嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足(爆)987ボクスター5MTでコストコに詣でてみる

2012-06-05 19:43:18 | 加齢なるボクスター

Dsc05725 ボクスター仲間のI本さんが山を越えておみえになり、コストコに詣でたい、とおっしゃるので、I本さん所有のMY2005 987ボクスターに揺られて(爆)、コストコまでいってまいりました。

平日の昼間だというのにPには相変わらずの入りでまったくたまげるばかりですが、実は一台に乗っているのは1人か2人がせいぜい。みなさま店内の滞留時間が異様に長く、回転が悪い。

いうまでもなく、食料品の「買出し」というよりもコストコをテーマパークとしてとらえて、フンイキを味わいに来られる、というのが主流なせいでしょう。のわりには通年商品ラインナップがほぼ同じで、リピーターとはなりにくいのでは、と思うのですが、何度か通って様子がわかるうちに、それなりの良さを見出すところもあって、となるわけです。モノによってはそれこそ卸値で買うことができますし、キホン、業務用サイズなので、単価が下がるのは流通の常。食器用洗剤やピエトロのドレッシングなど、大量にあってもそれほど困らないものですとわざわざいって買う価値があるのでは、と錯覚しそうになる仕組み(爆)

加えて、他人のカートをチラ見するうちに、あ、そっかあれもいいな、となってしまい、売り場へと引き返そうとするのですが、件の巨大カートとほぼ同様な目的を持った他のお客さまがたがジャマをしてくださるおかげで、このカートの取り回しに四苦八苦。店内には売り場案内プレートなど「意識的に」一切ないおかげであちこち漂流しまくり!と(爆)・・・実にこれがコストコ駐車場の回転率の悪さの主原因なわけで、「超ニンキ」ですとか「ゲキ混み」、であるとか、現象としてはそうなっているが、事実でわないような気がするのは私だけでしょうか?

Dsc03227 ところでI本さんは、エンジンを回さないタイプ・・・非常に空いたワインディングや郊外の道路にわざと誘い込んでみるのですが、いっこうに踏む様子がございません・・・ううむ、安全運転好きなのか(爆)?こんなに回すのが気持ちよいクルマも少ないと思うのですが、と水を向けてみると、どうやらドライバーのナラシがまだ済んでいない模様・・・まあね、じっくりゆっくりいったんさい、と。

そんなドライビングで驚愕しましたのはボクスターの低速トルクでございます(そっちかい)。2000rpmほども回っていればすでに充分な模様で、するすると速度を上げてしまいますし、さすがにキモチよくはありませんが、4速でもねばるねばる(爆)。

空冷の頃にこんな運転しようものなら、すかさずAさんの竹刀がとんでくるか(一部意味不明)、という場面ですが、もはやそんな時代ではない(爆)。おまけにI本さんのシフトは電光石火。「DSGかっ」と突っ込みたくなるほどの素早さで次のギヤに叩き込んでくださる・・・さすがにシンクロが、と思いやりはするのですが、クルマサイドではこれも無音で受け付けている・・・そう、1速にトリプルコーン(!)、2,3にはダブルコーンを使ったシンクロの成果でしょう。はからずも987の完成度の高さが垣間見える瞬間でした。

ううむ、ポルシェも変わりました。よくも悪くもモダン。でも、じつはそんなポルシェなんてつまらない(完全意味明瞭)・・・なんだか空冷ポルシェのあの気むずかしさや、ミョーなクセが懐かしく思えた午後でございました(爆)。じつはこれこそが加齢というものなのでしょう、きっと(涙)。「むかしゃ~、よかった」、と嘆いてみても進化には抗えない。素直に恩恵にあずかればよいのです(涙)。I本さん、運転おつかれさまですた!次回こそ、うちのに乗ってね!


忙中閑あり(ほんとうか) ボクスター5MTをワインディングでいぢくる

2012-05-19 17:34:04 | 加齢なるボクスター

Dsc03227 おかげさまで、このところまことに忙しく、温泉に行くヒマもございません(あたりまえだろう)。

なんといっても朝夕の送迎で時間に制限があって、遠出ができにくいのがきいているぜ(爆)。そんななか、山を越えてボクスターともだちのI本さんがやってこられました。

いやがるオーナーさんを鼓舞して恒例のワインディングへと突入させていただき、ひさびさにMTの感触を楽しませていただきましたが、本当によい。2.7のパワーとトルクがこのあたりの里山にはぴったり。瞬間的には床までアクセルを開けることも充分に可能で、使いきれるかきれないか、のギリギリのあたりで愉しむのはこれぞスポーツカーだ、という感触(運転はマナーを守って安全に)。くしくも先日リリースされたボクスターの新型のベーシックモデルも2.7に戻されたとのことですが、納得しやすい。これ以上のパワーもトルクも実は不要でしょう、とのポルシェからのメッセージが伝わってまいります。

