黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

やればできるじゃないか。47都道府県の完全暗記。

2007-04-16 15:38:01 | Weblog
土曜日に瀬田教室で授業。中3社会は今週から公民分野に入りました。高度経済成長について、私の「昔むかしの田舎の青春」を一席。ま、現代の中学生とは違いますね。清く、貧しく、美しく、元気一杯の青春。「バッテリー」や「瀬戸内少年野球団」の世界です。野球部では毎日とにかく殴られていたなぁ。先輩に殴られ、先生にも殴られ。
さて授業の後。生徒5名が「今日こそは!」と都道府県のテストに挑戦。2名が見事に合格。テキストの表紙にオリジナル「合格証」を貼り付けました。1名は「岐阜県」の漢字でアウト。惜しかった。本当に惜しかった。これでもアウトはアウト。次回こそ合格してくれそう。こんなものがそのまま入試に出るわけじゃない。でも、これからの勉強には絶対に必要です。何よりも「頑張って突破したぞ」という手応え、足跡。これが大切です。合格した諸君、よくやった。
まだの人、頑張ってくださいよ。さて次は世界の国名テスト。国の数は200もある!冗談です。主要な国だけでいいです。「小さくて地味な国は無視してもいいのか!」と。いいのです。まず基礎基本を頭に入れる。
今日の写真は、おうみ塾の本社がある膳所本丸町の町並み。正面が膳所神社で、向こうの方が京阪電車の膳所本町駅。すぐ手前を右手に入ったところが膳所高校です。落ち着いた古い町並みに青春が輝く。

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うまいものだなぁ。生徒の作文。

2007-04-14 16:48:45 | Weblog
今日は石山教室と膳所教室で「春の教育セミナー」を開催。セミナー・シリーズの最終回です。午前中の石山教室は、藤野先生が担当。参加者が予想以上だったとのこと。きっと藤野節がさえ渡ったことだろう。あの先生は燃えるから。
午後の膳所教室は私が担当。いつもと同じ内容だけど、膳所バージョンで。同じ滋賀県でも、近江八幡と瀬田と膳所とでは教育事情が微妙に異なります。膳所教室には滋賀大学附属の生徒が多くて、受験のようすについて随分詳しい方もおられます。ピーンと張りつめた雰囲気になって、話しにくかったという経験もあります。が、今日はリラックスして話せました。笑ってもらえばいいという会ではないですけど、笑顔のお母様も。
私の次に、高木先生が最近の大学入試の情況を説明。改めて「大学入試は複雑かつ多様になっているのだなぁ」と。もう、わけのわからん入試もあるのだなぁ。でも、栄冠は努力の道の向こうに輝いているのです。受験は「抜け道さがしゴッコ」ではありませぬぞ。
ずーっと前に塾で担当したS君が「出張で京都へ来たから、そのついでにn」と立ち寄ってくれました。東京でウエブ・デザイナーという仕事をしているそうです。何かな?「仕事はとても面白いです」と言ってました。良かった。非常に良かった。
今、膳所の本社から石山教室へ来たところ。野田先生が新人の講師にあれやこれやとレクチャーをしていた。美女を相手に、ちょっと鼻の下を伸ばして…なんてことはありませんで、厳格に指導していました。これから瀬田教室へ移動して授業。ガンバルゾー!
今日の写真は、教育セミナーで語る高木先生。この後で宮本先生が塾の授業について説明を。国語の作文指導の例として生徒の作文を紹介していたけど、これが上手い。とても上手いから「もしかしてあの作文はセミナー用に大人が書いたのじゃないか」と聞いたら、正真正銘、生徒の作文でした。びっくり。上手いなぁ。大したものだ。

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この桜吹雪が目に入らねぇか。入りそうです。

2007-04-13 14:37:50 | Weblog
朝から膳所の本社に出勤。膳所神社の桜が満開120%で、風が吹くと花びらが舞い散ります。これはこれで豪勢な景色です。弁当とビールを持って、ゆっったりとお花見に行きたいけど。
本社では「あっ。テストの採点が残ってますよ」と暖かいお言葉をかけられました。で、採点から。
福冨氏が明日の「教育セミナー」の資料の改訂版を作ってくれた。セミナーに備えて目を通して「ふむふむ。なるほどナルホド」と。
夏期講習会の準備チームがミーティングをしていました。指揮官は小野先生(甲西教室)。今年はテキストの大幅なモデルチェンジをしたいのだそうです。その意気込みや良し。が、作業は大変だなぁ。頑張ろう。
斉藤孝著「教育力」によれば、まず先生の方が勢いをつけて授業に取り組まないと、生徒たちはついて来ない。頑張りますとも。
「教師は緊張感があるから歳を取らない」とも書いてあった。私がいつまでも若々しい理由はコレだったのですね。深~ァく納得しました。ピンチヒッターで慣れないクラス、慣れないテキストで授業をする。緊張感どころじゃない。おうみ塾の社員のみなさーん、ピンチヒッター要員を募集しています。健康のために是非応募してください。待っております。
昨日は膳所教室でピンチヒッター。「この子は女子に見えるが、座席表では男子と表示されている。はてさて…」と悩んでおりました。指名するときの呼びかけ方に困る。「○○君」なのか「□□さん」なのか。運動部型の呼び捨ての先生もいますが、私、必ず「君、さん」で呼ぶから。授業中に性別を間違えたら生徒はショックかもしれない。で、念のため教室長の宮本先生にたずねたら「あっ。座席、変えてます」と。ホッ。
授業の後で、生徒が黒板に私の似顔絵を描いていた。これがどうみても間の抜けたオッサンで、ちっともハンサムじゃない。漫画的な顔だ。「ありゃあ何だ?」「社長ですね。うまいもんだなぁ。そっくりです」と。えっ?
今日の写真は野田先生。石山教室でビンゴゲームをしています。小さな道具だ。壊さないでね。見守っているのは小幡先生。「野田先生、数字が読めないのかしら」と呆れている…のじゃないか。

