嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

B子さんを迎えに岐阜県へと出向く

2021-04-16 21:03:48 | 今日の逸品

 

みなさま、お元気でしょうか?こちら長野県中部の標高600m近辺のエリアでは、遅咲きの桜が満開。肌寒い日が続いて、見頃もそのぶん長く続いております。

そんななか、トクイチオートでの整備をなか3日という、ものすごい早さで終了したうちのB子さんを引き取って参りますた。

引き取った第一印象は、異様に静か。これです。調整の結果なのでしょうか、なんだかクルマ全体、静かなのです。そりゃもう、不安になるくらいでございますw。

発進から2速に入ったその後にやってくるトルクカーブの立ち上がり方が今までとわ明らかに違います。ひたすら直線的に立ち上がるので、発進後、思うように速度を上げて進めないような、よ〜くある状況でも、クルマが扱いやすい印象です。

ビミョーなペダル操作にきちんと即座に反応する結果、クルマがキレイに転がります。特に20kmhから40kmhあたりで唐突なところが一切ないままスムーズに動かせるようになる。リニアだ、という形容動詞がふさわしいw。

この領域は乗ったらほぼ毎回遭遇するケース。非常にわかりやすいところで、明らかに改善されているので、まったくたまげます。ここまでダメだったわけぢゃないのに、それを上回って手元に戻ってくる。トクイチの整備の伝統です。

直されて手元に戻ってきてから、ああそうだったか、といって気がつくのがドライバーの宿命。徐々にパフォーマンスが落ちてゆくので、きがつきにくい領域。

これには、ファンベルトの交換と変更、ベルトテンショナーの交換も効いています。変更と申しますのは、VW純正ではなく、BMW純正への変更なのだそうです(!)。

今回はダンパーを含めたサスペンション周りにも手が入りましたので、路面のいなしなどが注目ですけれど、路面の段差や補修跡などでガツガツきていたのをマイルドにいなせるようになったのはデカい。

段差を見ると、無意識に衝撃に備えて身構えてしまっていたのがウソのようw。あっ、そういえばこうだったよな、と、まだ新しかった頃の記憶が甦えります。

クルマのやれは、乗らない日がないくらいに密接している関係で、それを感じにくいという特質がありまして、こうして大々的に手を入れた後に乗った瞬間に、すべてを体感する、ってのはクルマのあるあるですね。

今回はバッテリーも新品、ってのも効いた〜!8万キロもたせたのは、もちろん整備のおかげですけれど、じつは使い方にもよると思います。なるべく負担を減らす方向で使ってダンパー交換と一緒に、ってのはある意味、理想。

ほんとはタイアもシンクロさせられたら、さらにドラスティックに変わるので、じつはコストパフォーマンスが上がります。俗にいう、「新車みたい」というやつを味わえるのです(まじ)。

戻りには、遠回りをして50kmほど余計に楽しんでまいりましたとさ。乗鞍、上高地エリアの山岳路をまばらな状態で運転できる極上ルートです。ブッ飛ばすとすぐに前走車に追いついてしまうので、そうではなく、中速までのレスポンスを楽しむうちに、いつしかクルマとの一体感が味わえる仕組み。

前走車が見えたら、徐々にペースを落として、1km程度の間隔をじんわり作ります。後続車も一緒。こんなこと都市部の国道でやったらそれこそ大ヒンシュクですけど、ここは前後10kほどに5台くらいしかいない密度w。前後にいるクルマの車種やご様子から作戦を決めますw。

なに、ハマらないようだったら、先に行かせちゃえばいいんですよ。すぐに不安になるくらいの静けさがやってきますから(爆)。

で、この1kmの間にうまくハマって、移動するように速度調節を行いながら、本州でも最も山深いといわれるエリアのワインディングをやっつける。

どうです、コロナ禍のドライブ新様式(違うって)。なかなか高度なテクニックを要求されてベンキョーになるんですよw。

たとえば  Dレンジの40kmh前後をキープしながら、4速のままシフトが起きないようにペダルを操ってトルクを味わうとかね。そんなシーン。Car Shoeのようなビミョーなアクセルワークに向くドライビングシューズが欲しくなる瞬間ですw。

トクイチのみなさん、相変わらずの素晴らしい仕上がりでした。この場を借りて厚く御礼申し上げます。これでまたさらに7年8万キロほどは楽しませていただく予定です。

クルマにはどう乗るのがよいか、おぼろげに見えてきたサッカクがする春の宵のドライブでございました(爆)。

今回、B子さんに施された整備のすべてはトクイチオートオリジナルのエコノマジックと呼ばれるコンセプトに基づくものです。電気、燃料、オイル、タイア、空気これらすべてに手を加えて、独自のノウハウでもって統合的にチューンナップされた集合体がB子さんの姿だ、とご理解ください。

詳細につきましては058−370−4848までどうぞ。

また、B子さんの試乗に関しましてはおいまつえんまで(抱き合わせ販売かっ?)ご連絡いただければ、常に可能でございますw。DSGの変速不良、ディーラー対応でご不満をお持ちのそこの貴方。いつでもどうぞ。

0267−62−0251

oldpine0964@gmail.com