肝心のMTの感触もポクポクと決まる独特のもので、素晴らしい。うらやましいか、といわれれば、まあそうですが、TIP-Sの異様なロックアップの早さを知った今、別段なくてもよい。クラッチを気遣いながら、なんてえのがない分、お気楽か。たまには意味のないシフトアップやダウンをやってみたいのは山々ながら、こんかいのような2や3を使っての走りにはどちらでも楽しい、というのが本音。超高速でのバトルでは実はTIPのほうが圧倒的に有利と見ました・・・ミッション破壊の可能性がないからね(ヘタの戯言)。

というわけで、忙中閑あり、ミゴトに今晩もお仕事。ううむ、がんばろう、っと。I本さん、楽しかったです。ありがとうございました。今度はうちのを振り回してやってつかあさい!


加齢なるボクスター(爆) 久々にムチをくれてやる

2012-02-28 15:05:06 | 加齢なるボクスター

Dsc05202 いやはや、とうに立春を過ぎたというのに、今朝の最低気温マイナス9度(脱力)。うう~、雪が降らないだけよいのか、とは思うのですが、そこはそれ、陽射しがでてきますと早春ならでわの気温上昇もあって非常に気持ちがよい。

明日からの天気予報によれば今度は関東一円で大雪、とのこと(驚)・・・春先にはよくあるパターンながら、ここらで一発ポルシェをポルシェらしく走らせてやらねば、との強迫観念にとらわれ(爆)、群馬ネッケン某所の大規模卸売り店舗へと出向きがてら、ボクスターでアウトバーンドライブを愉しんでまいりました。

行きの気温はさすがにマイナスでしたが、戻りには峠手前で6度もあって、まったくたまげます。ミゴトな晴天に気をよくして屋根あきで流していたのですが、非常にキモチよい。長い冬が終わったなあ、と文字通りハダで感じることができるオープンカーはやっぱりゼータクなものです。

ボクスターの場合、3000rpm程度では眠っているのに等しく、能力の半分も出せていない、という始末ですから、ここは一発景気よくぶちまわして差し上げます(爆)。3と4を主に使ってレッドまで!考えてみますと上のほうを中心に愉しんだのは今年初(爆)。忘れていたあのパワーの盛り上がりがドバーっときてタマランチ会長。

某卸売り大規模小売店舗ではエビスビール350ml缶のケース売りが最安。まさに卸値で売られているほかに、今回はUSDAビーフの赤身率88パーセントだという挽肉が69円/100gで売られていましたのであまりの量の多さに一瞬躊躇したのですが、買ってまいりました。これですとアコガレの牛肉100パーセントのポルペチイノ(イタリアン肉団子)でつくる「ラザニア・アル・カルナバル」が常に用意できるので、重宝。それにしてもいついってもものすごい人だかりで、たまげます。一体なにしにきてんだろう(爆)?

Dsc05203 戻りのアウトバーンではひとりで踏んでもすぐに萎えてしまう(トシのせいでしょうね)ので、テキトーなライバルを見繕って遊んでいただきましたが、フルオープンでレッドまで、というのはナカナカにしゃきっとしてよいものなり(○チガイ)。6000rpmから上では空冷のフラット6そっくりのすばらしいポルシェサウンドとひりひりするようなパワーが供給されるのが感じられます。

また、先行車につかえてしまい、後方より接近した車にあおられてしまったようなケースで「カチリ」と音がするまでアクセルを踏み込みますと、TIPに搭載されてわいるのに、普段はまずカヲを出すことはない、といわれる4つ目のモード=「バイザッハモード」のスイッチが入ってしまい、タイヘンなことになるのもTIP搭載の個体ならでわ。意識的に低いギヤをキープする現象が現れて、トップエンドのパワーを使い切る設定となり、別のクルマに乗っているよう。うへえ、これか~、てなもんです、ハイ~(汗)。

Dsc04249 イパーン道に下りてみますとクルマ全体が明らかに軽くなっている他に、タイアの丸みが戻って、非常にスムーズな走行感覚が戻っているのに気がついてガクゼンとなります。考えてみますと一生ないだろうと思っていた、ポルシェの「ツインカム」サウンドをこうして空いたアウトバーンで思うさま聴けるなんざ非常に感慨深い。下り坂のカーブの先にトンネルが控えていたり、トンネル出口がカーブの上に橋だったりする最終区間では、ここまで必死に追いすがって下さった大排気量ファミリーセダンにはまことに申し訳ないのですが、敬意を表しつつ、ミラーの点となっていただきます(爆)。急な下り坂の超高速旋回だなどというカテゴリーははっきりいってボクスターのために用意されたようなもの。たとえ2.7の27.5kgmでも、トクイチオートのアシを持つうちのクルマにとりましてはまったく充分(!)というものでございます。それにしてもあのルートであの安定感とトラクションはスゴイ!ロングホイールベース+ミッドシップの理由を思い知る瞬間ですね。

なお、記事はドイツ本国での体験をもとに脚色されたもので、実在する人物、施設などとはなんら関係ございません。為念(爆)。


加齢なるボクスター(爆) ライバル登場なのか?

