嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

中古エドワードグリーンをかわいがる(爆)その2 デリケートクリーム

2007-09-14 08:53:14 | うんちく・小ネタ
00913_014さて、中古のエドワードグリーン・グレッシャム・ラスト888(ほれぼれ)をQBをつかって徹底的に洗いまくりますと「現実」が見えてきます(爆)。ぬらしたタオルを使うのですが、水分が怖いくらいに吸収されてゆき、あっというまにずぶぬれの一足となりますが、シューキーパーさえ入れてあれば心配には及びません。水をスポンジに吸わせるようなイメージでとにかくジャブジャブ洗います。使われている皮革の質は申し分なし。かつてないくらいのアタリだった、という確信をしたのはよいのですが、そこはさすがに中古(爆)。各部分にこすれや、あと肝心のトゥに刺し傷のような、なにか鋭いものが突き立ったような傷があります・・・んま、こんなのも中古靴としてはあたりまえともいえるのですが、こいつを目立たなくするためにはやはりマットな仕上げ、というわけにはいきませんて。当然ハイシャインと呼ばれる「ペカペカ仕上げ(一部意味明瞭)」を目指します。
ハイシャイン、となったときにはなんでもそうですが「土台作り」が肝要です。女性のお化粧でいうファンデーション、というやつっす(爆)。
徹底的に洗い上げてマットな表面となるまでに一晩乾燥させた状態が画像ですが、いよいよファンデーションとなるデリケートクリームを塗りこみます。まあ栄養クリームとでも考えればよいですが、荒れたお肌の表面を整えてワックスが乗りやすい状態を作り出すのがその効能です。ジョンロブのデリケートクリームを使うほかに今回はサフィールというフランスのブランドをつかって丁寧に擦り込みます。洗いこんだネルの布を使ってさするように(爆)仕上げてこれまた一晩放置・・・すると(以下痔号)



イタ車はこんなものですよ 日本海紀行その7 想定の範囲2(爆)

2007-09-14 08:30:10 | トクイチオートを考える
00913_007・・・インター出口でそれは起きました・・・(爆)この日の気温は32度を優に超えておりました。んが、湿度は意外に低く、秋の高気圧の張り出しでどちらかといえばサワヤカなお天気。だったのですが、インターを降りて、あと数キロで到着、となったときにエンジンがアイドリングしてくれません。信号でとまるとストン、と・・・うへえ、タマランチ会長、というわけでセルを回すのですが、このセルがまた頼りないときてる!期待値よりもずいぶんと低いボリュームでシルシルシルだなんて弱々しく回ったかと思うとブオ~ン、とかかりはするのですが、そのままアイドリングが続かない。明らかに燃料が正しく送られていない感じですよ、これわ(困)。沸いてる、というのともまた違う感じ、つまりはシャマルの想定の範囲「外」にこのときの状況があった、ということなのだと思われます。高速走行モードから低速モードへの切り替えがうまくいかない・・・ううむ、今日日のクルマにはありえない、この想定の範囲の狭さこそがシャマルの味なのでしょうか?
「マラソンを完走したときの気分だよ」と語るAさんの目がなぜかすわっているのでした(爆ののち完結)
シリーズはまだまだ続きます・・・画像はトクイチでふたたび調整にのぞむシャマル。ベルト1本張るのにも、ボルト一本のアクセスにも一筋縄では行かないこのクルマのストーリはまさにエンドレスのようで・・・



中古エドワードグリーンをかわいがる(爆)

2007-09-13 11:21:59 | ウォームビズってなんのこと(爆)?
00913ヤフーオークション・・・もうね、泣く子も黙るといってよいでしょう!ネットオークションとくれば例外なくまずはここ、となってますが、たまに、いや頻繁に犯罪の温床ともなる(爆)くらいに活発な取引の場所ですね。欲しいものがあったらとりあえず「ヤフオク」であたってみてから、というのも賢い消費となる場合も多いです。かくいう私もいりびたり(爆)。ついついアツくなって異様な高値で勝負~(爆)だなんてままあるわけで、まったく困ったものですが、シーズンオフのエアポケットのような品物を信じられない安値で、という醍醐味もまたあってやめられまへんわ(あほ)・・・

