嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

気がつけば立秋! 不思議な車検

2019-08-08 17:24:14 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル

みなさま、暑中お見舞い申し上げます。といいたいところながら、暦の上では今日から秋!ということわ、残暑お見舞い申し上げます、でございますね。

今日はおあつらえ向きに17時を回ったところで、禿げしい夕立に見舞われて気温イッキに急降下。33度から23度へと下がって、まるで別世界。なんとも清々しい限りでございますが、このような暑さにはなれるということがございません。

画像は、2013年の鳴子温泉で遭遇した初雪の画像。涼しげでございますね〜(爆)。つうか、凍りついてるし!

さて、うちのボクスター、通称僕ちゃんは生産から11年。987と呼ばれたシリーズの前期型、最終モデルですが、距離5万キロ弱。ここまでさまざまなシーンに持ち込んで楽しんでまいりました。

距離はまだまだだけど、そろそろアレかねえ。997にでも移行して、またやってやるか(ナニヲ)などとぼんやり考えていたのですが、トクイチオートから提示された「ファイナルチューン」なる仕立てを🅱️子さんで味わったが最後。

クルマ乗り換えてる場合ぢゃねーわ。となったのですた。

古くなったから乗り換える、というよりも飽きたから乗り換える、実際はそんなところでしょうけれど、クルマが本来持つポテンシャルを味わわないまま飼い殺し、あるいは手放してしまっておられる方のなんと多いことでしょう。

本当にもったいないことです。

今回のソリューションはサスペンション、ボディ周りにいちぢるしく効いております。B子さんの例でゆくと、ユルユルだったところがピシッとしまってソリッドな感触が戻ってきた感じ。サスペンションもタイアからの入力を

巧妙にいなして、そいつを弾性たっぷりのボディがさらにいなす、という理想的な仕立て。なぜ、どうして、というのは私には全く理解不能なのですが、現実にいまのトクイチオートの到達点はこれ。動かしようのない事実です。

入庫したクルマがこういう姿になって出庫してゆく、とそういう事実だけがあります。まあね、ご自分のクルマがこうならないからには、理解不能でしょうけれど、手元の一台をながく、とことんたのしみたい、というオーナーにはうってつけです。

ボクスターはロードスターに分類されます。カブリオレとちがってオープンを前提に企画、設計、製造されたクルマですから、特にこのチューンの特徴が出たか、という印象でございやす。

フロアパン全体が強化された印象が強くあって、路面からの入力がここちよい。こんな車検があって良いのでしょうか?オーナーの私にしてからが、信じられない仕上がりでございます。

ちなみにこの仕立ては乗れば乗るほどコンディションが上がってゆく、とのことですから目が離せません。つうか、はやくじっくりと味わいたいところです。できれば600kmほど。

このような車検があって良いのでしょうか?純正パーツ以外になにも装着していない。ただの調整でもって、クルマをここまで仕立て上げてあるわけで、不具合のでようもないというからすごい。今回は、エンジンオイルもスペックが変わりましたし、ATFも換装。

タイアのエアももちろんバージョンアップ。そういう要素の総合でうちの僕ちゃんもここまできた、というわけです。

997も991も981も遠く霞んでしまった秋の初めでございました。