黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

世界はバラバラである。いつか一つになるのかなぁ。

2007-04-21 14:27:51 | Weblog
久々に守山教室へ。私、守山市民ですけど、意外に守山教室へは行きません。地元は照れます。駅から教室まで歩いていく途中で、名物のタコ焼きを買った。差し入れ用。自動車で開店しているタコ焼き屋さんで、こだわりの味。田家先生の大好物です。このタコ焼きは美味しいことで本当に大評判だけど、なかなか買えません。6個入りで1パック350円ナリ。「3つ下さーい」で、「悪いねぇ。予約が一杯で、2つだけなら」と。いつもなかなか買えないのです。で、2つ。
店主の青年の弁では「大きな機械に変えたら大量に焼けるけど、味が落ちる」とか。タコ焼きも奥が深いのだなぁ。塾も頑張っていかないと。
教室について「タコ焼きですよー」と言っても、生徒がいるときは食べられない。せっかくのアツアツが冷えてしまいますが、仕方ない。
さて、守山教室では「立体ジグソーパズル」の地球儀を組み立て中。古久保先生が発見して購入しました。先生たちはもちろん、低学年の生徒たちも勇んで挑戦しているようです。あちこちに参考書として地図帳が置いてありました。なかでも古い1冊は、講師のI先生が膳所高生のころに使っていたという名品。これが本当に詳しい地図で、カポベルデ(ベルデ岬諸島)が拡大版で詳しく載っていたからびっくり。
ヨーロッパとかアジアの簡単なところは既にできあがっていて、残るはアフリカ西部と太平洋と大西洋の大海原。これがどこまでもひたすら青い。あちこっちと動かしていると、完成していたスカンジナビア半島がパラリーンと落ちてしまう。今のところ世界はバラバラです。
そういえば「冬のソナタ」でもイ・ミニョンさんが趣味でジグソーパズルをやっていた。落ちていた1片をユジンさんが拾うのでした。ラストのシーンにもありましたね。印象的でした。でも、あの時点ではチュンサンは盲目だったはずですが…そういう細かいことは気にしなくていいのです。大きなロマンスの世界ですから。
「ベルデは、アフリカ西岸の沖にあるカポベルデじゃないか」と少し頑張ってみましたが、つながらなかった。世界を一つにまとめるのは非常に難しいことなのです。夏までに完成するかどうか。古久保先生によれば「小学生が意外に上手である」とか。同じセットは野洲教室にもあるけれども、あちらの世界はバラバラどころか木っ端みじんの粉々状態なんじゃなかろうか。
今日の写真は、世界を一つに統合しようとして努力を重ねる古久保先生。「世界よ。一つにまとまりなさい」と念じつつ取り組んでおられます。彼女の苦労が実る日は来るのでしょうか。机の上に残っている海また海のかけらを見ていると、前途多難です。

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ちょっと見ないうちに、大きくなりましたね。

2007-04-20 15:14:58 | Weblog
Y先生が欠勤。デートですね、きっと。また報告してください。
で、ピンチヒッターで石山教室の理科を担当。小5、小6、中1、中2の4連発。テキストは2冊+おうみ塾オリジナルの「エブリディ・レッスン」で1クラス3冊。4クラスで3×4=12冊。こりゃあ大変だ。
3月まで担当していた生徒たちが大きくなっていました。ちょっとの間に成長するものです。懐かしい。で、新しい生徒も混じっていて、緊張もしました。
前半の小学生2コマは野田先生との体育系セット。後半の中学生2コマは、相棒の社会科が藤野先生の担当。福井&藤野の昭和レトロ組でした。藤野先生のパワーはすごいですよ。年齢の影響を感じさせない。
技術はモチロン、気合いでも若い諸君には絶対に負けていない。見習わねばなりませんが、理科はクールに教えないといけませんし、さて。
今日の写真は、その熱血万年青年の藤野先生。歴史を語っておられました。生徒たちはワクワク。歩く「その時歴史が動いた」です。

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新品の白衣をもらいました。がんばるぞー!

2007-04-19 15:42:13 | Weblog
膳所教室で授業。その前に宮本先生から「白衣、汚れていますね。洗濯してください」と注意されました。「でも、もう洗ったぐらいではきれいにならないんです」と言い訳を。私の白衣は1着目で、ずーっと使っている。赤ペンのインクや印刷機のインクがついて、洗ってもきれいになりません。チョークの色も染みこんでいる。「新しい白衣を支給しましょうか」「はいーっ」と。新品がもらえました。
バリバリ、ゴワゴワしていて、実に気持ちがよい。張り切って授業をしました。
おうみ塾は白衣着用。集団学習は水色で、個別指導は薄い緑色。
「なぜ文系の科目も白衣ですか」「ちょっと違和感がありますね」とも。
でも、便利ですよ。まず清潔。次に、けじめと気合い。スーツにチョークが付くのを心配しなくてもいい。
最近は高校生も増えて、それが私服で来ると教員と見分けが付かない。小学生が高校生女子に「先生、あのー」と話かけることは本当にあるのです。
それと、現実には女性スタッフの服装基準を決めて管理するのはものすごく難しい。男性は「スーツ、ワイシャツにネクタイ着用」で簡単ですけどね。
女性の先生については「いくら何でも、それはちょっと…なぁ」と思っても、じゃあどうすりゃいいのか。その点で白衣は単純明快です。
15年ぐらい前によその塾を見学して、早速採り入れました。最初は「着るものまで決められるのか」やら「文系の科目で白衣は変じゃないか」とか色々と議論しましたけど、今では定着しています。
授業の前に白衣に着替えると「さぁ、授業だ!」と気持ちを切り替えられますよ。
ちなみに、公式行事用の制服は別にあって、紺のブレザーに男性は赤系のネクタイ、女性は同色のリボン。でも、リボンは自然消滅しました。持っているヒト、いるのかな?可愛かったけど、しかし、女性の服装の話は危険なので止めます。
今日は石山教室でピンチヒッターの理科を4コマ。ペアの社会科は野田先生と藤野先生。相手は2人です。気合いと体力。新しい白衣で頑張ります。
今日の写真は、栗東教室。真野教室の川合先生からすすめられた紙製の骨格標本をバックに。これって、不気味かも。「川合先生ー。小幡先生が夜中に見たら泣きますよー。取り外してもいいでしょうか」と。暗いところで見たら私もこわいです。



