9時、起床。
トースト(ハム&チーズ)、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
本日の『らんまん』。再びの上京。本格的な東京篇が始まる。書生として住み込むはずだった家が、植物の標本を部屋に持ち込むのはやめてほしいと言われ(虫が湧きそうで)、下宿を探すことになった。大八車に荷物を積んで本郷の周辺を歩き回る。東京での物語が動き始める。(最後に大八車を見たのはいつのことだろう)
コロナが今日から5類に格下げされた。「日常へ準備着々」の見出しで銀座のデパートの店内の飛沫防止シートが写真が大きな扱いで載っている。ここでいう「日常」とは店で買い物をしたり飲食をすることを意味するようである。今回の移行を後押しするものが経済(商業)的な要請であることを端的に物語っている。コロナに罹ってしまった人が医療機関を普通に受診できる「日常」も速やかに準備してほしい。
昨日のブログを書いてアップする。
原稿を書く。
11時半に予約していた歯科の時間が、向こうの都合で14時15分に変更されたので、昼食は外ではなく、自宅でカップ麺で済ます。
予約の時間になったので、歯科医院へ行く。医師とGWをどう過ごしたかを話す。彼は私より5歳ほど若いが、やはり遠出はせず庭の草取りなどをして過ごしたそうだ。「草取りは腰に来ますよね」と彼は言った。立ったりしゃがんだりを繰り返すので腰や足に来るのである。医師と話していると、別の男性の声(患者ではない)が聞こえて来た。「息子です。インターンをしていて週に一度入ってもらっているんです」とのこと。ほぅ、親子でね。
帰宅して原稿書き。
4時半頃、散歩に出る。朝方は雨が降っていたが、雲の間から青空がのぞき始めた。
川面の石の上に川鵜がいる。
「リトルミトン」に顔を出す。6日ぶりである。店主の妹さんに「少しお痩せになりましたか?」と聞かれる。いえ、たぶん床屋に行ったのでそう見えるのかもしれませんね、と答える。高齢の馴染みの客がしばらく顔を出さないと、どうしたのかな、体の具体でも悪いのかな、と思われるのはよくあることである。
テラス席も空いていたが、今日は涼しい(というよりも肌寒い)ので、店内のテーブルに座る。ヘーゼルナッツとチョコレートのマフィンとコーヒーを注文する。「3度目のご注文ですね」と店主さんが言った。他の店でもそうだが、店主さんは客が何を注文したかをよく覚えているものである。はい、これ好きなんですよ。「実は私も好きなんです」と彼女は言った。
30分ほど滞在して店を出たところにカフェ仲間のトモミさんが下のお子さんを連れてやってきた。立ち話というのもなんなので、私ももう一度入店することになる。
彼女が注文したのはヘーゼルナッツとチョコレートのマフィンとコーヒー(ホット)。私とまったく同じだった。彼女もこのマフィンが好きなのだ。
私はホットレモネードを注文した。
美咲ちゃんは1歳4カ月。店内に他のお客さんはいなかったので、ベビーカーから降ろすと、ひよこのようにひょこひょこ歩いていた。
30分ほど滞在して(私は計1時間ほど)店を出る。トモミさんとはご近所なので一緒に帰る。
青空がさらに増えていた。明日は朝から晴れるだろう。
本日発表の東京の新規感染者数。これは昨日の調査の人数で、今日からはこうした調査は行われなくなる。週に一度、特定のいくつかの病院での定点観察のデータが報告されるだけになる。
夕食はアスパラのベーコン巻き、椎茸のバター炒め、タラコ、サラダ、味噌汁、ごはん。味噌汁の具について書く場合と書かない場合があるのは、写真を見て書いているので、具が沈んでいると思い出せないのである。
食事をしながら『ラストマン~全盲の捜査官』第2話(録画)を観る。初回に続いて15分拡大版である。冗長な感じはなかったが、これに慣れてしまうと次回から短く(物足りなく)感じそうである。
デザートは葡萄。なんて品種なか。皮ごと食べらる。
オンデマンド授業の収録。今週分はすでに終わっているので、次週の分である。コンテンツは、前回の復習とレビューシートの紹介とパート1とその回のテーマについて講義のパート2の二部構成なので、パート1はレビューシートの提出を待って収録されるが、パート2はその気になれば(時間に余裕があれば)先まで収録できるのである。
両パートとも原稿の分量はA4用紙で10枚(35分から40分の間くらい)。手元に置いておくときに各ページをずらしておかないとページをめくるときに意外と手間取って話がちょっと中断してしまうことがある。
収録を始める前に机の下の箱の中で眠っているチャイにご退出いただく。ずっとおとなしく寝ていてくれていればいいが、そうとも限らないからである。
収録時間は37分53秒だった。
風呂から出て、『ジェットストリーム』を聴きながら、今日の日記を付ける。
卒業生で句会仲間で書道家のエミコさんのブログを読んでいたら、驚くべきことが書かれていた。GW中に彼女は大学時代の友人とフレンチレストランで食事をしたのだが、そのときのことだ。
「この日のメイン料理、私は子羊、友人は鴨を頼んだのだが、実は逆に運ばれてきたことに私たちは気付かずに完食した。翌日美食家の知り合いに写真を送って報告したところ発覚。もはや美味しかったという何となくの感触だけ残っているだけで、結局おしゃべり中は何を食べていても変わりはない気もする。」
いくらおしゃべりに夢中だからといって、ありえない話である。しかし、彼女が話を盛る人でないことは知っている。だとするとこれは事実なのである。しかし、やはり、ありえない(笑)。
彼女のブログの全文は→こちら
1時半、就寝。