8時15分、起床。
チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
ゼミ論集の編集作業。そろそろ終わるかな。
11時半に蒲田駅で卒業生のカナさん(論系ゼミ10期生)と待ち合わせ、池上へ。梅園に行くのだが、その前に腹ごしらえ。「池田屋」に入る。
カナさんと会うのは去年の6月以来だから、8カ月ぶりである。この間、彼女は転職をした。国立大学の職員を辞め、広告関係の会社に就職した。いま担当している仕事は私立大学の入学案内などのパンフレットの作成。大学とは縁が切れないようである(笑)。
おでんと茶飯のセット+葛餅。「池田屋」はよく来るが、しっかりした食事は初めてかもしれない。茶飯は少し残してお茶漬けにして食べた。
葛餅は黒ゴマ入り。
黒蜜の量はお好みで。
大きな急須が2つ。1つでも十分な量なのだが、お茶漬け用にもう一つ来たのである。
梅園は見ごろだった。ポカポカ陽気も手伝ってかなりの人出だ。入園料は大人百円。ただし、65歳以上は無料。
本門寺のある高台の斜面に植わったたくさん梅の木。
梅は桜と違って一本一本開花のピークが異なるから、全山一斉に満開ということがないかわりに、花の見ごろが長い。
見晴台で一休み。
空中に浮かんだような孤高の梅の木。
目白が花の蜜を吸いに来ている。目白の写真を撮れるとはラッキーである。
昔から「梅に鶯」といわれ、花札の図柄にもなっているが、実際には鶯は梅の木にはまず来ない。目白は鶯よりも鮮やかな鶯色をしているので、鶯と間違われたのであろう。
梅の花は接写に映える。
彼女が撮っているのはこんな感じかな。
白梅もいいし、
紅梅もいい。
一つの木に紅と白の花が咲くのを「源平咲き」というが、園内を見渡したところそれはなかったかな。
梅園には40分ほど滞在した。
本門寺の総門の前に立つと階段の途中にある早咲きの桜の花が目に飛び込んでくる。
熱川桜であろうと思うが、ソメイヨシノとは違って、ピンク色をしている。
満開の梅と桜を両方楽しめるのはこの時期、この場所ならではある。
カナさんのスマホで自撮りをしてもらった。う~ん、桜をもう少し入れてほしかった(笑)。
本門寺公園でポートレイトを撮る。
木漏れ日がきれいだ。
デジカメ(セルフタイマー使用)で自撮り。
さて、「ティールーム101」へ行きましょう。
3時半に予約をしておいたのだが、10分ほど遅れて到着。
カナさんは「スリック」には何度か来ているが、「ティールーム101」は初めて。棚の絵は「スリック」のときのもの(マダムと並んでいるのはスタッフのリュウイチ君)。写真のワンちゃんは昨秋(10月26日)天国に旅立ったラズリー。
我々が本日最後の客になりそうである。
シフォンケーキは二人ともチーズスフレに決め、お茶をどうするかマダムと相談。
お薦めのお茶の香りを嗅ぐ。
一つに絞り込むのは難しい。こういうときは・・・
3種類のお茶を味わえるテイスティング・セットというのがある。
これにしましょう。
私は3種類のアール・グレーをチョイス。
左から、クリッパーズ、ラッフルズホテル、スティーブン・スミスである。
カナさんはタイプの異なる3種類のお茶をチョイスした。缶の文字がよく見えない(笑)。シンガポールスリングティー(ラッフルズホテル)、イブニングティー(ラッフルズホテル)、ティーダスト(ニューヒルバード)だったかな。
利き酒をするように(笑)、味わいながらいただく。
チーズスフレシフォン。紅茶の話で盛り上がっているが、ふんわりとして、しっとりとした、極上のシフォンケーキである。
「これまで食べた中で一番美味しいシフォンケーキです」とカナさんは言った。
マダムに我々の写真を撮っていただいた。お店には2時間ほど滞在した。長居してしまったが、最初の30分はお茶選びの時間だったのである(笑)。「次回のカフェ巡りでもここに来たいです」とカナさんは言った。
駅に戻る途中の橋のたもとで地元の知り合いの方と遭遇する(これで二度目だ)。これも何かのご縁なので(笑)、写真を撮っていただいた。ありがとうございます。
駅の改札でカナさんを見送る(反対方向のホームに降りそうだったので、「こっち、こっち」と指示する)。
夕暮れである。
夕食は肉豆腐、焼売、卵とワカメのスープ、ごはん。
挽肉とニンニクの茎と桜エビが入っている。
食事をしながら『お別れホスピタル』第3話(録画)。キム兄(木村祐一)がいい役回りを演じていた。
カナさんからお土産にいただいたお菓子を食べる。
カナさんの実家のある富山のお茶屋「藤岡園」のパウンドケーキ。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時、就寝。