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アメリカの大学、こわいなぁ。

2007-04-18 12:37:34 | Weblog
アメリカの大学構内で32人射殺というすさまじい事件。「日本も治安が悪くなった」「日本の学校でも暴力事件が起こっている」とはいうものの、犯罪のスケールが違う。こわいこわい。新聞には「中学校で男子トイレの窓ガラス割られる」という記事が載っていました。日本は平和ですね。このまま平穏な社会が続きますように。
アメリカの事件の犯人は韓国人学生と報じられていますが、こういう突発的な犯罪は人種や国籍とは関係ない。そのあたりは合理主義者のアメリカ人は理解するだろうと思います。私自身の姪がアメリカで大学生。事件のあった大学を受験して、合格した後で、別の第一志望校へ合格したので、ニューヨークへ。危ないところでした。友人がたくさん進学したので心配だと。
長崎市では市長が銃撃された。これまたひどい事件です。
そもそも拳銃というものが非常に危険である。「銃を持つ自由」なんてものはろくなものじゃない。アメリカで買い物に行ったら、スーパーマーケットの特売ワゴンにサンダルのように拳銃が積み上げられていた。ぞっとしました。仮に日本人が腰に刀をさしていたら、アメリカ人はどう思うのだろう。
今日は午後から出版社の偉い人に会って、それから膳所教室で授業。「天気の変化」シリーズの最終回…の予定。脱線しないで、しっかりと進めよう。そうでなくても塾の規定進度から遅れてしまっております。後輩には「ゆっくり教えるのとていねいに教えるのは別の話です」などと偉そうなことを言っておりますから。
今日の写真は唐崎教室の前川先生。教育セミナーで入試と勉強について説明しています。「おうみ塾のイチロー」と呼ばれています…か。アゴのあたりが似ていると思うのは私だけでしょうか。


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また週刊誌で有名塾の不祥事が。ふー、やれやれ。

2007-04-17 15:43:59 | Weblog
新聞を読んでいたら、下段の週刊誌広告がグサッと目に入った。見出しは「異様な性思想 有名学習塾の正体」と。何じゃ何じゃ。こういう場合、週刊誌を買って「あっ。買って損した。やられた。」というケースが多い。
「巨大地震が東京を襲い、富士山が大噴火!」と書いてあって、詳しく読むと「そういう可能性も無いわけじゃないでしょうね。心配ですね」とか。
あるいは「チェ・ジウ 熱愛」とか書いてあって、それは一大事と中を読んでみると、チェ・ジウさんがインタビューで「熱愛ですか。そんな素敵なヒトと巡り会いたいですね」と返事をしているだけだったりします。駅の売店で買って、降りる駅までにはガッカリしているから、もう一度売店に返したい。
でも、今回は天下の「週刊朝日」ですから。買いました。で、読みました。
何ともショッキングなことで、というか異様なことです。
学習塾には役所の許認可が無い。誰でもいつでもポコンと塾を設立できます。提供している商品には形が無い。「言ったもの勝ちの言いたい放題」という面があります。「基礎力を強固に固めつつ、同時に応用力を飛躍的に伸ばします」と広告しても、それが実現できているかどうかは検証不可能。うちは地味に地道にやっておりますが、そういう面ではいつも自戒&注意しておかねばなりません。
週刊誌に載っていた塾は、本当に関西のブランド塾でした。生徒数12000人。進学実績も「公立トップ校への合格者数で連続第一位」というから、これはすごい。誰も知らないような塾の、ちょっと変なオジサン先生というわけじゃない。堂々たる名門塾の出来事でした。読んでびっくりしたり、呆れたり、がっかりしたり。
個人的なスキャンダルだけではなくて、そういう考え方を子どもたちにも教え込もうとしたと書いてあるから、これはゆゆしき問題で、本当だとすればけしからぬこと。一流紙の週刊朝日だから、根も葉もないデタラメな記事ではなかろう。
殺人事件、傷害事件、生徒に勧誘営業マンの訓練をしたり、誇大広告の摘発…塾が新聞や週刊誌の見出しにドーンと出ることが増えた。悪い話ばっかり。
生徒たちに向かって地道に着実に仕事をしてれば、こんなに事件や問題は起こらないのに。それと、経営者がワンマンでは、ろくなことにならない。おうみ塾の場合、ま、もう少し、少しでいいですから、いわゆる社長の権威というものを認めていただきたいという願いがありますが。
今週末から若手教員の合宿研修。課題図書の岩波新書「教育力」、まだ読み切っていません。急がないと。これを読んで「社長は、さすがですね」という深く&鋭い感想を述べないと、社長の権威を確立できないじゃないか。頑張ろう。
今日の写真は、大津市本丸町のおうみ塾本社。青色は琵琶湖をイメージしたものなんですよ。でも、今では手狭で、社長室どころか応接室も無い。4階建てなので、膳所教室に配属された先生は足腰が鍛えられます。塾の仕事は、まず体力!

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