2012-02-21 18:01:58 | 加齢なるボクスター

Zoomf5d321eeb163865e99f92500ba9e96b フェイズ2となって以降、矢継ぎ早にモデルを繰り出しつづけてきたMINI.今度はなんとまさかのロードスターときました!クーペも充分にインプレッシブでしたが、それベースのロードスターの登場は、MINIのイキオイを感じさせてくれます。シリーズには4シーターのカブリオレがすでに存在しておりますので、ええっ?となるところですが、これですとカブリオレオーナにとってはフクザツな心境か(爆)?なんといっても2シーターという割り切りはクルマではゼータクでオサレに映る。1シートあたりの単価が跳ね上がるわけですからそれも当然というものですが、事情が許して、ある程度の割り切りがあれば、なんともいえない味わいがあるのが2シーターですね。おまけにMINIはクルマとして、というよりも「オサレな小物」としてもミリキ的な要素満載ですから、高所得な婦女子にもばっちりアピールすることでしょう。実際、路上で見かけるMINIの大半はクルマを自己表現のひとつとしてとらえ得る、感性高いみなさまに支持されているのが感じられる。たまにイタイ男子もいますがね(爆)。

20070614audi_14_2  4座のカブリオレではなく、ロードスターとして割り切るのも、MINIのような小物では効いてきます。TTのような非常に中途半端なリアシートをぶら下げてるのはなんだか重量的に損をしている気分で、ただでさえテツが重たいのに、なんだかムダに感じられたものです。荷物置き場である、と割り切ればよいのですが、だったら最初からそうしたら、となります。その点、最終期に在庫整理(爆)でリリースされた2シーターのTTのリア処理は出色でしたね。あれのキットでもあればいまだに売れるとみたが(爆)。

さて、こんかいのMINIロードスター、Aピラーは若干寝かされている、とは言うもののハタで眺める限りはかなり楽しそう。ちょいとそこまで、というのにもうってつけですが、おじさんが乗っても、うざいだけ(爆)。できればヤングギャル(完全昭和死語)にでも運転してもらって、振り返らせてもらいたひものだ、と(とほひめ)。

Nias2012_mini_025_mini_roadsterd 興味の焦点はドライビングマナー。キビキビした回頭性能ではボクスターの圧勝でしょうが、MINIも結構キビキビしてんですよね。んま、ドライビングヲタが手を出すようなシロモノではなさそうで、むしろMINI仲間からの「おおっ」という視線を楽しむ、に一票。いくらくらいになるんだろう?このイキオイですとMINI SPEEDSTERや、ニッポン専用モデルで、車高下げ、ヘッドレスト液晶モニター、各色イルミつき19インチ装備(爆死)の「MINIバン」もタノシミに待っていられる、というものです(そりゃねえだろうさ)。


加齢なるボクスター(爆) 気温急上昇!いよいよシーズン到来か?

2012-02-21 16:29:45 | 加齢なるボクスター

Dsc05184 長い冬のおしまいが見えてきたか、とのアサハカな期待(爆)がもてそうな今日の気温ですたが、ここ数日の晴れ方をみておりますとまさに「光の春」。花粉その他の問題もあるでしょうが、もうすぐシーズン到来、というものでしょう。

特に寒さの点でキビシかった今年の冬でしたが、さすがの私も一泊旅行などには、戻りに天候急変に遭ったときのことを考えると乗り出す気にならず、しまいこんでおりました・・・といいたいところながら、お正月から1回、20km程度の通称「ウォームアップ」を20回ほど(爆)。おかげで肝心のタイアとバッテリーはDsc05181 ご存命だ(祝)!

気温マイナスのなか、屋根など開けて走っておりますとナカナカに視線が痛かった、といいたいところながら、そもそもこちらではそんな寒そうなもの見たくもない(マリーンカラーが効いたか)、という扱いで、視線をそらされてしまいます(爆死)。たぶん○チガイがきた~、とでも思われていることでしょうが、やってるこちらは、ミニバンにふんぞりかえってDVD眺めてるのの数千倍楽しい(ヘンタイともいいます)!まあね、どちらがどう、というモンダイではない。カーライフはひとそれぞれ(そうなのか)。来シーズン(なんの)はドライビングコート風なものをなにか一着と考える昨今。

Dsc05183 それよりも、ボクスターを20~30km程度動かしただけで降りなければならない、というのはまさに苦痛以外のなにものでもない(きつぱり)。せめて200~300km!それくらい乗り倒してエンジンとシャーシを愉しむのがあのクルマです!ううむ、どこかいきてえ~(いってるだろう)!