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今年のテキストは、斉藤孝著「教育力」なり。

2007-04-11 16:47:56 | Weblog
4月下旬に、おうみ塾の若手教員の合宿研修があります。先輩の体験談やら、まぁ苦労話、模擬授業のようなものなどなど。テキストを決めて、意見発表や討論会もします。前回は話題の本「希望格差社会」で、分厚くてハードでした。内容も重かった。名著でしたよ。今年度のテキストは斉藤孝著「教育力」です。岩波新書だから、軽く読めるはず…でしたが、なかなか充実した本で、まだ読み切っていません。社長としては、何か気の利いた偉ッそうなコメントを発することが必要で、それが「真っ向、正統派」の真面目な本なので、なかなか進みません。
斉藤さんは、「ゆとり教育問題」の荒波の中で稼ぎまくってますよ。「日本語で遊ぼう」もヒットしているし。斉藤時代ですね。あと藤原正彦。「脱・ゆとり教育」の追い風を受けていますよね。私も「脱・ゆとり派」なんだけど、何もトクしてないぞ。ま、私の場合には「言うよりも、教室で実行」ですけどね。
おうみ塾ではオリジナル教材が多い。で、その「内容の充実。標準化」と、その反対の「特殊化。個性化」の谷間で悩んでおります。教材の完成度が高くなっても、ありきたりの平凡なものになってはいけませんから、そこが難しい。
各教科の先生たちに頑張ってもらいたいところです。偶々膳所の本社にいた理科の教科主任=前川先生と「理科の教材も、もっと工夫しよう」と話したことです。
おうみ塾の理科の教材やカリキュラムはユニークで、力点がはっきりしていると思うのですけれども、それでもまだまだ工夫できるところは残っているはず。
さて今日の授業は中3理科で「天気の変化」。ハイレベルな「フェーン現象」まで突き進むつこりですが、さて行けるかな。
写真は福井駅近くの像で、戦国武将・柴田勝家。鬼柴田と呼ばれたのだとか。おおこわ。


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満開の桜の下で「よろしく!」と。

2007-04-10 18:47:39 | Weblog
今日は久々の会議。全社員が膳所の本社に集合しました。春期講習会で真野、堅田から水口城南、八幡桜ノ宮まで広い範囲でちりぢりバラバラになって授業をしていましたから。「お久しぶり。講習会ご苦労様でしたー」と集まりました。
午前中の役員会、運営会議までは膳所の本社で。入試式と、午後からの全社員の会議は「せっかくの桜だから」と、近くの膳所公園で「青空&桜の会議」にしました。新入社員2名は本日から正式に。二人とも大学院修了なので、そこそこに落ち着いていますが、それでも初々しくてフレッシュ。これはうらやましい。
先輩たちについて、そして遠慮無く押しのけて仕事をしてほしいと思っています。
自己紹介をしてもらってから、桜の下で名刺を渡しました。ジュースで乾杯を。残念ながらジュースです。ビールだったらいいのにな。「新入社員の皆様、しょろしく。頑張ってくださいよ!」苦労も多いけど、やり甲斐のある仕事ですから。
お花見兼用の会議の後は、昼食会。但し、これは新入社員と入社年次の若い社員、研修リーダーの山本先生と、それから私だけ。おっさんが一人だけ紛れ込んでいるというのが正直な印象でしたね。膳所公園の前の生涯学習センター1階にあるレストランは美味しくて、そして意外に安い。「膳所高の近所の美富士食堂にしようか?」という勇敢な提案もありましたが、授業を控えているので胃袋の安全も考えて。満腹で授業というのも…。
色々と話ながらランチをいただきました。先輩方はゆっくりと桜を眺めるヒマもなく仕事へ。ご苦労様でーす。
今日の写真は、可憐なオオイヌノフグリの花。青い小さな花が春を歌っています。私が一番好きな花ですが、花屋さんにはありません。雑草ですから。




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