嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

ロレ道2024 楽しいなw次期モデル選定作業

2024-03-16 11:43:53 | 今日の逸品

ドーン、これ最新のGMTマスターです。コロナ突入前から品薄だったところへ、このベゼルカラーの組み合わせ(=赤青なのでペプシと呼びます)モデルだけがなぜか流通が止まってしまい、その瞬間からポンと100万円値が上がったという話題のモデル。

たしかにカッコ良いのですが、30年前には一番の不人気モデルだったんですから、市場の動向ってのはわかりませんw。

私の個体のオリジナルは赤黒(=通称コーク)だったのですが、入手後一年目で丸の内の日本ロレックスに出向いて赤青ベゼルに交換したのは懐かしい思い出です。当時はこの鮮やかすぎるコントラストが現在とは真逆に、「派手だ」という理由で不人気でしたねぇ〜w。費用4500円(!)プラス技術料w。

ただし、1ヶ月待ち(爆)。

ちなみに私の旧型ではベゼルはアルミ製。なんども着脱を繰り返すうちに裏側の樹脂部分から割れてしまう恐れがあるため、制限なしに交換が可能なわけではありません。僕の場合、交換は各色それぞれ5回くらいはやってますから、これ以上の交換は危険、ということでそんな面からも寿命ですw。

ブレスレットも同様で、純正の交換パーツは20年前で75000円でしたけれど、これもそれぞれに真ん中の列が重量対策から中空になっており、そいつが10年目くらいから伸びてきます。おおむね1cm以上のタルミがみえたら、まあこれも寿命といえるでしょう。私は2本とも使い尽くしました。

新型はここもすべてムクのステンレスになっていて、重量感が出たのですが、新世代マニアはそいつが高級感であると勘違いしてます。耐久性も伸びてるし、重量感はありがたみに通じますからある意味正解かw?

交換自由だったベゼルも現行モデルではアルミがセラミックになった関係でしょうか、交換は不可。現行モデルではロレックスが製法にパテント取得済みだというセラミックが使われています。まあなにかの事情で交換ともなれば、40はいくのではないでしょうかw。

旧型はアルミに24時間計の数字がプリントされているのに対して、現行新型ではセラミック製ベゼルに立体的に彫られた文字にプラチナ蒸着ときて、段違いに高級化しておりますが、これまるっきりサブマリーナの世代交代の手法なのに気がつくとデンキが走る仕組みw。

こういうところでモダナイズの手法に一定の統一感を持たせているあたりがロレックスの非常にうまいところです。気がついた瞬間に、ユーザーとしては改めてホレ直すわけっすね(あほと呼んでください)。さらに新型こうたるでー、とw。

旧型の中古品相場でも、3通りある色のコンビネーション中、お値段がそれぞれに5万円以上も違うのも興味深いです。私、ベゼル3パターンとブレスレット2パターンを全部所有しているので(爆)、一番高い組み合わせで査定しないとソンか、とw。

このところロレ詐欺やら、円安やら期末やら(関係ねーし)でロレックスのプレ値(プレミアムがついた値段)が取り沙汰されておりますが、じつはご本尊が度重なる値上げを敢行してくださった結果(涙)、中古並行の相場と新品の正規店定価の差が気にならなくなってきてるのは、一部モデルで皮肉な事実。

ロレックスマラソン(苦笑)なんてハナから不可能な環境と性格の私には、あまり抵抗なく並行のプレ値でも買える空気なのは気がラクです。

こうしてみてみると、このGMTシリーズはラインナップ中、唯一の「入手後に」着せ替え可能なモデルということができます。30年間の使用期間中、飽きたと思ったことはありませんが、それでも気分転換くらいはしたくて、いろいろと交換パーツを調達してきたわけですが、こうして手放す段階になって振り返っ

てみますとバリエーション面で非常にユニークな存在なのに気がつきます。

ブレスレットもジュビリーはドレッシーで、オイスターと呼ぶ3連はスポーティな扱い。それを行ったり来たりの交換が可能だというあたりでモデルの位置づけを知ることができます(おせーよ)。

 


そろそろ春?いろいろと動きだしているらしいw

2024-03-16 09:05:02 | 今日の逸品

気がつけばすでに3月もなかば。いよいよ「期末」もうどに突入しているのですが、去年と大きく違うのは、2年目の項目が増えたことw。去年はすべてがはじめてで、作業やお役目の内容が知れずに落ち着かない日々を送っていたのですが、それも昔。

今年は打って変わってヨユー、とかいってると、いろいろと忘れたり、穴をあけたりとなりそうですからご用心(爆)。初心に帰って、慎重にこなすことにいたしましょうw。

画像は30年使ってきた私のナイフ類。ステンレス製のもので毎日の調理作業に使っているのですが、毎日、2〜3度は研いでいる関係でいよいよ刃の部分が小さくなりかけてきており、買い換えをここ数年間考えておりました。

そもそもがヘボ料理人ですから、道具にこだわってみたところでお料理の味が良くなるワケもないのですが、そこはモノ好きな私のことです。

30年前の秋に出かけた浅草、河童橋の道具屋でセールにかかっていたポルシェデザインの家庭用汎用ナイフセットを長年使ってまいりました。

使い込んでいるだけあって、現在でもコワイくらいな切れ味を誇りますがw、使い方が通常の20倍程度ともなるとw研ぎシロがいよいよ少なくなって、どこか頼りなくなってまいりました。

プロの道具としてはさすがに寿命。

当ホテルでお出しする料理の内容に照らしますと、シェフズナイフと呼ばれる洋包丁を用途ごとに揃えるのが理想ですが、先代から受け継いだ和包丁も数多く残っている関係で、もったいないw。

ここまで通称「三徳」と呼ばれる全長30センチ前後の家庭用を中心にしてここまで延々使い込んでまいりました。

包丁も使いようです。家庭用とされる三徳でもスネ一本から煮込み用のブロックを切り出したりする程度でしたら全然オッケー。むしろ一本で済むので効率が上がります。

今回も

ドーン、家庭用の三徳w。ただしデザイナーものです。先代がポルシェデザインだったので、今回も踏襲してやるかとかんがえたのですが、現行型は高価すぎて無理(爆)。

デザイナーものだなんて、いかにもヘボが選びそうなモデルですけれど、道具にこのような洒落っ気があると仕事が楽しいし、このように美しい道具にはかならず機能が伴っているはずだ、という根拠のない確信があったのでw、見た瞬間に抵抗なく選びました。

性能も未知数ですが、和包丁に通じる刃の形状などなど、期待大です。

1970年にデザインされて、現在もロングセラーを続けているという知る人ぞ知る、なモデルですがいかがでしょうか?

これで料理もグレードアップされると良いのですがw。ご予約はoldpine0964@gmail.com までどうぞ。

新たな調理方法などご用意して、お待ちしております。