嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

吉田スーツその後

2005-10-16 20:44:02 | うんちく・小ネタ
Fellows02吉田スーツから仮縫いの用意ができたから来て欲しいとのご連絡・・・ううむ、早い!なんといってもリネンスーツであるから(爆)仮縫いなんて来年の3月ぐらいで十分である(爆)。着るわけに参りませんからぁ~、ザンネン(爆死)。そこでディテールをちょこまかといじってみた・・・まったくテイラーさん泣かせな話であるが、仮縫い前だったらなんてえことはない。「想定の範囲内」というやつでしょう。
私のスタイルはいっておくがハデです(ダメ)。ブリトラを標榜する割にはシルエット、ディテール、生地のパターンなどは「これ見よがし」の一歩手前まで押しまくりです(一部意味不明)。アンダーステイトメントだなんてなんのこと、って感じ(爆死)。まずは腰のポケットをパッチ→フラップに変更。さらにそいつをスラント、つまりナナメにつけてもらう。そこへこれまたスラントのチェンジポケットも追加!このチェンジポケットっつうのは切符や小銭を入れておくために右側のポケット上部に付けるものなのですがブリティッシュな雰囲気はこれで2割アップといってよいでしょう・・・が、ちょっと待て!、このチェンジポケット、なんと高校時代に学生服新調するつうんでお店でカタログ見せてもらってた(爆)ら、なんとチェンジポケット、しかもスラントのフラップがラインナップされていたのをいま思い出しました(爆死)。当時はカンコー(菅公と表記されておりました)学生服がものすごいシェアでこれ着てりゃまあマチガイナイ、くらいのイキオイだったのですが、ハイカラーだの長めのチョーランだの恐ろしくも美しく、そしてカナシイモデルが目白押しでしたね。皆様の中にもお世話になった方がいらっさるのでわ(爆)?それにしても学生服にスラントポケットを盛り込んでしまうあたりカンコーさまもナカナカだったな、と(違)。そいつをまた30年も経過して反復してしまう私のこの侘しさ(爆死)・・・ニンゲンそう簡単には変われないようでつね(完全意味明瞭)

さて、ラペルのフラワーホールにはアランフラッサーに習ってヒモを渡して、しっかりと花を挿せるような仕様にします。え、そんなもの使うのかい?って?いやあ、これカナーリ、ハズカシいっすよ(爆)・・・ってそいう問題ではなく、この装備をしてある、というそれだけでエレガンス度アップ、とそういうことなのです。実用性能を云々するべきなのはビジネススーツの世界。今回のこれはアナクロもいいところの究極のオサレスーツですからこれくらいはやっておきませんと・・・エレガンスとはそいうことです(違)
ブラウンマザーオブパールは見えるところだけにしようかと思ったのですが、上着の内側にも使いたいな、と。サイドベンツは浅めの切れ込みにして通称スイングドアというパタパタするやつにしちゃいましょう・・・ううむ楽しいぞ、ふるふるふる(ばか)。

ところで肝心の資金繰りなんですが(爆)、某オークションにて手持ちの実にアヤシイフライトジャケットが異様な高値で落札されてくれたおかげでだいぶ見通しが立ってきました(ほっ)。あともう一押しでなんとか、というレベルまでこぎつけました(困)



秋のハンバアク?

2005-10-14 19:26:32 | B級グルメ
DSC1002今夜のバージョンは目玉焼き搭載の上にオリジナル高カロリードミグラスただし旬のきのここれでもかバージョンでございます。ごはんにはこれでもかと、あう(爆)!なんといっても隠し味は夕べのお客様に供した(爆)バルサミコソース@黒砂糖の風味でございますから旨味に加えて酸味がビミョーに利いていてこれはこれでごはん欲(完全意味明瞭)をそそるようにできております。ご愛読者の中にはビーフシチウを仕込んでみたはいいんだけれどももひとつパンチが、というご経験がおありの方がいらっしゃるかもしれませんが、「酢」がキーポイントです。ドミグラスソースひいてはビイフシチュウに酢を加える、などというと「ええっ、台無しぢゃん」と思われるかもしれませんが、ドミの味がパッとしないのは仕込みに使った脂の質、つまりはベースの肉質に問題があったからです。このイヤミな脂の味をリセットするべく酢にご登場願うわけです。米酢でも悪くはないですができれば赤ワインとの相性を考えて米酢に比べると比較的高価なバルサミコさまにご登場願って、隠し味、ただししっかり主張する隠し味とします(一部意味不明)。B級グルメご容赦!!