つい先日も晩夏だというのに冬物のジョドファーブーツ(日本名ジョッパー・ブーツ)、それもエドワードグリーンのグレッシャムが信じられない安値で並んでいたのを発見!程度にもよるのですが、質問の嵐を浴びせかけてだいたいの程度を類推した上で、それでもお安いので落札してしまいました(ばか)。中古の靴、それもブーツをオークションで、だなんて信じられなーい、キモーい(爆)となりそうですが、そこはそれ、徹底的に洗って(完全意味明瞭)、すっぴんの状態としたのが画像でございます。お得意のクイックブライト洗浄でほとんどマットな状態となってキズや色むらなんかも一目瞭然となるわけですが、程度はまあ事前の予想通り。お値段相応、といいたいところながら、そこはなんといっても泣く子も黙るエドワードグリーンのグレッシャム、それも888というモダーンな木型で作られた超レアもの(ふつうは606という不人気な型か82と呼ばれるラウンドトゥとなります)、さらに色むらを故意に作り出したアンティーク仕上げとなっていて、このままミガキをいれて出品したらほぼ定価でいけちゃうんでわないか(うそ)と、それくらいかわいがれる要素(爆)がたくさんある一足。というわけでシーズンに向けて(爆)ミガキにはいりますが、そのプロセスはシリーズでご紹介いたしますのでご期待くださいマセ!


トクイチオートを考える VWのつかいかた

2007-09-13 08:24:16 | オンロードでの出来事
00913_006ヂャーン!!御開帳!・・・うちのポロちゃんの昨日現在のマフラーエンドの状態っす!・・・え、なに、あんたティッシュで拭取ってるんだろう、って?・・・プッ(一部意味不明)。トクイチのメンテを受ける限りこれがあたりまえの状態ですね。でなければどこか他でなにか、ということになるでしょう。距離56000超。ここへきてちょいと距離の伸びが鈍っておりますが、なにこの夏の激務で距離のみ伸びなかったにすぎません。ほとんど1kにも満たない道のりを最低でも1日2回、多いときには5、6回もの出動を平気でこなしたうえでこの状態、というのははっきりいってホメてやりたい!40000k時点で施した「イオン化」の効果だと思うのですが、エンジン音、トルク、パワーすべてが上り調子で怖いくらいでございます。あまりにも調子がよいもので、うちのマダムなんかつい・・・(爆のち以下自粛)。

さて、愛車ジマン(爆)はさておいて、トクイチでものすごい個体にめぐり合いました!例によって新車整備のクルマはひきも切らず、ルノーのハイパワーバージョンやら島を渡ってきた(一部謎)現行ジェッタなどが格納されておりましたが、まあね、彼らはまだひよっこ。これから育ってゆく個体なわけです。
タノシミですが、語るべきスタイルはこれから、というわけっすね・・・

走行距離15マソに届こうかという2世代前のパサートワゴン。これがすごかった。足元見ればなんとP-ZEROのそれもロッソはいてますよ(驚愕)。こ、これって硬すぎぢゃ・・・と疑いの視線を送ったのですがこれがびっくりです。トクイチのクルマに共通する「いなし」はもちろんなのですが、オーナーの好みだというスポーツカーのような味付けがしっかりできている(まじ)!きびきび動かせるほかに旋回時の4輪のバランスが本当に素晴らしいぞ!きけば2・8の4MOTIONだというのですが、こんなにリニアな乗り味はちょいと珍しいくらい。なんだか10年来の友人のような(爆)、そんな運転のしやすさはマサーニお宝ですぜ。
さらにきけばオーナーはミッションの不具合から廃車を覚悟して、タイアがお亡くなりになるまでとりあえずころがしておくか、という個体で最後のお別れをするつもりだった。それがトクイチからの提案で蘇ることになった、というでわありませんか・・・ううむ、私にも覚えがあるぞ(爆)。みなさんもあるでしょ?長年使い込んでカワイイ、愛着もある、長く乗りたい、のに最後通牒がディーラーから突きつけられる・・・
ミッション、サスペンション、タイア、その他もろもろに手を入れて蘇った「ごく普通の」パサート・・・道具のつかい方、かわいがり方を改めて考えさせられた秋の午後であったことよのう(爆)。