画像は自然の中に溶け込む「僕ちゃん」。ボクスターの造形は550スパイダーのエッセンスも手伝って、風景とのマッチングは非常によろしいです。TTのクールな曲面とは対極にある優しいカーブが特徴。TTにはビル街やステンレスやアルミなどのメタルがぴったりだったのに対してボクスターは木や水、山や生き物などがしっくりくるな、というのが個人的な印象ですがいかがでしょうか?これにつきましては記事を改めてシツコーク語るといたしましょう(いらねって)。

ことしに入ってからは一度も洗車などしておりませんが、PCSコートのおかげで、ちょっと見た目はキレイ!・・・だって~、洗車なんかしようものならかけた水分、その場で凍りつきますから~(爆)。


加齢なるボクスター(爆) 年頭から怒涛の更新中!中古車をそだてる2012

2012-01-04 10:22:42 | 加齢なるボクスター

Dsc04265 世間一般の常識どおり、中古車にはリセットが必要。3年でほぼ半額まで値落ちする理由はまさにそこ。うちの僕ちゃんみたく、距離いってなくても、ほうっておかれても、納車整備後の保証つきでもそこはおなじ。

端的に、3年落ちには3年の、5年落ちには5年のリセット期間がかかる、というのが持論でございます。距離なりにリセットがすんでしまう場合もありますが、やはり走るだけではだめで、それなりの時間も必要かな、というのが最近の印象でございます。

が、リセット、それも距離いってないポルシェ、しかもボクスターとなった場合にはこれは非常に楽しいプロセスというものです。入手時にススがこびりついていたマフラー出口は、ヨワヨワだったバッテリーが原因。恐らくは乗らないうちに「あがっちゃった」バッテリーをチャージしつつ細々と使い続けたのがありありで、新品に換装されたうえにデンキ関連の工事を終えた(完全意味明瞭)現在はマフラー出口カラカラ(狂喜)。

Dsc04022 インテリヤのそこかしこについたコキズなどを眺めては前オーナーさまのお行儀を推測すのもまた深い(爆)。サイドシルに刻まれた靴跡(脱力)から、靴のサイズやタイプなどを推測するのも興味深いが、役に立たない(爆)。

最近マイブームの(またかよ)、「窓フクピカ」これが傑作だ~!拭き残しなし、というのがうたい文句なのですが、ウインドウの表、裏はもとより、インテリア全般のお掃除に使えるのがうれしい!表、裏ともに当然使えますので、メーターパネルやダッシュボード、ステアリングなどもキュッキュしてしまいます(ばか)。不織布にアルコールを浸み込ませただけのシンプル極まりない構成ですからして、ホームセンターに出向いた折にはセール品などを見つけて大量に買い込んでしまいます(真鴨)。いまだけ10枚増量で298円で特売中(長野県東部実勢価格)。

仕上がりはすっきりとした手触りで、樹脂表面はマットなままなのでオススメです。樹脂製のウインドウ・ディフレクターなどもキズがつきやすいのと、拭き残しがあるとしばらく「後悔する」ので(爆)、はずした折には念入りにフキフキ。ついでにロールバー近辺も、となって20枚なんてあっちゅうまでんがな(ばか)。

かように新車を入手したのとはまた別のタノシミがあるほかに、ボクスターの場合には屋根開きがデフォルトな関係で、このフキフキは繰り返す必要がある、ときています。ここをメンドーととらえるか、どうするか、でオーナーの資質が問われております(んな大仰な)。

納車からはそろそろ4000km。入手時の距離まであと3000km程ですが、そのあたりで履歴が精算されるのか、それとも時間方面での精算(3年)がやはり必要となるのか、そのあたりの変化が興味深いところでございます。


加齢なるボクスター(爆) バッテリーには過酷な季節ですね

2012-01-03 19:15:55 | 加齢なるボクスター

Dsc04263 今年のお正月は例年にも増して、穏やかに推移しております。晴天率が非常に高く、気温も高め。雪がちらついたり、ってのもなくはないが、路面はドライなまま・・・個人的にはシゴトが毎日あるので、お正月とはいえそうそうノンビリとはしていられないのですが、道路はいつになくまばら・・・なので、陽射しがある午後イチ位にはボクスターに乗り出す習慣がついてしまっている~(感涙にむせぶ)。