T山さんからの贈り物・・・東京モーターショウ1995

2005-10-13 21:16:08 | 
DSC1001モーターショウが近い。ニユウモデルリリースはモーターショウにシンクロさせるのが常識であるからこの時期ギョーカイはかなりな忙しさなのでわないだろうか・・・そんななかマダムが東京土産だ、といって持ち帰った1995のトーキョーモーターショウのAUDIプレスキット!!驚いてください(爆)、なんと伝説のプロトタイプTT-Sの「生写真(爆死)」10枚+スライド+手描きデッサンが一冊になったモンゼツキットであった(モンゼツ)。あきらかに翻訳屋さんに訳させたと思われる完全意味不明な日本語解説もこれまた興味深い存在であるが、全体から伝わるTTへの意気込みはすさまじい!末期モデルのオーナである私としてはこれ以上に興味深い資料はない・・・ううむ、タマランチ会長(ひさびさ)。T山さん、ありがとうございました!毎晩一緒に寝ています(爆)



ケイマンS

2005-10-13 20:48:54 | 
DSC1000ひさびさにPJからDMがきて、ウエスティン東京で展示会やるから来いという。へえ、997の時にはお呼びがかからなかったのにい、だなんつってスネていたらしっかり今夜はお仕事である(爆)。

デカくなりすぎた911シリーズの反省、あるいはただのボクスターのドライビングコンシャスモデルととらえられるがいかんせん高価!オプションつけまくりでいい気になっているとあっちゅうまに素のカレ2を金額で上回ってしまうそうである。「ポルシェのいま」を感じるのにはもってこいの一台だ、という気がするがこいつは生産量の少ない高価な軽合金満載車両(完全意味明瞭)、うちのTTは大衆車ベースのコスプレスポーティカー(爆)。醸す雰囲気ではTTもナカナカなものがあるので、そのあたりどうなのよ、と一度は乗ってみるつもり。動体視力の低下をいちぢるしく感じる昨今。そろそろこのテも卒業か、と(爆死)



キター!!ポロGTI!!

2005-10-12 10:21:16 | 
pologti2モーターショウを前に話題なモデル続出でんなあ(爆)。先代ポロで出てきたらヤだなあ、と思っていた(爆)GTIが現行ポロにご登場!サイズといいパワーといい2のGTIの再来を思わせてくれます。1・8にターボというのもまあGTIのモダーンな解釈ということで許しましょう。個人的には1・6の16Vで十分以上に楽しいと思うのですが、これですと速過ぎてアブナイ、位までいってるかもっすね(爆)。スポーティハッチだのボーイズレーサーだのザッシの呼称は数限りなくありましたがこれぞ真打ち、といいたいところながらフロント、リアともになんとも中途半端な出で立ちが惜しい!ミニゴルフ臭(完全意味明瞭)プンプンのドロボーマスクに日の丸テール(一部謎)で最新モードてんこもり。悪くはないんですが慣れるのに時間かかりそ(爆)。唯一救いなのはサイズが◎なところでしょうか。チェックのスポーツシートも標準装備なのだそうでゴルフ1,2GTIのオーナ様は涙して喜ぶはずなのですが・・・ううむ、惜しい先代マスクでGTIがリリースされておれば・・・DSGも載るのでしょうか・・・こりゃ今年のモーターショウは逝かずにおれませんな(爆)



アウディシューティングブレイク?

