

 

踏切を渡って、線路の向こうの古い商店街へ。お店の前に人が数人たっているので、混んでいるのかと思ったら、そうではなかった。

 

「ノチハレ珈琲店」。今月で開店8周年を迎えたカフェである。「パン日和あをや」へ行った後に寄ることが多いのだが、今日はここがメインである。

店主さんに「8周年おめでとうございます」の挨拶をする。「ありがとうございます。まだ8年です。あと10年、15年はやらなくてはなりません」と店主さんは言った。3人のお子さんの親であることを意識した発言かもしれない。でも、一番下のお子さんは去年(?)お生まれになったばかりだから、あと15年でもまだまだではありませんか(笑)。

紫蘇ソーダ。これからの季節にぴったりだ。

マヨたまトースト。私の一番のお気に入りメニューである。タバスコを振りかけて食べる。美味しい。

甘夏のパウンドケーキにアイスクリームをトッピングして、ノチハレブレンドと。

GW明けからテーブルを仕切っていたビニールシートがなくなって、すっきりした店内。

「最近、近所に大きなマンションが2つできたんです」と店主さんは言った。それで新しいお客さんも増えたようである。それはローカルなカフェにとってグッドニュースだ。地元の方たちに愛され、すっかり定着したカフェだけれども、人口増はカフェを持続可能なものにする明るい材料だ。先日、私は千歳烏山で40年続いている2軒のカフェを訪れたけれど、「ノチハレ珈琲店」もそれくらいけるんじゃありませんか。頑張って下さい。

滞在時間は1時間ちょっと。また伺わせていただきますね。

矢向の駅のホームで電車を待ちながら、もう少し頻繁に訪れたいカフェだなと思った。

4時過ぎに帰宅。

少し横になってから、原稿書き再開。

チャイを連れて外に出る。

いま名人戦第5局(一日目)が戦われている。ネットテレビでは実況中継をやっている。盤面は先手の渡辺が3七桂と指したところ。放っておけば次に4五歩と攻めますよという手だ。ここで後手の藤井が封じ手をして一目目が終わった。封じ手の予想は9五歩だ。

夕食はオムライス、サラダ、ワカメの味噌汁。

冷蔵庫の冷や飯が一定量に達するとチャーハンかオムライスになることが多い。

食事をしながらまだ本日の『らんまん』(昼の放送を録画)を観る。本線の進行も気になるが(鹿鳴館で万太郎と寿恵が鉢合わせ)、長屋の住人で小料理の女中のゆうの言動が気にかかる。番組のプロフィール欄では北陸能登の生まれで「わけ」あって東京に流れて来たと書かれている。一体、どんなわけなのだろう。

放送原稿を一本仕上げる。しかし、今日は収録はしない。レビューシートの締め切り日で大量のチェックをしなければならないし、明日の授業の準備もしなくてはならない。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。


5月30日(火) 晴れ

2023-05-31 11:09:29 | Weblog

8時、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。今日も目玉焼きがきれいに半熟に焼けた。黄身の部分が白っぽいのはフライパンに蓋をして蒸すように焼いているから。黄色い方が写真映えはするけれど、黄身は半熟というよりもレアになる。

本日の『らんまん』。酒税のアップ(売れ高ではなく生産量に課税するようになった)で日本中の造り酒屋が経営の危機に瀕している。急速な近代国家の立ち上げは増税という形で庶民の生活に跳ね返ってくる。万太郎の実家も例外ではない。おまけに祖母が危ない。しかし、まだ万太郎はそのことを知らない。

昨日のブログを書いてアップする。

放送原稿の増補改訂作業。今年から100分授業になったので、去年の原稿(パート2部分)に2ページ(A4で)ほど増やすという作業が必要になる。

1時半ごろ、昼食を食べに出る。

近所の蕎麦屋「吉岡家」へ行く。

先客は一人。すでに混雑のピークは過ぎている。

ミニ天丼セット(蕎麦はざる)。

ミニなのでご飯は元々少なめだが、さらに少なくしてもらう。家で食べる普通のご飯茶碗くらいの量。であれば、このくらいの天ぷらで十分だ。

30分ほどで店を出る。今日は晴れている。少し散歩していこう。

「吉岡家」の左斜め向かいは太平公園。

大平橋を渡る(公園は「太平」だが橋は「大平」。理由はわからない)。橋の袂の「ソングバードベーカリー」はすでに「完売」でシャッターを下ろしている。

JRの踏切を渡る。

梅屋敷商店街の末端である。

途中の交差点を右に曲がって御成橋通りへ。

今度の日曜日は都議会議員の補欠選挙がある。補欠選挙だけに候補者の人数は少ない。立ち止まって一人一人のポスターを眺めていると、自転車に乗った通りすがりの老人に話しかけられる。どこかの党の支持者らしいが、何を言っているのかよくわからなかった。

「リトルミトン」に寄って、テラス席で、ビクトリアサンドケーキ(レモンクリーム)とアイスコーヒー。本当は新作のチョコレートとバナナのマフィンかメロンショートケーキを食べたかったのだが、完売だった。

明日は午後から晴れるようだ。会議のない水曜日なのでどこかに出かけようかしら。

鯛焼きのような雲が浮かんでいる。

帰宅すると床下の白アリの定期検査が始まっていた。異常なし。

少し午睡をしてから、放送原稿に取り掛かる。

『週刊朝日』は本日発売号でもって休刊(事実上の廃刊)となる。101年続いたのか。一番残念なのが、東海林さだおの「あれも食いたい、これも食べたい」が読めなくなることである。

夕食の前に駅ビルの本屋に買いに行ったが、西館の有隣堂も東館のくまざわ書店も「週刊朝日 完売」の貼り紙が出ていた。みんな考えることは同じなのだな。コンビニも何軒か覗いてみた、なかった。

「一二三堂」は火曜日は定休日である。入荷はされているはずであるから、明日の朝イチでくれば買えるかもしれない。そこに一縷の望みを託そう。

夕食はピーマンの肉詰め焼き、サラダ、味噌汁、ごはん。

食事をしながら『日曜の夜ぐらいは』第5話(録画)を観る。カフェの開業に向かって歩み出す3人。うまくいってほしいと心から願うが、あれこれありそうな予感は(TVドラマなのだから)ある。でも、無残な終わり方はしないはずだ。そこは脚本の岡田恵和を信じている。

放送原稿を仕上げて、収録に入る。35分37秒。少し早口になっていたかな。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時45分、就寝。