画像は、当ホテルの客室への通路にある段差。渦石と呼ぶ、粘板岩の周囲に撒いてあるはずの砂利が飛び散ったり埋もれたりして、このような段差を形成しております(汗)。
高齢者、ならびに視覚障害者の来訪も多い当ホテルですから、ここをなんとかしたいものだ、ということで日本商工会議所主催の小規模事業者「存続化」補助金に応募。夏前に企画書を書いて日本商工会議所に提出したらミゴト採択されたのわよいのですが、施工を依頼した馴染みの造園屋さんの都合で、着工が本日
12月24日となったのですた(涙)。や、なにクリスマスイブだなんて、所詮耶蘇の祭りなのでよいのですが、とにかく寒い!
それと、年末のお客様に間に合わせるのには今日がタイムリミットである、ということで造園屋さん2名に加えて不肖わたくしも参加することとなったのですた、嗚呼。
当ホテルのお庭は築後100年は経過している年代物ですが、このレイアウトになってからもすでに40年経過。そのかん、このように通路に手直しを施す作業は行われていないので、じつに40年ぶりに敷石をいじることになりますた。
ツルハシやスコップで石を動かしたうえで土と砂利を使って、敷石を一枚づつ動かして歩行の最適化を図る、というのは簡単ですけれど、これがなかなか。敷石は一枚が30〜60kg、これをツルハシやスコップで操る造園屋の技術にはたまげました。
玄関周りは、このようにバリアフリー化いたしました。敷石は、隣の集落の橋桁に使われていた天然石を譲っていただいたものなのだそうです。推定100年前のアンティーク(爆)。
どうです、同じバリアフリーでもさりげないのがウリ。
ゴムブロックをかませて一丁あがり、というのとは雲泥の差が出ていると思います。
敷石同士の段差は、玉砂利で抵抗の少ないものといたしました。3月には視覚障害者のみなさまにモニターをお願いしてさらにダメ出しを行う予定でございます。
いやはや、7月に申請した4つの補助事業はこれでようやくすべておしまい。
事業報告書の提出期限は来年1月10日ですから、越年で作業にあたるといたしましょう(涙)。
みなさま、メリークルシミマス!