さて、岐阜からの戻り道、オイル交換とリアブレーキのお手入れを済ませたポロちゃん。今回は省燃費タイプの燃料改質剤投入でさらーにご機嫌でございましたとさ(自慢モウド炸裂)。それにしても15マソkのパサートかぁ~、よいお手本を拝ませていただきました(しみじみ)。VWはこう使わなくちゃ(完全意味明瞭)!!
え、なにゴルフ5バリューローン?・・・ぷっ(一部謎)



イタ車はこんなものですよ 日本海紀行 その6 想定の範囲

2007-09-08 08:11:02 | オンロードでの出来事
00802_002上信越道を新潟県から長野県に向けて走ってくると、県境の手前に「ハイウェイオアシス新井」というのがあります。私は通りかかるたびにできるだけ寄るようにしているのですが、お目当ては「ミサ」の味噌ラーメンです。いつかお話いたしましたが新潟は米どころなわけで、朝、晩と米食なのは常識。ならばランチくらいは麺をいただきましょう、というので県内各所にご当地ラーメンが発達した、というのは定説となっておりますが、この道の駅にもざっと見渡しただけでも4店ほどのラーメン屋がひしめいており、まったくたまげます。
この上越エリアにあってはご当地ラーメンとなったときには「ミサ」が筆頭です。タマネギを一緒に煮込んである甘味たっぷりの味噌スープが絶品。ニンニクもほのかに効いていてタマランチ会長。並み盛りでも普通のオトナにはちょうどよい量なので、女性には半玉程度が適当か。間違っても大盛りは避けたほうがよろしいです、ハイ(爆)。
あ、シャマルのお話でした(汗)。今回も一息入れながらめちゃくちゃ暑い日なのにもかかわらず、ミサに寄って和んで参りましたんですが、全行程700k、それもシャマルで、となれば休憩は必須です。いうまでもなくこれでもかのシゲキに疲れてしまうからなのですが、ドライビングをどうとらえるかでこのクルマの評価は変わると思います。キレイにころがすのは難しい、征服するのには知恵と努力が要る、そのあたりに美点を見出せるドライバーにはまさにお宝となるでしょうが、そこそこのペースを維持しつつ、長距離を快適に、というグランツーリズムにはどうかと思わせてくれるデキだと思います。VWのゴルフが5世代目に突入してフツーの2Lエンジンのくせにその気になれば200度の巡航なんざあたりまえにこなしてしまう昨今、このシャマルにおける「努力パフォーマンス(ドライバーの努力の度合いに対してクルマがいかにパフォーマンスを発揮するかの度合い・・・新語・・・爆)」の低さは今日びありえな~い、といってしまうのは簡単ですが、クルマの評価軸はけしてひとつではありませんね。なんのために乗るのか、という議論になったときにこの「ドライバー限定」な一台は輝きます!「素晴らしいぞシャマル!ズズズ~(ラーメンをすする音)」とAさんとふたりで広いミサの店内で大騒ぎをして戻ってきたのですが、インター出口でそれは起きました・・・(爆)以下痔号・・・ってまだあるの?



ベルルッティ・バイヤーズガイド(爆)

2007-09-07 20:42:43 | コスメ・ファッション
00907いよいよ待ちに待った9月。ベルルッティのパティーヌがえを依頼してからほとんどひとつきも取りに行けないままだったのですがようやく引き取って参りますた>ベルルッティ。
ここへきてようやく私もベルルッティを冷静に観察できるようになった(遅)ので、ここはひとつベルルッティバイヤーズガイドとでも銘打って(爆)、知り得た範囲内で禁断のベルルーティを詳細に解説してみましょう(爆)。
一般的なラインナップはモデルごとに木型で区別されるわけですが、極端な足型の顧客に対してはスュル・ムジュール、すなわちオーダーメイド(和製英語)が推奨されてきます。んが、なかなか一般向けとはいい難いお値段と完成までの所要時間となります(完全意味明瞭)。もちろん最終的に行き着く地点はここでしょうが、そうなる前に歩けなくなりそうな・・・(爆)。そもそもはベルルッティも注文靴専門店だったわけで、これでは本末転倒もよいところなわけですが、現実を見据えなければ・・・(爆)。

