さて、画像は長湯の老舗、大丸旅館夕景。芹川がちょうど蛇行しているポイントをうまく押さえてある立地と、大きすぎない規模。そこへ、日本有数の炭酸泉の組み合わせとくれば、それこそ言うことなし。
見れば、お客様も長年の常連と思しき方々で、館内は客層を含めて非常に落ち着いたよい雰囲気です。
できればお世話になりたいものでございますが、和室に旅館スタイルの2食付きというのがネック。たまにはこういうのも勉強のために体験せねばならないのですが、だいたいの想像はつくので、今回も遠慮させていただき、大丸旅館系列の長期滞在向けチャンネル=BBC長湯にお世話になりますた。
各客室は画像のような離れになっており、外観も間取りもそれぞれに違えてあります。統一感はありませんが、全て同じ外観にしちゃったんでは、公団住宅みたいになっちゃう。それぞれに凝った意匠が施されていて非常にゼータクな造りですが、お値段はその割にリーズナブル。さらに、敷地内には図書館併設、と、本好きな私にはもってこいの組み合わせで、ユニーク。
図書館は山岳関連の図書に特化した、非常に珍しいものですが、一度足を踏み入れると、数時間は出てこられなくなります。Kindle Unlimitedには、間違っても並ばない種類の本が天井まである本棚いっぱいにずらりと並んでおります。
こちらにもだあれもおらず、快感、というよりもむしろ寂しい感じ(爆)。
また、晩にはフロントが無人になる関係で、深夜までうろついていても怪しまれない(いるだけで十分アヤシイ、ってのよ)。このホテルというかお宿にお風呂はないのですが、徒歩5分でたどり着く、大丸旅館のお風呂には無料で入浴可能ですし、有名なラムネ温泉にも100円で入浴が可能です。
それぞれのお風呂の営業は22時までですが、昼間から入浴しまくりで、湯あたり気味の私には十分(爆)。
wifiは、部屋までが有線対応。前回、お世話になったのは、たしか5年ほど前ですが、その時のキヲクから、今回はケーブルとルーターを持ち込んでいるので、非常に快適に使えます。
もうね、深夜までアマゾンプライム動画見放題(爆)。しかも離れなので、ボリューム関係ないし。
12月にテラスでビール、の図(!)。雪がちらつく信州では、まったく考えられない光景ですが、こちら九州ではまったくフツーでしょう。それでも外気温5度ほどですから、短時間ですけれど、私には十分すぎるくらい暖かく感じます。
室内もエアコンメインの暖房に、オイルヒーターも装備されているので、快適。
部屋にはフルキッチンに食器などまで装備されているので、朝食もいらないくらいですが、宿泊料金に含まれております。
温泉で炊いたおかゆが秀逸で、サケで荒れた胃腸をいたわってくださいます(爆)。
以下次号