立科町五輪久保・・・この名前を聞いてピーンとくる方はかなりのリンゴマニヤさまですね・・・
こちら信州でも売り場にははやばやとリンゴが並び始めていますが、やはり贈答用の本命は高級品種の「ふじ」でしょう。高価なものはケース(20ヶ入り)あたり7000~10000円だ、などというものも珍しくはありませんが、ふじの出荷は年末のお歳暮に焦点が合わされています。したがって11月の後半に行くほど手をかけた粒よりが出揃う、ということになります。
買出しにはこの季節を狙うと大玉の良品にめぐり合える可能性が高いわけですが、ふじばかりがリンゴではありません。酸味がしっかり効いて、リンゴの味がしっかりある「紅玉」ですとか、ゴールデンデリシャス(すごいネーミングです)、毎年出回る新品種などをつまんで買ってみるのもまた楽しい。
さて、冒頭ご紹介した五輪久保は当ホテルより30分強でございます。こちらのエリアにあるJAの選果場へと出向きますと選果の過程ではねられたリンゴが安価で売られています。贈答用にはどうか、という基準で選別されてしまうようでまったくもったいないことですが、ねらい目はこちらでしょう。7000円/ケースで売られてゆくようなのがダンボール一杯1000円で売られていることもしばしば。形がいびつだったりするのも規格外となってしまうようで味のほうは申し分無しです。
リンゴの買出しツアーがてら信州への旅、だなんて季節感一杯でございますね。ご予約はおいまつえん、0267-62-0251 までどうぞ。