タイアごときでどこまでひっぱるんだい、とお考えのそこのアナタ、ごもっとも(爆)。
だって~TTみたいな新しめなクルマ、それもトクイチオートの新車整備車両となればネタなんてほとんどないのがフツーっすよ。ですから思い切りひっぱってるわけで・・・(爆)。
さて、TTのベースとなっているゴルフ4は現行の5に比べますとどっしりした乗り味がウリでした。3ももっさりしていたし、2も軽快とはいいがたかった・・・ところが5は、とくれば、これがアータ、スポーツカーみたいにキビキビ走っちゃうんですよ。
私のゴル5体験はAさんの新車整備前と整備後の個体をお借りして数百キロ運転したほかに、なんとAさんのドライビングで立科界隈を攻めていただいたののあわせて1000k程度。立科では、フロントタイア(コンチスポ根2)が「シワー(爆)」、といったかと思うとものすごい横Gとともにアンダーが、と思いきや絶妙のタックインで軌跡をコントロールしながら前車をまるでいないもののように扱ってコーナをぬけてゆくさまはゼッタイに真似できない、と思ったでつ(とほひめ)。ちなみにゴルフ2のGTIヤナセもの丸目2灯ソリッドブラックの1号車はAさん名義だ、というのは一部では有名なお話でつ(爆)
さてそのゴル5は発進から軽快、とはいってもそこそこの重量感もあって、なんというかしっとりと軽快、エンジンなんて質感を伴って回る、とも表現できます。これぢゃまるでちょいと前のパサートだ!バイブレーターと呼ばれた2のエンジンが懐かしいっす(うそ)・・・で、そのあとは3の時代から見たら信じられないくらいに「おりこうな」6ATに助けられて、とこっとん効率の良い走りを見せつけてくださいます。駆動系全体のフリクションが限りなくゼロにちかいトクイチオートの個体に関しては全体に「チョーキモチいい(きつぱり)!」
高速巡航だってその気になれば100(マイル)だなんてあたりまえ。さらにその気になれば200度(油温)の巡航だって難なくこなしちゃう(アウトバーンでの話です)・・・フツーのGT-FSIでこれですからGTIやR32だなんていらないいらない、となりそうなまったくゴルマニヤといってよい私にして、感動しまくりです。や、ほんと。ちなみにこれら一連のゴル体験は一個人のきわめてパーソナルな体験に基づくもので、市場に実在するゴルフとはなんら関係ございません(爆死)。
TTのベースになったゴル4は重厚、といって歯がゆければ(爆)、もっさりとしてます。安定感たっぷり、とも表現できるが5にあるキビキビ、というのはまちがっても感じられないっす。そのシャーシに3・2の凝りまくりのトルク型V6、さらに4MOTIONで武装して重厚感たっぷり、悪く言えば重い、のがTT3・2ですからして、画像のようなコーナーの立ち上がりでは重い、重い!が、3000もまわっていれば怒涛のトルク+4MOTIONの安定感であっちゅうまに油温系は3桁に届いてしまいます。ののちトクイチのブレーキで減速、キモチのよい旋回・・・をくりかえすわけですが、つきまとうのはやはり重さ。けしていやな重さではないのですが、それでも軽いのに越したことはない。軽快にキビキビ、というのを求めるんだったら、よそいっとくれ、とそんな味付けはまさにゴル4譲りなんですね。911みたいに随所に軽合金をタプーリと使いまくって、専用部品で、となれば1300kg程度までいけたでしょうに、こいつは限りなく1600kgに近いわけで・・・となにがいいたいのかわからんまま痔号に続く・・・って、タイアの話でてこないぢゃん(爆)。