嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

イタ車はこんなものですよ第62話 もみじ号の助手席(爆)

2005-10-22 20:07:57 | オンロードでの出来事
DSC1017いよいよ通称もみじ号、一般名マセラーティシャマルに乗り込むときがやってきた(爆)。ただし助手席ですがね・・・運転しろだなんていわれても腰がぁ~(沈没)・・・っとこれでよし(完全謎)・・・V8ツインターボ326HP44・4kgmにAさんのドライビング、さらにアウトストラーダ・チェントロ(一部意味明瞭)とくれば役者はそろった。どうなっちゃうのか・・・しかーも2人とも18時には帰宅しなきゃなんない、仕事が控えている。トケイみれば15時をすでに大分回ってるでわないか(困)。正味250k、一部にイパーン道山岳区間を含むを、2時間半弱で戻らなければならない・・・ええい、ままよ、なんつってもマセラーティの放った「最後っ屁」・・・時間に遅れようがなにしようがイタリヤングランツーリズモの権化みたいなこのクルマが時間通りに着くなどと誰が期待するというんだい(違)
が、ドライバーはジャーマン○べと呼ばれるAさんなので、このマッチングがまた興味深い。

アイドリング中のシャマルはひたすら静かである。始動直後こそ野太い排気音が目立つがすぐに落ち着いてきょう日のクルマのようにシュルシュルいってるだけである。ところが、クラッチをエンゲージしていざ発進してみろ、ものすごい音の嵐に見舞われる!ゴワワーン、というかズビビビビーと形容するかなんともスゴイエンジン音だ。あのアイドリングがウソのようである。
信号待ちで窓を開けてみればあいかわらずのシュルシュル音で静かそのものの8祈祷なのにアクセル開けるとこれだ!

BMWの8祈祷を分解整備するときにでるネジの量を「ざる一杯」だとするとシャマルのこの8祈祷を分解して出るねじの量は「ざる4分の1」なのだそうだ・・・こいつがなにを意味するのか・・・つまりはパーツの精度抜群、組み付け命ということだ!!・・・その「命」の部分にトクイチオートの手が入っている・・・どうなるのか・・・きょうの興味の焦点はそこなんだが、残り時間がぁぁ~(困)2時間半しかないのにまずはタイアの暖気からはじめるこのじれったさ(爆)・・・インテリヤはここまでやるかのフルレザーにまさかの2シータである。いたるところにマセのあのエンブレムが鎮座していて上品、いや、よくみればハデである。エクステリヤにけっして負けてはいない。クワトロポルテや222にあった2トーンを控えてブラックに統一することでものすごい凄みが生まれている。インテリヤの質感だけで911や360は完全にオモチャ扱いである(完全意味明瞭)。イタリヤンモードがこんなところにまでちゃんと効いていてたいしたもんだ!

フロントのウィンドウシールド下辺には例のスポイラが鎮座しているぞ!こんなものを付けておいてルーフにはBピラーから回り込むアルミの帯がしっかり段差を作っているこの矛盾(爆)・・・いいんだいいんだ、シャマルだもの・・・(以下痔号)



TTインもみじ山(違)

2005-10-22 07:12:07 | 
DSC0835ぐはは~、ようやくたどり着いた岐阜のもみじ山・・・(爆)。私のTTは油脂類の「点検」にお預けすることになっている。「交換」でわなく、「点検」だというところがミソである(完全意味不明)。よくシャケンがなあ、だなんてオーナさん同志の会話に出てくるんだけれど、ニッポンの道でヨーロッパのクルマをちゃんと走らせようとする以上、メンテナンスがシャケンあるいは定期点検毎に、で済むと思ったら大間違いである。車検まで待って、だなんていってるうちに手の施しようがなくなって大整備となるのが世の常。定期点検ごとにクルマがやれてくれるのかといえばそれもギモンだ。それくらい日本の道路環境は苛酷だ。夏の終わりの電装系、春先の制動系・・・ト○タに乗ってるわけぢゃないんだから(爆)、認識を変えないとダメだと思う。え、なに毎月ディーラに入庫させてるって?・・・このもみじ山レベルの整備はじつはメーカはもちろんご存知のはず、なんだがそのメーカがイパーン市販車にはやりたくてもできないレベルのもの。そんなこと、ディーラ様が知らされるわけもない。そう全ての車両に施すのにはコストかかりすぎ、なわけだ。つるしに対してのイージーオーダーといえばわかりやすいか。もっといえばアオキに対する吉田スーツである(違)。完成車に施す最後の調整・・・ご予約はガレージもみじ山まで(爆)

クルマ全体の「環境」を診断、現状にあったメンテナンスを施す・・・そう、修理ではなく整備である・・・ううむ、ポルシェ時代にはそんなヒマもなく各部分が次々に消耗してしまい、こんな余裕は確かなかったはず(とほひめ)。使い方もそれなりにハードだったのだが、それ以上に全体がデリケートでかなり神経質なクルマだった、といまにして思う。TTの場合はクルマ自体の新しさ、というのはもちろんあるだろうが、バランス取れたクルマは各パーツへのストレスだって少ない。このあたりを調整済みの私の個体に関してはまあこのまま推移してゆくのでしょう(キボン的観測)。新車整備の本領発揮は実はまだまだ先のことと見た!!

ポロ彦さまがよい例である。ゆうに3マソを超えてようやく落ち着いた味が出てきた。もちろんタイアやダンパーは距離なりにやれてゆくのはあたりまえとして、それ以外のクルマ全体の「環境」といえばよいか、そんなクルマの状態、が運転するものにかなりストレートに感じられるように変化してきた。
あれほどAクラス買わんかい、と騒いでいたうちのマダムがぴたりと静かになったのは実はこの目に見えた落ち着きというかクルマ全体のしっとり感に拠るところが大きいとにらんでいる。が、どうだろう(爆死)

さて、見頃の紅葉には乗って見なければなるまい(意味不明)。帰路はいよいよこのもみじ号の助手席インプレ・・・いやあ、スゴかったっす、ハアハア(痔号に続く)