ところで、車かえました(驚愕)!
というのは大ウソ(爆)。先日お見えになったアコガレの一台でございます。991カレラS PDK スポーツクロノパッケージに、PASM入り。オーナーさまに懇願して、運転させていただいたのですが、まったく目の毒。近所をほんの一回りしてきただけなのですが、これ以上乗ると、スイッチが入ってしまふ(一部意味不明)な、と感じましたので、早々に切り上げて引き返してきてしまいました。
大人物のオーナーさまは、もっと遠くまで行こうよ、とおっしゃるのですが、本当に目の毒なので、ご辞退申し上げた、とそれくらいの官能を誇っておられました。僕もいつかは、と考えはするのですが、まあね、人生ムリしてもしゃーない。というかこんなのとっくに限界点を超えてますぜ(爆)。
分をわきまえる、そう!年頭の決意はこれでいきましょう(なりゆきかよ)。
さて、先週半ばに報じられた中国経済減速→株価ストップ安、同時に原油安、先進国軒並み株安、ときて円高基調が久々にやってまいりました。投資家の皆様には誠にお気の毒、と申し上げるしかございませんが、額に汗して働かないと、こういうメにもあう、と。そいうことでしょう。
投資家の不安心理を示す、といわれるVIX指数(Volantility Index)、通称「恐怖指数」が急上昇して、円買いに走った、というわけですが、ロンドン行きが目前の私には吉報か(ぜんぜん関係ねーし)?
考えれば、あれからちょうど一年。
お世話になりっぱなしのGoogle Mapは日々進化を遂げており、商業系の各店舗にHPへのリンクが徹底された結果、にぎやかな通りの各店舗の内容が詳細に知れるようになりました。これ、ほとんどバーチャル散歩に等しくて、ストリートビューはもちろん、たとえば実際にお店で出されているメニューを眺めつつ、お店によっては客席にまでカメラが入り込んでいるので、雰囲気をおおまかに知ることができるのが秀逸。またユーザーから寄せられた関連写真も充実しまくりで、客席や料理の雰囲気まである程度の想像がついてしまいます。
もちろん空気感までは不明ですが、実際に出向いてみて、そのギャップを味わう、なんてのも現代の旅の醍醐味なのかも。でもこれだと、初めて出向いた店でもあんまり、ワクワクしなくなっちゃいますけどね(爆)。
今回の宿泊地も前回と変わらないPaddingtonエリアの安ホテルに決定。空港からのアクセスのよさと、中心部へのバスとTUBEの便、さらに宿からぶらりと散歩に出て楽しそうな場所、なんてことを考えあわせますとこのあたりになっちゃうのです。
キヨミズジャンプで5つ星のゴーカホテルにご宿泊、なんてのも職業柄、必要なはずなのですが(爆)、実弾不足なのはかわりませんから(涙)、ロビーやバーまででガマンしておくといたしましょう。あのSAVOYやRITZでも、それなりの衣装で、お手入れしたクツを履いておれば、大イバリですぜ(それだけですが)。
また、こんかいはシーツやタオルの交換を省いたフルキッチンつきのアパートメントに陣取って、近所のコンビニ、スーパー、さらにTake Awayのピザ屋をはじめとした一連のB級グルメに始まり、超高級ショッピングモールまで練り歩く、とモーソー果てしなく(ばか)。
また、前回ハマった、パブめぐりですが、レーセイに考えれば、コンビニでビール買ってホテルの部屋で飲めば大差ないぢゃん、となってしまいそうになるので、いわゆるブルワリーパブと呼ばれる、自家醸造の店を中心に回る予定です。
このあたりは前回、名物のロンドンバスで町巡りのコツを習得したおかげで、自由自在のはず。中心部ではひどい渋滞も散発するでしょうが、バス停なんて200mにひとつ。そんな時はとっとと降りて歩けば良いのです(爆)。
また、ガストロパブ、と呼ばれるお料理にも力の入ったパブも実はホテルの近所に点在しておりますので、そちらへも入り浸って、ブリティッシュスタイルを研究してまいります。
この飲食店密度の高さは、パリでもNYでもエリア限定のはず。中心部のほぼ全域にこの密度で展開しているのはロンドンならでは、ではないでしょうか?
また、探しますとワインバーも数多く、フレンチをはじめとしてスペインバルやベルギースタイルのムール貝専門店などなども数多く発見できて、いかにも美味しそう。さらにバーやラウンジが付属した高級映画館もデパートやモールの中にごく普通にあって、たまげます。
たしかに外食のお値段はお安くはありませんが、いちいち日本円などに換算してみてもしゃーない。なに一生いるわけぢゃなく、たったの4日間なのですから、知れております。
John Lobb London からは注文を入れた2足とも、お店でスタンバイさせております、との連絡も来ていますが、行ったからにはもう一足、などという事態にならないよう(爆)、財布のヒモをきっちり締めておかずばなりますまい(本当かよ)。
旅装で悩むものの一つにスーツケースがあるのですが、なんと20年にわたってご愛用のリモワのパイロットトロリーが、先日マダムが渡米した際に、ベッコリ逝った挙句にロック不能となりましたので、めでたく航空会社持ちで板金となりました。画像は去年の帰国時のものですが、ロック可能でしたので、事故扱いにならなかったわけですね。というか、画像の凹みは15年前からのものっす(爆)。
このようにビミョーな凹みはリモワのアルミバッグでは当たり前なので、むしろ勲章だ、くらいに考えていたのですが、こんかいはロック不能にまで陥る大事故にあったのを幸い、ミゴトに復元されて手元に戻ったわけですが、こいつにジョンロブの箱が丸々2つ縦に収納可能なことが判明いたしました!さらに若干の衣類が詰め込めますから、またしてもこいつひとつで旅立てる!!ううむ、秀逸。
ちなみに新しいディレクターに変わってから、ジョンロブのコーポレートカラーもイエローからダークブラウンに変更されてしまったのですが、バイリクエストモデルの箱やお店の内装にまでそれらが及んでいるのかどうか、そのあたりも今回の旅の個人的見どころでございます。
個人的には、シャープでとんがった、都会的な印象に走りかけたところで、カントリー調のぽってりしたラインを導入したのが、こんかいの新ディレクター。ただの軌道修正、バランス取りだった、と見るのが普通。つまり従来のレモンイエローの内装には影響を与えないはず(そっちかい)。
John Lobb王道の名作モデルの路線は動かしようがない(というかそれしか売れていない)ので、今回のディレクター起用はブランドに対してのただのカンフル剤にすぎず、数年程度でおしまいになるな、という印象ですが、このあたりも含めて店員とギロンして参りましょう(やる気満々)。ご本尊のディレクターさんがお店にいたりしてね(爆)、なんてのもまんざら冗談ぢゃない。
というわけで、出向く前から早くも空回り気味のロンドン紀行でございますが、本番は来月半ば(爆)。
それまでせいぜいバーチャル街巡りを重ねておくといたしましょう。