黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

草津駅前のドラマ「赤い幸運」シリーズ。

2012-02-05 09:11:05 | Weblog
まず冬の読書感想文から。朴美景著、蓮池薫訳「走れ、ヒョンジン!」を読了。2回目でしたが、やっぱり名作。前回は「北朝鮮から帰ってきた蓮池さんが翻訳した韓国の本」という読み方で、今回は「発達障害の子を育てる母と家族」という読み方。同じ本でも違う印象でした。
韓国の映画やドラマでは、障害者や病気、ケガを随分乱暴に登場させることがありまして、これは気になる。ずっと奥深くには愛情や思いやりがあるとしても、扱い方が乱暴ではなかろうかと。「まだまだ韓国社会は弱者には残酷で厳しい状況」という指摘も。まあ日本だって「社会的弱者に優しい社会」になってきたのは最近のことで、それでも不十分だと思いますけど。この本で、ずいぶん安心。そして、期待。これが欧米の本だと、背景にある社会や文化が異なるから読み取りにくい。その点、韓国の本は読みやすい。蓮池さんの翻訳も素晴らしい。文の中から温かさが滲み出てきます。
さておうみ進学プラザの実況中継へ。土曜日は漢字検定。守山教室では村上先生が試験監督で、生徒たちが静かなファイト。この試験は、異なる学年が同じテストに挑むところが面白い。でも、上級生にはプレッシャーがありますよね。
次に草津駅前教室へ。中3の生徒たちが、入試問題5科目にチャレンジしていました。「疲れたー。あと何科目?えーっ!」などと言いつつ頑張る。
そして野洲教室へ。竹中先生とのコンビの中3理科&社会で、この日は竹中先生が先発で理科。東山高校の問題で、これは手強い。私は、気になっていたテキストの最後の方を教えてから時事問題のプリントへ。時間内にカチッとおさめるプランだったのに、テキストに時間を取られて、後半ややスピードアップ。春へ駆け足♪
写真は草津駅前教室です。幸福を呼ぶ赤い物シリーズで、寺嶌先生は大きなダルマと小さなダルマ、岡崎先生は鉛筆削り、田家先生は赤ペン。生徒みんなに幸運を♪

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