きょうびのクルマでは、なんといっても避けたいのがバッテリーの劣化でございます。うちのポロの例で申しますと、新車から搭載されていたバッテリーが「ようやく」交換されたのは98000km時・・・や、細々使い続けて、というのではありません。キビシーので有名なトクイチのバッテリーテストをクリヤーし続けたうえで、というわけですからホンモノ。98000km時でもまだ余裕があった、というから驚くでわありませんか。テクノワイヤリングの成果である、というわけですが、これには日常の使い方が効いていたのはいうまでもありません。なんといっても乗り出し頻度が高く、その都度容赦なく踏まれる、というある意味本国の使い方だったのも奏功したか。バッテリーが元気なクルマのマフラー出口はカラカラに乾いて白く焼けてくるのが常ですが、ポロの場合はまさにそれ。現状ではボッシュのシルバーが積まれておりますが、今度のこれはライン装着のコスト優先のそれではありませんから、さらに状態は良いはず。おかげさまで距離110000kmにちかづいた昨今でも状態は変わりない、どころかむしろ上向き(ほんとうです)。

Dsc04259 世間イパーンの常識からはかけ離れた交換サイクルだとおもわれることでしょうが、事実です。トクイチオート整備車ではむしろあたりまえ。

が、ここでただひとつモンダイになるのがオーナーの使い方。月一程度のエンジン始動ではさすがにきついというものです。せっかく万全のお手入れがなされているのですから、やはり「通電」させて、良質のデンキをクルマ全体に流し込んでやる、このイメーヂが大切。というわけで、ボクスター君にはほぼ2日にいっぺんは通電を行い、走行しながらの入念なウォームアップを重ねております。朝方の気温は当然のようにマイナス5度以下。強い冬型ですとマイナス15度というのもザラですからして、バッテリーには過酷な条件でしょう。が、まあ本国なみか。各ギヤで全負荷を与えるような使い方ができればよいのですが、なかなか。それでも2、3、4あたりにはだいぶアタリがついてきた印象。暖気後の、乗り合いバスそっくりのギヤノイズが圧倒的に小さくなったのはある意味成果といえるでしょうか、以下痔号。

画像はつい昨日の「立科リンゴロード」にて。蓼科山麓の村でも路面はドライなまま。温暖化いちぢるしい昨今、12月はこんなものです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


加齢なるボクスター(爆) つかえるパフォーマンス

2011-12-17 19:18:32 | 加齢なるボクスター

Dsc03787 ボクスターのキーにキヲクされているセキュリティコードの寿命は一週間。一週間、クルマの施錠開錠が行われないと、ドアが開かなくなるシステム・・・そのたびに手順を踏んで、クルマとの通信を行い、あらたにコードを設定する仕組み・・・

なので、頻繁に乗り出しております(爆)。非常にフレンドリーなフンイキに満ちているので助かります。ポルシェ初のバリュー路線といってよいでしょうが、どっこい、今度の991の開発主査がポルシェの「コアコンピタンスは排気音である」ときっぱり言い切ったとおり、独特の「コモワァァァ~ン」という排気音が轟いてくるにつけ、ドライビングに夢中になってしまいます。低音時にはきっちり1速から発進を行うTIPですが、これの変速レスポンスのよさもだいぶ効いているのと、乗り心地のよさに気をよくしているといつのまにやらペースが上昇してまいります。

タイアも暖まってきた頃合を見て必殺の4000rpmから始まるバリオカムプラスを味わうのですが、この低温(マイナス3度近辺)のおかげで充填効率全開!!5w-50のバーダルオイルも効いているのでしょうか、トルクの山の輪郭がよりはっきりしてまいります(狂喜)。が、デフォルトで屋根を開けている関係で、速度もそんなには上げる気にならない・・・とマサーニこの近辺の山道で愉しむのにうってつけの速度域にスヰートスポットが落としこまれています。2速、3速、ブレーキともに極上のフィーリングでタノシイったらない(きつぱり)!路面がドライなのを見極めたうえで床まで踏んでもちょうどよい(本当か)、そんな素のボクスターが提供してくるレンジは味わい深いことこのうえないです。

ちなみにこちら長野でも群馬県境あたりの山はまだまだドライ。おそらく冬じゅう楽しめるとみました。お好きな方、ぜひともどうぞ!