2005-10-12 08:48:06 | 
audishootingbrkjpg東京モーターショウ出展モデルだというが、なんともいえない造形ですね。シューティングブレイク、と呼んでいるようだが、現在のイギリスでシューティングブレイクに出かけるような方々がアウディを買うとも思えない(爆死)。けれどコンセプトはよし。クラシックな雰囲気◎!!ところでこの一台、次期型TTクーペのデザインモチーフがそこかしこに見え隠れしているような気がするのは私だけ?・・・つうかモロ(爆)?フロントのホイールアーチ上にみえるキャラクターラインはマサーニ現行のものの現代的解釈。ううむ、ようやく見えた(完全意味明瞭)!!この推量、多分間違ってはいないだろうが、事実とすれば先代に濃厚にあったクールな直線基調は捨てられたご様子。サイドのエグレは現行BMWのパクリととれなくもないし・・・ふうん、そうくるか、と(一部謎)。現行クーペのデザインはミュージアム級だと自負しているが(爆)、このモデルはどうかな?ちょいとコゾーはいってません(爆)?

クーペ、ロードスター、さらにシューティングブレイク、のラインで展開するのか>次期TT。このラインナップをとればシューティングブレイクを2+2として、クーペ、ロードスターは2シーターで割り切ることもできますもんね!・・・どうやっても使えないリアシートに文句いえるのも現行モデル限りか(爆死)・・・



レクサスGS430!

2005-10-11 19:20:20 | 
DSC0993話題のレクサス、しかも現状では最高価格モデルがうちの駐車場にやってきた!スゲー、これが話題の・・・というわけでさっそく拝み倒してその辺りを一回りさせていただいた(爆)レクサスだ、と呼んではみてもアリストから引き継いだ造形はそのまま。ま、あれはあれでジウジアーロ様に大枚はたいて描かせた名作デザイン、特にCピラーあたりの作りは絶品!あのエッセンスをさらに洗練させてご登場、というわけらしいんだが、なんだかめっきパーツがやたら多くてアメ車臭がプンプンしてくるぞ(爆)・・・んが、走り出してみれば4・3リットルの大トルクはすさまじい。国産車には珍しいくらいきれいな線形セッティングのスロットルでスムーズに加速、といいたいところながらどうやらアイドリングからものすごいトルクがドバドバ湧いてきている印象。アタマもっていかれるガックン発進は工場出荷アライメント(完全意味明瞭)に特有のものであるが、4・3の大トルクでこいつを繰り返すと結構キツい・・・エンジン音が聞こえたと思ったその瞬間にはなんとも心地よい加速Gが全身を支配する。そのまま踏んでいるとあっちゅうまに3ケタの油温に到達してしまうので困りまくりであった。ランフラット装備ながらそいつは言われるまでわからないくらいの路面外乱のいなし方。MBかとも思わせるフラットライドも素晴らしい。オーナ様はセルシオからの乗換えで、プライベートには500SLその他スポーツカーをころがすお方であるが、運転は楽しい、とおっしゃられた。

いまふうの高級電制スポーティ・セダン・・・けちのつけようなどまったくないよくできた工業製品。クルマは快適移動の道具である、レクサスGS430にそういわれているようで、なずくほかはありませんでした(爆)。
趣味の対象でないことはたしかなんですが、安全で快適にしかも高速で移動、そんな目的にはまったくかなった良い子ちゃん。2年9ヶ月(爆)で売り払う、そうなってもヘタに愛着なんてわいてないから買い換えもスムーズだ。
クルマはこれでよい、シゲキもあればスタイリッシュでもある。コストダウンありありのCやEを強いて買う理由なんかあんまり感じませんね。


スープカレーこんなんどうだす~?

2005-10-06 19:16:35 | 食・レシピ
DSC0991北海道が発信地とされるスープカレー、ブームまでいかないままそれなりに定着なのか、という印象であるが、ニッポンジンはカレー好き、スパイスの鮮度がウリのスープカレーもそれなりに受け容れられていくのだろう。さて、今夜はこぶだしに鶏がらをあわせて新鮮なスパイスをこれでもかとぶち込んだスープカレー。お得意のJAの売り場に午前中に出向いておいて新鮮な野菜を素揚げにしてごはんの上に飾ってみました。この時期の野菜はとにかく味が濃い。なんて5月くらいから吼えてる(爆)ような気がするが、ようは土のポテンシャル。大地のエキス満載といった風情のピーマン、なす、トマト・・・今が食べ時である。カレーソースで煮込んで、というのもよいが、たまには素揚げの美味しさも味わってみてわいかがでせう?



