久しぶりの更新となってしまいますた。こちら信州は景気とは裏腹に徐々に春めいてきております。三寒四温を繰り返すうちにいつのまにやら梅のつぼみが目立って参りました。
景気悪い、といいつつも、私共のような安宿は不景気なときほど賑いますって(感涙にむせぶ)。おかげさまで稼働率ではおむかいの大ホテルを軽くあしらっていると思われます(爆)。利益は・・・まあ、その~、ア~ウ~(懐)。
さて、そんななかTTシャケーン。5年53000k。これといったトラブルがないのはさすがに昨今のプロダクツですね。ゴルフ4シャシーの最終進化型といわれるTT3・2ですが、4のマターリとした性格は残しつつも踏めば素晴らしい吸気音とともにイッキにまわるエンジンフィールは変わりありません。これには実はEBSの最終進化バージョンが効いているのです。TTみたいな一見スポーツカーか?と思わせておいて、じつはごく普通の乗用車(爆)だというクルマには安楽に流せる仕立て、つまりグランツーリズモの性格がお似合いです。吹け上がりがどうのといったところで極フラットトルクなトラックエンジンな訳ですから回して楽しむのは他でやっていただきましょう、というわけです。DSGはそんなドライビングにはぴったり。MTモードもこのエンジンには実は必要なくて、DとSがあればこれ以上なにを望まんや、となります。
トクイチオートの新製品、EBSシステムは、タイアのエアに「優しい空気(完全謎)」を封入してタイアの性格を劇的に変えるほかに吸気系にも仕掛けを施してやはり「優しい空気」でクルマ全体を包み込もうというシステムですが(完全意味不明)、体験してみる価値はおおありでしょう。これ単体では販売されないはずですが、これを手始めにクルマの本当の世界をのぞいてみるのも、クルマ一台あたりの保有年数が増える傾向にある昨今、悪くないでしょう。ヤレたクルマがそれなりに蘇るのはある意味エコともいえると思います。
ちなみに今回は私のクルマでEBSエア封入前のレグノと封入後のレグノを試すことができたのですが、クルマの動きが素晴らしく洗練されます。封入前にはタイア圧は比較的低めなのにもかかわらず路面の凹凸や状態に左右されてタイアひいては車輪ぜんたいが影響を受けるのがステアリングやシートバックを通して感じられるのですが、封入後はこれら一切がいなされてしまい、オニのような安定感といなしにクルマぜんたいが支配されるのは驚くほかありません。ノーマルエアでは低めに設定しておいたタイア圧ですが、EBSエアではF2・7、R2・4の規定値。圧が上がっているのにより柔軟に感じるとはいったい・・・今回はEBS用に開発された専用の機器でエア封入がおこなわれましたが、これが最終Ver.なのだそうです>顧客のみなさま急げ!!
というわけであまりのキモチよさに、しばらくはサルのように走り回ってしまいそうな予感(ばか)。うちのマダムも気をつけないと免許なくなっちゃうぞ、と(爆)。