加齢なるボクスター(爆) U教授からのサジェスチョン(邦訳:示唆)

2011-11-18 20:10:15 | 加齢なるボクスター

Dsc03990 さて、だいぶ間をおいてしまいますたが、北海道からお仕事でおみえになったU教授を誘い出し、ワインディングへと乗り入れたうちのボクスター・・・まずタイアが終わってる、との指摘がございますた~(しくしく)。まあね、そりゃわかっちゃいるんですが、まだ8分山ですし~(涙目)。暖まってくればそれなりに、となるのですがやはり本来のピロトスポール2としては落ちてきているのはマチガイナイ!と。

アンダーが強めに出るのはミドシップの常ですが、うちのもまた当然そう。だからといってつまらない、とか曲がらない、というのは違う。久々にドライビングDsc03982 でタノシイ思いをした、とのコメントを頂戴いたしますた。タイア以外の他の部分が極上なだけに惜しい、との採点でございますた。

さて、ここで肝心のU教授からいただきました示唆なのですが、DOHC、それもポルシェの、といって舞い上がり、トップエンドばかりを追求するのは、それはそれで悪くはないが、そればかりではなく、「トルクの立ち上がる領域近辺をつかってエンジンのうなりを聴いてみよ」と(感動のあまり立ちすくむ)!

そう、このあたりのカムがよじれる感覚(一部意味不Dsc03456 明)が味わいどころである、とプロは言うのです。ううむ、まだまだよのう、と悩みつつ、次のドライブへと思いを馳せる秋の夜長なのでございますた、ううむ充実~(爆)。

U教授、ご託宣、誠にありがとうございました。春にはタイア換えますんで、また乗ってね~!


加齢なる遠足(爆) ボクスター@九州グランドツーリングー5 フェリーでの航送

2011-09-29 19:36:44 | 加齢なるボクスター

Dsc03474 ブレブレの画像ご容赦(いつものことですね)。これが船上からのATCフェリーターミナルでんがな。

右隅にそびえているのがハイヤット・リージェンシー・オオサカ。連休だということもあってナカナカな稼働率のご様子で、ご同慶の至りですが、南港のこの立地は良いとしても、コスロリの台頭でフンイキぶちこわしか、と(完全意味明瞭)。

Dsc03477 さて、フェリーでの航送となったときには、クルマ、特にスポーツカーの最低地上高というのは重要なポイントとなってきます。ボクスターって、見た目めっちゃ低そうやん(大阪南港なだけに大阪弁)、と心配しておったのですが、メジャーを持ち出しての計測の結果(実話です)、たまたま隣にいらしたナゴヤナンバーのGTR君が地上高でひっかかって1Fのバイク部屋にごあんなーい、となったのにたいして、ボクスターは普通扱い!・・・ううむ、見た目はいかにも低そうなんですが、実に巧妙なフロントデザインでアプローチアングルが確保されているようで、極フツーのミニバンと変わらない扱いだ~(べつにうれしくわないが)。こんなところはやっぱりポルシェ。開発者もダテにイモ食ってない、って(一部意味不明)。

さらにノーマルでついてくる17インチのタイア+アルミホイールも助かります。乗り心地に寄与するのはもちろん、ビミョーな段差程度だったら気にする必要すらない。これが18インチヨンマルとかになっちゃうと、薄氷を踏む、というあのキモチなわけで、実用性に欠けること夥しい。車輪をでっかく見せたところで何の価値があるんだい、という考えの持ち主な私といたしましては、この17ですら十分以上なわけで、満足度高し。3年オチのミシュラン・ピロト・スポール・ドゥ(爆)もあじわえる余地が残っていてヨイ!次はこいつの新品を奢っておくか、ピレッリのP-ZERO ROSSOあたりを愉しんでみたいなり、と妄想果てしなく。ボクスターの詳細なインプレッションはこのあとすぐ~!!


加齢なるボクスター(爆) 現実をしっかり見つめましょう

2011-09-09 15:00:32 | 加齢なるボクスター

Dsc03344 さて、現実その1。まばゆいばかりのボディとは対照的ないかんともし難いマフラー出口・・・ううむ、ボクスターのハイライトといってよい造形美ですが、内部にこびりついたこのスス!これ、納車の翌日の撮影でして、たしか前夜にはアウトバーンで6000rpmを10分程度やっております(一部意味明瞭)のに、これですよ・・・要は「ちゃんと燃えてない(きつぱり)」。このぶんだと乗れば乗った分だけススはたまってゆくことでしょう・・・さらにブレーキ。洗車していて気がついたのですが、フロントのホイールはブレーキダストが堆積するくらいに汚れが看取されるのにDsc03351 対して、リアはキレイなまんま。ほとんど新品のようなツヤが残されていて、ダストの付着した痕跡が一切ありません。つまりはリアブレーキは新車痔から動かされていない(キツパリ)。どうりでフィーリングも悪いはずです。効きそのものは充分にあるのですが、コントロールが・・・といったらよいでしょうか。扱いにくいわけです、非常に。

ちなみにホイールにはポリラックコーティングを施してありまして、これが効く!なんともいえないツヤが戻って満足度高し!軽めのダスト汚れなども削り取ってしまう感じなのでやめられませんわ。

まだまだあるのですが、いずれも文句言ってるわけではないので念の為。ポルシェの、それもPJの認定中古でも現実にはこのレベルで引き渡されている、と、そういうお話です。つまりは、オーナードライバーとなったあかつきにはしっかりやることがある、というわけ。買ってそのまんま乗っても70パーセント程度しか味わうことはできない、とそう理解していただければよいでしょう。

痔号では北海道から仕事でみえたU教授が登場!なんとウラワザのご教示がありました(瞠目して待て!)


