嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

イタ車はこんなものですよ 日本海紀行 その6 想定の範囲

2007-09-08 08:11:02 | オンロードでの出来事
00802_002上信越道を新潟県から長野県に向けて走ってくると、県境の手前に「ハイウェイオアシス新井」というのがあります。私は通りかかるたびにできるだけ寄るようにしているのですが、お目当ては「ミサ」の味噌ラーメンです。いつかお話いたしましたが新潟は米どころなわけで、朝、晩と米食なのは常識。ならばランチくらいは麺をいただきましょう、というので県内各所にご当地ラーメンが発達した、というのは定説となっておりますが、この道の駅にもざっと見渡しただけでも4店ほどのラーメン屋がひしめいており、まったくたまげます。
この上越エリアにあってはご当地ラーメンとなったときには「ミサ」が筆頭です。タマネギを一緒に煮込んである甘味たっぷりの味噌スープが絶品。ニンニクもほのかに効いていてタマランチ会長。並み盛りでも普通のオトナにはちょうどよい量なので、女性には半玉程度が適当か。間違っても大盛りは避けたほうがよろしいです、ハイ(爆)。
あ、シャマルのお話でした(汗)。今回も一息入れながらめちゃくちゃ暑い日なのにもかかわらず、ミサに寄って和んで参りましたんですが、全行程700k、それもシャマルで、となれば休憩は必須です。いうまでもなくこれでもかのシゲキに疲れてしまうからなのですが、ドライビングをどうとらえるかでこのクルマの評価は変わると思います。キレイにころがすのは難しい、征服するのには知恵と努力が要る、そのあたりに美点を見出せるドライバーにはまさにお宝となるでしょうが、そこそこのペースを維持しつつ、長距離を快適に、というグランツーリズムにはどうかと思わせてくれるデキだと思います。VWのゴルフが5世代目に突入してフツーの2Lエンジンのくせにその気になれば200度の巡航なんざあたりまえにこなしてしまう昨今、このシャマルにおける「努力パフォーマンス(ドライバーの努力の度合いに対してクルマがいかにパフォーマンスを発揮するかの度合い・・・新語・・・爆)」の低さは今日びありえな~い、といってしまうのは簡単ですが、クルマの評価軸はけしてひとつではありませんね。なんのために乗るのか、という議論になったときにこの「ドライバー限定」な一台は輝きます!「素晴らしいぞシャマル!ズズズ~(ラーメンをすする音)」とAさんとふたりで広いミサの店内で大騒ぎをして戻ってきたのですが、インター出口でそれは起きました・・・(爆)以下痔号・・・ってまだあるの?