黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

必勝達磨さん、よろしく頼むぞ!

2016-01-06 16:09:31 | Weblog

日本と韓国の間でトゲのように痛んでいた「いわゆる従軍慰安婦問題」について交渉が妥結してかなり経ちますが、韓国の国内では「日本に大幅に譲歩したのはけしからぬことである。もっと強硬に押すべきだった」という意見が続出。「売国奴」というレトロな単語も飛び交う。うむ。外交というのは「双方が不満なのが一番良い」といわれますが。
その一方では冷静な分析も。大手の新聞・朝鮮日報から引用。
『私たちはこれまで、あまりにも多くの憎悪を募らせてきた。相手を理解しようとせず、日本の政治家の一言や、三流メディアの記事の一言に「あら」を探し、怒り、興奮した。怒りを支えに25年間を過ごした今、周囲を見回してみると、韓国のことを理解してくれていた応援団たちは離れていき、内輪もめしている韓国人だけが残っていた。励ましといたわりは消え、怒りだけが逆流している。』
これは鮮于鉦(ソンウ・ジョン)論説委員のコラムです。
そもそも問題自体、韓国のマスコミが「日本タタキの口実が見つかったぞ。それ行け、やれ行け。日本をやっつけろ!」と煽り立てて、やがて両国ともに難儀する大きなトゲになってしまった。韓国のマスコミはスポーツ新聞タイプで威勢がいいから、後には引けない。行き止まりのコーナーに突入してしまった猪のようになって、本当のところは困り始めていましたね。ここで冷静になって、という論調が登場し始めていることに注目。
ちょっと心配なのは、このコラムを書いた名ジャーナリストの鮮于鉦(ソンウ・ジョン)論説委員のこと。韓国で激しいつるし上げにあわぬかと。
予言。この人、将来の駐日大使です。日本をよく知っていて、決して甘くはないけれども、シャープに切り込みます。大声ヤジ団とはまったく違う。日本側で対抗できる知識人は、神戸大学の木村幹教授ぐらいしかいないのじゃないか。
さて、春から授業を積み重ねてきた「県中エクスプレス」の最終回。今日は本来の予定に「入試が近いので増発授業」でした。みんなよく出席してくれて、最終回ともなると名残惜しいけれども、入試のことを考えると感慨にひたっている場合じゃない。
文系を筈井先生して、理系には真壁先生が登場す。私はメモ風の短い作文を7つ書いてもらいました。そしてカレンダーを使って…難問だけど…正解者多数でした。
写真は守山教室の村上先生。おうみ進学プラザのお馴染みの必勝達磨よ、いよいよ君の出番です。
後段は休憩時間の黒板。難しいことを勉強していても、やっぱり小学生ですね。
ややっ。私の似顔絵もあるのか。「もっと男前に描きなさい!」

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