フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月10日(土) 晴れ

2024-02-11 14:52:33 | Weblog

8時半、起床。

バタートースト、目玉焼き、サラダ、珈琲の朝食。昨日の朝食(バタートースト+紅茶)ほど簡素ではないが、いつもと比べると質素な朝食。

朝刊の一面に「世界のオザワ」の訃報が載っていた。

社会面の訃報欄に春風亭小柳枝さんの記事が載っていた。「サラリーマンから転身した落語家さん」という印象が残っている。小沢さんも小柳枝さんもともに享年88歳。お二人のご冥福をお祈りします。

昨日のブログを書いてアップする。

11時半頃、家を出る。

12時に卒業生のサキさん(論系ゼミ3期生)と矢向駅で待ち合わせる・・・ことになっているが、すでに到着しているはずの彼女の姿が見えない。おかしいなと思ってラインをしたら、彼女、勘違いして隣の鹿島田駅で降りていたのである。行く先である「パン日和あをや」で合流することにする。

「パン日和あをや」は矢向駅と鹿島田駅の中間にある(徒歩10分ほど)。店には私の方が先に着いた。それは私が速く歩いたからではない。サキさんが足にケガをしているからである。彼女とは1月14日(日)に会う約束をしていたのであるが、正月早々、彼女が足の指を骨折してしまって今日に延期になったのである。

ほどなくしてサキさんも到着。もうケガの具合はだいぶよいのだが、片方の足首と甲に包帯を巻いているため、左右で違う靴を履いている。もし包帯を巻いていないで左右で違う口を履いていたら、電車の中とか恥ずかしいだろう。実は、私、朝慌てて家を出て電車の中で左右違う靴を履いていることに気づいたことがある(笑)。左右違う靴下を履いて外出したことは一度ならずあるが、左右で違う靴というのは後にも先にもそのときだけである。

明日、「パン日和あをや」は開店12周年を迎える。おめでとうございます。本日のメニューには「2月オープン記念国産牛100%のハンバーガー」というのが載っている。これは頼まなきゃ。

まずは私はアップルタイザー、サキさんはほうじ茶ミルクティーを注文する。(クロワッサンは最後に食べるのだが、先にキープしておく)。

本日のスープはマメ×豆乳スープ。

サキさんはベーグルにサーモンとアボカドとクリームチーズを挟んで(これがお気に入りのようである)。

今日は二人のお子さんは旦那さんが連れて川崎の弟さん夫婦の家に行っているそうである(川崎まで一緒の電車で来たそうだ)。「主人には時間を気にせずゆっくりしてきてねと言われています」。いつもながらやさしい旦那さんである。

ハンバーガーが運ばれてきた。紙袋に入れてかぶりつく。うまい!

〆は今月のドリンクのホットショコラとクロワッサン(彼女はクロワッサンと同じ生地で作ったヴォ―ボロというカタツムリの形をしたパン)。ホットショコラにパンを浸して食べる。

ご主人に我々の写真を撮っていただく。

お店には2時間ほど滞在した。ごちそうさまでした。

さて、次のカフェに参りましょう。

矢向駅までの道をゆっくり歩く。

蒲田に戻って、「ティールーム101」へ行く。3時に予約を入れておいた。マンションの脇道から入る文字通り隠れ家的カフェである。

店内には桜が活けられていた。

今年初めて桜の花を見た。

サキさんは「スリック」には何度も来ていて(おそらく卒業生の中では一番来ているだろう)、マダムともすっかり顔なじみだが、「ティールーム101」になってからは今日が初めてである。先月、予約していて来られなかった理由(足の指の骨折)をマダムはご存知で、自分も中学生のときに足の小指を箪笥の角に思いきりぶつけて骨折した話をされていた。私は手の小指の爪を剥がしてしまったことはあるが(数年前の正月早々のことだった)、骨折はまだない。

「素敵なお店ですね」とサキさん。

今日のシフォンケーキは、チーズスフレ、Wチョコレート、紅茶の三種類。二人ともチーズスフレを選んだ。

あしらわれた花びらがかわいい。

私は紅茶はアールグレイ(ラッフルズホテル)をチョイス。

彼女はホットスパイスアップルティー。店の中に入ってきたとき、先客の方たちが飲んでいて、いい香りがした。

私が花びらまで全部食べたのを見て、彼女は驚いていたが、飾りの花びらは食べないものなのかな? お皿の上に載っているものは基本的にすべて食べられるものだし、食べてよいのではなかろうか。

お店には1時間ほど滞在した。彼女が旦那さんに電話すると、すでに帰宅されていた。「時間を気にせずゆっくりしておいで」と言われてはいても、日が暮れる前には帰られた方がよいだろう。

マダムに我々の写真をとっていただいた。マダムは手前の花を入れる構図を意図していたようだが、それに気を取られて、背後の鏡にマダム自身が写り込んでいることに気づいていなかったようである(笑)。

蒲田駅の改札に彼女を見送る。次回のカフェは育休が明けて仕事が落ち着く風薫るころにいたしましょう。

帰宅してしばらくして、西方の空を3階のベランダから撮る。日が長くなり、今日の日没は5時20分頃である。サキさんも日没前に家に着くだろう。

今日は朝日杯将棋オープン戦の準決勝と決勝が公開対局で行われた。決勝戦は昨年の覇者藤井聡太八冠と昨秋の王座戦で藤井に大接戦の末タイトルを奪取された永瀬拓矢九段である。永瀬がこのときのために研究し、温存しておいた矢倉の戦型で挑み、藤井を破って優勝した。永瀬は最終局を残すのみとなったA級順位戦で名人挑戦者の可能性のある三人の棋士の一人である(他の二人は豊島將之九段と菅井竜也八段)。

夕食はニシン蕎麦、薩摩揚げ、サラダ。

食事をしながら『不適切にもほどがある』第3話(録画)を観る。今季、一番パワーのあるドラマだ。

オスカー・ワイルド『サロメ』(岩波文庫)をキンドル本で購入。芝居見物の準備のためである。

劇団「獣の仕業」第15回公演『サロメ』。私は中日、2月24日(土)の昼の部を予約した。

シアター・バビロンの流れのほとりにて
2/23金祝 20:00 2/24土 14:00 19:00 2/25日 13:00 18:00 ※上演約95分
 
劇場「バビロンの流れのほとりにて」は地下鉄南北線「王子神谷」から徒歩5分。
 
 
「書評」のための本読み作業。
 
風呂から出て、今日の日記を付ける。
 
寝る前に『夜明けのすべて』を少し読む。
 
1時半、就寝。