それよりもイパーン的な足型に生んでくれた両親に感謝しつつ、ここではカタログに載せられているシリーズを詳細に観察してみます。ベルルッティにはいくつかの伝説とでも呼びたいような奇妙な逸話があるのですが、そのなかのひとつにアンディウォーホルとご当主オルガ・ベルルーティのものがあります。くわしくはオフィシャルHPでも読んでいただくとして、その逸話から生まれて定番化し、いまだに代表モデルだといわれるのがアンディと呼ばれるローファーです。じつはベルルーティはこのアンディともうひとつ、アレッサンドロと呼ばれるホールカットとヲタが呼ぶ一枚革のシンプルなヒモ付き靴の、たった2モデルのバリエーションを各木型ごとに微妙なシェイプの違いがでるのをウリにして展開しているにすぎません。そのほかには数えるほどしか靴のタイプはありませんし、あってもこの2モデルのような長命モデルとはならずに数年で消えていってしまうのではないでしょうか?とギモン形でお話しするのはじつはベルルッティからの矢継ぎ早のニューモデルリリースはじつはここ数年のことでいままでにない動きだからなのです。
LVMHのなかでも異色の存在ながらワールドワイドに展開することとなって慌てふためいている様子がニューモデルにはよく出ているな、と思うのは私だけでしょうか?
今年の前半にサンダルやバッグのリリースがあって、たまげましたが、なに、なものお店のインテリアにしかなってませんて(爆)。
というわけで長くなりました・・・続きは痔号にて



バーニーズNYにて

2007-09-07 07:31:08 | コスメ・ファッション
00906_006ユニクロがバーニーズ買収か、という話になったときには、まさか~、となりましたが(爆)、やはりコケたわけでむべなるかな。ただ、あの報道だけでも宣伝効果はすごかったでしょうね。今後も積極的に仕掛けてゆく、と柳井さんはおっしゃってますがどうなるんだろう?
さて、もう秋なわけですが、この春にこんな一足を買ってしまったのでご報告(爆)。クロケットジョーンズはいまや英国の靴の一大産地ノーザンプトン(North Hampton)のなかでも売り上げトップでわないか、というくらい日本価格5マソエン以上クラスにあってはポピュラーなブランドです。耐久性、スタイル、価格のバランスがベルルッティやジョンロブなどと比較すると段違いによい(完全意味明瞭)。ポールスミスをはじめ、さまざまなブランドとのコラボにも積極的で知名度うなぎのぼり!
そんなクロケットアンドジョーンズのバーニーズNY別注物のコンビフルブローグでございます。コンビとくればレザー部分は茶または黒、そこへ白のレザーでコンビとするわけですが、この一足はなんとコットンツイルが使われております。ちょうどチノパンみたいな風合いの防水コットンが貼られていてなんともオサレ!
それでいて内張りはフルレザーですから型崩れなどは一切しない仕組みとなっております。
おまけにクロケットとは思えないロングノーズのこのカタチによくみればつま先部分のシェイプが「チゼル」と呼ばれる鳥のくちばしに似せた形状となっていてヲタ度の高い一足。まさに夏向けか、と思える一足なのですが、この夏は忙しすぎて履くヒマがなかったぞ、おい(爆)。というわけでひさびさのエレガンス講座。こんなのをシルクのギャングスーツにあわせてバーニーズにでも赴きたいなりよ・・・(ちんどんや)