輸入車の愉しみ2005?

2005-10-05 19:44:09 | 
DSC0867「ガイシャ」というのはもはや死語だ、と思ったこと、ありませんか?いまやニッサンもトヨタもプジョーもポルシェもアウディもみんな同列。世間体どうの、といってガイシャに乗らない人々はクルマ関連ビジネス従事者のみといってよいくらい(爆)、ガイシャはニッポンジンに浸透したと見て差し支えないでしょう。現にみなさん輸入車も国産車もすべてブランドで呼ぶようになりました。

70~80年代に日本に上陸したヨーロッパ車はとにかく壊れまくりました。なぜか・・・地獄のような首都圏をはじめとする都市部の低速走行が想定の範囲を超えていたからです。主に熱からくるダメージがクルマをぼろぼろにしておりました。そのあたりの研究というか情報の蓄積が進んだ今、ドイツ車だけでなくあのイタリヤ車ですらエンコして大渋滞引き起こすというのは2000年以降リリースのクルマに関してはなくなりました。や、少なくなりました(爆)。ニッポン向けのヨーロッパ車ははっきりいって首都圏の道路事情にあった渋滞対応車です。パワー云々2の次。とにかく熱対策だけやっておけば、連中飛ばしたくたってそんな道ねえんだからよ、ってなもんです(爆)

ぢゃあ品質上がったのか、って?や、そこはそれクルマ屋さんだって商売でやってんです。耐久性やたらあがって買い換えサイクル伸びたんぢゃ商売上がったりですから、この壊れるサイクル、っつうのを巧妙に研究してあるサイクル超えたとたんにオーナ様がいやになるくらいに壊れるようにパーツの耐久性管理を行う・・・あるサイクル?・・・そうシャケンですぜ。3年、2年、2年・・・このサイクルでひたすら主要パーツをヤレさせて買い換えをその都度促す、さらに売れたモデルに関してはその都度アピールするような悶絶モデルをシャケンサイクルにあわせてやはりその都度リリースする。
ト○タあたりがずうっと続けてきたこのモデルライフというコンセプトをヨーロッパのメーカがようやく学習してリリースされてるのが昨今のヨーロッパのクルマの姿だと思います。モデルを「育てる」などというコンセプトはどうにも薄くて毎回モデルチェンジごとに旧型をこれでもかと陳腐化させる手法もやはりニッポンのメーカが作り出して世界に輸出したものでしょう・・・(続く・・・ごはん作らないと・・・爆)



地の骨

2005-10-03 10:19:35 | 本と雑誌
DSC0977読書の秋である。といっても私のはもっぱら読み物ばかりでとてもぢゃないが読書だなどとエバれたものではないので、あれなんだが(爆)。とそんな読書の秋だというのにまたしても図書館から返却の催促のはがきが届いてしまうまった(だめだめ)。ヤバ、これぢゃ常連さん、いや、常習犯である(完全意味明瞭)。幸いきょうは月曜日。図書館はお休みであるからこの隙にイッキにご返却である(爆)。都合3軒あわせて45冊にも登るのでタイヘンである(ばか)。

さて、ぎりぎりアウトで読み終えてないんだが(爆)、あいかわらずの清張センセの全集から今回は「地の骨」。はっきりいってものすごい傑作!タイトルが完全に意味不明なので手にとる人も少ないと見えて装丁はきれいなままなんだが、内容はものすごい。えげつなさこれまででトップランク。2流大学の教授たちの愛人がらみの揚げ足取りにはじまって、紛失した入試問題、定番の裏口入学、熱海のホテルビジネス、銀行の不正融資を絶妙にリンクした大作。読み応えありすぎ!の90点。映画化は残念ながらされていないようでフシギなんだが、2時間ドラマには80年代になっているようである。海外旅行のお供にどうぞの★★★★★!

さて、図書館いってまいりまつ(こそこそ)