加齢なるボクスター(爆) インテリアだけでも仕上げておく

2011-09-08 09:50:30 | 加齢なるボクスター

Dsc03347 さて、重ったるいだの、ブレーキきかねえだの、なんだのいいましても、新しいクルマが家に来るのはヒジョーにうれしいものでございます(爆)。

折からの12号通過後の小雨の中(爆)、せめてベタついたインテリヤやステDsc03346アリング周りなどなど、3年分の汚れは「きっちり」抜いておきます(きつぱり)。

幸い、シート、ステアリング、シフト周辺には大きな傷もなく、前オーナー様による「フッソ系薬剤」による全損処理なども看取されず、良好な状態。つまりほったらかしだった、ということです。毛髪やビニールのフィルムなども発見されてなにやらホッとしたりもするわけですが(なぜ)、クルマの性格を考えますとまあ、走行時の99パーセントは屋根あきの状態で使用されていたはずですからクイックブライト3リットル缶の登場となります。スポンジに大量に取って、インテリアをくまなく洗いますと、そりゃあすごい!黒い水がドバドバ出てきてバケツの水はあっという間に真っ黒になります。ダッシュボード、ドア内張り、ドアハンドル周りなどは特に酷いわけですが、さいわいほったらかしだったおかげでQBを使って3周ほどするうちに(ばか)、新車痔のマットな風合いとカヲリが戻ってきます。ステアリングあたりからレザーのニホヒがしてくる頃が潮時。ウィンドウの内側からポリラックを塗りたくって、透明度をアップさせたところで合格~となります(爆)。ここまでざっと3時間(ばか)。途中、通行人が寄ってきては「買ったのかい?」「いくらだい?」「何キロ出るの?」とうるさくてしゃーない(爆)。この分だとすでに街中に広まってますね(爆)。

画像は車高が低く、サイドシルが高めなせいで、キズキズなサイドシルプレートをQBで蘇らせる、の図。キズは当然消えませんが、白っぽいコスリ跡などはきれいに落ちてマットな風合いに仕上がります。ま、こんなもんでしょう。さて、天気予報に寄れば明日は快晴となる由。いよいよ、初ドライブ、というものでしょう、これは!

以下痔号。


加齢なるボクスター(爆) ファーストインプレッション=超高速で流してみる

2011-09-07 20:51:01 | 加齢なるボクスター

Dsc03343 ・・・おそらくこのクルマ、本来のパフォーマンスの60パーセント程度までしか使えてない、いや、出せてない・・・って、アータ!天下のポルシェ、それも認定中古車をつかまえてそりゃあないだろう、となるところですが、事実です。というか、つるしのポルシェに限らず、他のどのクルマをとってみてもこんなもん(きつぱり)。コストイノチの工業製品を安く買って乗ってんですからいたしかたない。モンク言える筋合い、というかそういうレベルのお話をしているのでわありません。

ただ、私にはフィットしない、というだけのことです。ゼータクいう気は毛頭ないのですが、「足りていない」。そりゃポルシェのボクスター、それもあのポルシェが練りに練った最終型を選び出したわけで、ものすごいレベルのリニアリティ、というか「鋭さのようなもの」が向こう側に透けて見えるのに、この「眠さ」、ないしは「重ったるさ」はガマンならない。ちなみに、うちの家内も「なにこのブレーキ!」といって、運転してみるなり不安がっておりますた(実話です)。

左様、ブレーキもダメダメ。ドンと踏めば、そりゃあミゴトに停まりますが、ペダルフィールなんて、言うべきレベルにない。どうしちゃったんだ、と・・・いやいや、まあつるしの、それも中古車のレベルなんてこんなもの。別に文句いう気はございません。こんなものだろう、ということで買っておりますからね。そもそも「新車からこのレベルだった」はずなので、文句なんて出るはずもございません。千万円も払って、こんなのでガマンしてんだなあ、と(完全他人事)・・・ちなみに速度はきっちり公称最高巡航速度でいけますし、なんのモンダイもございませんでした。さすが認定!以下痔号。


加齢なるボクスター(爆) ボクスターファーストインプレッション=トーキョーの道を流してみる

2011-09-07 17:06:29 | 加齢なるボクスター

Dsc03342 さて、全国の数百万といわれる読者のみなさま(うそです)、お待たせいたしました。いよいよ台風のなか、ボクスターで走ります!

