黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

びっくり雪。そして、生徒のお父様が、これがまたビックリの再会でした。

2023-02-26 13:01:50 | Weblog



びっくりの雪。
あれっ?チラチラと舞い散るのは雪でしょうか。などと思っていたら、シャラシャラと降って、あたり一面が白くなりました。なんとまあ。
駆け足で進んでくる春に、ナニクソッと踏ん張る冬。

中3、レギュラーで担当してきたクラスの最終コマでした。
滋賀県の数年前の入試問題に取り組む。
この「ユルユルのような、ちょっと斜めから見たような」という感じが、いかにも滋賀県です。
「それが正解ならば、もっと別の聞き方があるだろう!」
「この設定で、こんな資料や図を見せておいて、そこで質問はコレですか?」
「それを正解にするのなら、問題文そのものが変ですよ。別の聞き方をしないと生徒たちは勘違いするじゃないか!」
などと内心でブツクサ、ブツクサ。
しかし、滋賀県は昔からずうーっとこの調子ですから、そこはあきらめて、まあクセ球に慣れておくしかない。
そういう姿勢で、授業では色々なアドバイスをしました。
まず第一に…そこは書きませんけど。教室で…。
ボンヤリした球、鋭くもないが奇妙なコースで来る変化球。
カッキーンと気持ちよく打ち返せるか。
そこがなかなか難しい球です、滋賀年の入試は。
生徒たちよ、頑張れ。
よく読んで、さらに読んで、そしてまた読んで。
そして、とにかくていねいに、さらにていねいに、詳しく、さらに詳しく書きなさい

授業の後で、生徒が「父が話を」と。
最終回だからお父様からご挨拶かと。
ご挨拶でしたが、昔担当した元・生徒でした。もう立派な大人の紳士です。
そうだったのか。知りませんでした。
塾の玄関で昔話など。
「担当は藤野先生と福井先生でしたよ」
とのことで、なんとまあ、娘さんも完全に同じ担当者です。
ものすごくよく授業を聞いてくれる生徒で、よく頑張ってくれました。ぐんぐん伸びてきた。

伝統、クラシック!
御家族の郷里が岡山県で、私の近所。ものすごい近所でした。そうだったのか。
など、楽しい&懐かしい話が続きました。
春、ちゃんと来ますよ。

塾の卒業生(卒塾生?)に会った時に意識するのは
「昔は良かったですね」
という話で、これがプレッシャーです。大きなプレッシャー。
仕事をしているエリアが変わってきたし、指導のスタイルも移り変わってきた。
まったく新しい学習プログラムや教材、機材が登場しています。
が、「この塾は、昔の方が良かったのじゃないか」
と言われたり、思われたり、感じられたりせぬか。そこは私、ものすごく気になります。
伝統を背に、全力で。
そして、伝統に甘えず、古臭くならぬようにどんどんチャレンジして頑張らねばなりません。
春へ、エンジン全開のフルパワーで!
おうみ進学プラザは、県立高校の入試に向かって、先生たちが猛然と春を呼ぶ授業。
オリジナル版のテキスト「特別編集版・はるはる」で、仕上げていきますよ。
写真は、卒業生が「お会いしたかったです」と言っていた藤野先生の授業風景。
写真から藤野節が朗々と響きます。
春を呼ぶ声。

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