イタ車はこんなものですよ 夏休みスペシャル(もう終わったって)日本海紀行その5 

2007-09-02 08:01:13 | トクイチオートを考える
Dsc0824さて、今回の旅(なのか?)の目的はじつはエンジン調整(爆)。アイドリング時にハンチングを繰り返すV8を専用のテスターにかけて、というものです。ところがこいう場合のお約束で症状がでないぞ(爆)・・・ううむ、どうしよ~、と案ずる間もなく金沢に到着してしまいました。
コーンズ系のグランテスタ・・・訳すと「あたまでっかち(爆)」となるのですが、どんな意味なんだろう?
コーンズ、というかフェラーリ、マセのディーラーもアウディと同様世界的にCIがはかられているのだそうで、受付カウンターだなんて総本皮張りですぜ(驚愕)。フェラーリ→コーンズ→受付→エロカワイイおねいさん(爆)と、唯一今回の旅で期待していたわけですがミゴトに裏切られてメンズワールド一色でわないですか(涙)仕方がないので階上の中古車コーナに出向きますとランボのほかにFの355と550ともにMTが1000マソで売られていますよ。355は普通に距離はしってましたが、550のほうは1マソちょい。バーガンディのボディにホワイトのレザーインテリヤ、さらにバーガンディステッチが効かせてあったりしてもうタマランチ会長。同じ1000マソ払うなら550はずいぶんお買い得に感じましたが、「あま~い(スピードワゴン)!!」このレベルのクルマの維持費ときたらもうアータ・・・嗚呼、他人事でヨカターとなるわけですが、エンジン音くらいは聴いてみたかったなりよ・・・

さて、肝心のV8ですが、なんとインダクションパイプの留め具が緩んでエアを吸った挙句にアイドリング不調を引き起こしていた、とのこと・・・ううむ、あの振動ぢゃあなあ、と簡単に納得してしまうのはやはりシャマル毒というものなのでしょうか?結果、ビシイィーっと安定したアイドリングが戻ったのはめでたしめでたしなのですが・・・(まだあるのかと思わせつつ以下痔号)



イタ車はこんなものですよ 夏休み番外変 日本海気候その4 エンジンレイアウト

2007-09-01 09:33:25 | オンロードでの出来事
964speedster・・・うちの給湯用ボイラー(650リットルネポン製)の燃焼音がこれとそっくりなのでした(まじ)・・・恐るべしシャマル!まあ、たしかに同じ燃焼には違いないが・・・そんな給湯用ボイラーそっくりの音がするシャマルのエンジンなのですが、そんなジョーダンをいっていられるのは180(油温)度程度までのことです。200だ220だ、とそんな温度に達してしまいますと車室内を支配するのはまさに轟音といってよい「音圧を伴った」燃焼音でございます。加えて「不規則な振動」・・・インテリアのそこかしこからブルブルズリズリさまざまな音が聞こえてきて、豪華なインテリヤにはぜんぜんふさわしくないぞ!ううむ、なんてこったい、とオーナーは考えるかどうかは知りませんが、マセラーティ=貴族の持ち物となったときには「ハァ~?(まちゃまちゃ調)」となります。
ボイラー並みの音圧をバルクヘッドの向こうから2時間もたたきつけられて御覧なさい。ドライバー、助手席ともに脱水寸前(爆)。逃げるようにして休憩か、となるわけですがこんなときに思い出すのはポルシェ911の合理性です。ご存知RRレイアウトはトラクション、ひいてはブレーキング能力に効くのは言わずもがな。じつはほとんどの911はスポーツカーなどではなくGTの範疇に入るクルマですからこのRRレイアウトは室内の騒音レベルにも効くのです。加えてエンジンブロックの薄い空冷となったときにはリア以外には考えられないほどうるさいエンジンなわけですから必然だったのか、という想像も成り立つってもんです。
今にして思えばあの空冷フラット6の5000あたりからの唸りはたしかにうるさかったし、耳障りでもあったけれどリアだからガマンもできたし、回そう、って気にもなったんだよなあ、となつかしく思い出す昨今。
997となってだいぶ肥大した現行モデルですがスピードスターでも出してもらえればローンでも組むか、と(うそ)。懐古モードのまま以下痔号・・・