感染爆発中の昨今、こちら長野県内でも陽性者続出。でもそういう目先の数字で状況を報道するのはやめたほうがよいと思う昨今。ここまでになっちゃったのは、実はワクチンが免罪符のように扱われて、打ったんだから大丈夫、といってウイルスが拡散しちゃったのではないかと個人的には想像いたします。
宿泊業では、人流の抑制というキーワードが効いて、お客様ぱったり。そりゃそうです。んま、嘆いていても始まらない。こういう時には「かねてからの懸案」というやつを片付けておくに限ります。
去年はそういう考えで一部、客室内部の手直しを行いましたけれど、今年もまた予算が立つ限りそれを続けるとして、さらに
これ、敷地内に掘ってある井戸。千曲川の伏流水を利用したものですが、当ホテルではこれを一部、上水に使っております。
地下9mから湧き出していて、井戸の水深が常に4mある、ということですから実用に耐える井戸。掘ってからはすでに40年以上が経過していますが、そのかん水位が低下して、一度掘り直した経緯があるものの、それ以外はノントラブル。
すぐ裏に流域面積最大の川が流れている関係で、こういう副産物が生まれるわけです。大雨が降っても濁ることのない、なかなかな水です。飲んでも非常に美味しい水です。
当ホテルにお泊まりになった方は、コップに汲むと結露するくらいに冷たい水が蛇口から出るのにお気づきでしょう。
これ、井戸の内部に仕込んであるポンプ一式。20年間使い続けてしまいますたw。設備屋さんに相談したら、井戸のポンプだったら、せいぜい保って10年ですぜ、というので慌てて交換を依頼しました(爆)。
上の画像でサビサビになってるのが汲み上げる配管。ステンレスの管に見えるのが水中ポンプです。
設備屋いわく、ステンレスのポンプに鉄の配管を組み合わせてる時点でアウト。当時は現在のような塩ビのパイプよりも鉄管が普通だった、という事情があるので致し方ないが、それがここまで錆びちゃった(電食)の理由でしょう、とのこと。
これ以上サビサビになっちゃうと、いざ交換、となったときにこの鉄管がボッキリ折れて水中に落下。その後、お水が茶色に変色する、という夢のような出来事が起きるわけですね(爆死)。ここは、コロナ禍が交換のきっかけになったのだ、とプラスに捉えると元気が出る仕組みw。
おそらく管の途中に穴がいくつも開いて、ポンプの効率も大幅に下がっていたことでしょう。
鉄管の内部も錆びて内径が細っておりましたw。パイプとポンプの接合部分もダメで、おそらくその辺りからも漏れて効率が落ちていただろう、とのこと。ううむ、使い切ったか(爆)。
というわけで、
ドーン、ニューマシン(爆)。床面からブロックを咬ませて湿気や冷気から本体を守る作戦。さらに配管もこのあと断熱加工をして、結露や凍結からプロテクトできるようにモダナイズしてひと安心、となったことでございます。
おりしも、お盆前に長野県の山岳高原観光課、という聞き慣れない部署からプレスリリースがきて、宿泊事業者向けの補助金がリリースされる模様(祝)。
中小企業庁がやってるいつものやつwは申請から支払いまでにあまりにも期間がかかりすぎるのでアレだわなあ、と考えていたところでしたのでこりゃ好都合です。なんでも去年の5月14日まで遡及が可能なのだとか。
総事業費の上限はうちの場合で200万円だというから十分です。いよっしゃ〜(謎の雄叫び)。