雨にあうか、と期待しておりましたが、乗り出し直後は快晴でしたので、もちろん屋根オープン!90年代に登場した初代ユーノスロードスターの爆発的ヒット以降、路上のオープンカーはそれこそ見慣れた風景となったのですが、10年ぶりの屋根あきを運転するドライバーといたしましては、気負います、って(爆)。

Dsc03341 90年の964カレラ2に搭載されてからずっとティプトロニックを名乗った、このMTモードつき4~5ATを運転するのはこれがはじめてでわないのですが、2速発進がデフォルトの、ボクスターのこれはやはりかったるい。ので、ステアリングのスイッチで1を選び出して発進してみるのですが・・・ううむ、眠たいぞ(爆)。が、メゲずに3~5000rpm程度までソローっと回してやると、フォーンというなんともいえぬ咆哮で吹け上がりますが、たとえばDの4から床まで踏んでキックダウンさせたときにガボ~ッとエンジンが吹けたわ良いが、トラクションが伴わない。左様、一瞬の遅れが見受けられるのです。さらに発進時、アイドリングから2000~3000までがもたつく。2000程度まで上がってからようやく車速がついてくる感じ・・・アクセル開度に対してエンジンのつきが悪い!実はこのあたりのアクセルに対してのツキこそがクルマのカイカンのキモというものでしょう(きつぱり)・・・オメー、スポーツカーに乗ってなに言ってんだ、上が気持ちよけりゃあ、それでいいんでえ!だいたい、MTを買わなかったアンタが悪い、といわれそうですが、どっこいおそらくMTでも同様のことを感じるはず。ツキの悪さはMTもATもないですから。

何かが足りません。代わって4~5~6~7000rpm界隈の鋭さはそりゃまあ素晴らしいです。主に音ですが、パフォーンと逝ってレッドゾーン手前まで回ってしまうのはこれぞポルシェ、が、おそらくこのクルマ、本来のパフォーマンスの60パーセント程度までしか使えてない、いや、出せてない・・・以下痔号


加齢なるボクスター(爆) いよいよ浜田山登山(違)!

2011-09-05 20:26:22 | 加齢なるボクスター

Dsc03327 さて、杉並区浜田山・・・いかにも固定資産税、高そうな地名にビビリそうになりますが、実際杉並区のこのあたりというのはいまや高級住宅街というものでしょう。通りからちょいと入ったよさげな一戸建てやマンションなんて億単位の取引あたりまえ、気がつけば高級輸入車各ディーラーもしっかりとこの近辺に居を構えて鴨を待ち受けています(完全意味明瞭)。

じっさい、日曜の午後にショウルームに座って通りを流している車を眺めておりますととんでもないのがウDsc03326 ロウロしているぞ!こんなのよく買ったな~、みたいなのまでいて興味はつきませんが、今日は私のボクスターの納車日!どんな高級車見てもピクリともいたしませんて(うそです)。ちなみに手前の一台は997ターボ、コワイくらいのオプションつき(爆)。新車痔の価格は限りなく3000にちかい2000万円台、と(脱力)。さらに、ちなみに前回の訪問時にもこの場所には別の997ターボがいましたが、なんと不見転で買われていったそうな(驚)・・・ま、認定中古車ならでわのお話でしょうが、同様に、現在在庫中のたとえばケイマンSあたりもデジカメ画像のみでポンと買われてゆくのだそうです。それくらい信用がある、ということもできるでしょうが、どうなのか?ま、時代ですかねえ・・・

さて、わたしのボクスターは、ディーラー純正のミガキまで入ってしまい、コワイくらいな仕上がりご容赦(爆)。セールスのKさんと、同行してくださったkoshinyaさん@山の手。実は「純粋培養ぼっちゃま」とまたしても数時間盛り上がってしまい、気がつけば夕方だぞ(爆)。

Dsc03331 近年稀に見る速度の遅い台風12号でしたが、それが連れてくる雲にやられて豪雨にも遭遇しましたけれど、なに、望むところですぜ。

せっかくの屋根あき、しかも納車当日なわけですからして、今日はできる限り屋根を開けておりましたが、近年のロードスターは走っている限りは乗員はほとんど濡れない。かなりな水溜りにタイアを乗せても不安な感じがない・・・祝!どうやらタイアは生きておられる模様・・・やった~!コーフンさめやらぬままに、以下痔号。画像は超レアーな997タルガ4Sの特徴のあるディテール。まさしくこの界隈ならでわのシュミ性の高い出物といえそうですが、新車痔には2000万近く逝ってしまわれるというこの個体を目の当たりにすると唸りますよ、やほんと。