文化逍遥。

良質な文化の紹介。

千葉パルコ、来月閉店

2016年10月08日 | 日記・エッセイ・コラム
 6日(木)は、さらに気温が上がり千葉市で32度を少し超えた。同じ千葉県内の茂原市では34度。あっさり記録を塗り替えてしまった。が、昨日7日(金)は、空気が入れ替わり秋晴れとなった。やれやれ、と一息ついたところだ。歩くのにもちょうど良い気候だったので、久々に千葉パルコに行ってきた。タワーレコードや改造社書店、島村楽器などが入っていて、けっこう使ったものだったが、インターネット通販が充実してきて、時代の変化にはあがない切れなかったようで来月いっぱいで閉店するという。ちなみに、タワーレコードは市内の別の所にすでに店舗があり、島村楽器は千葉駅の近くのビル内、以前山野楽器があった場所に移転して営業を続けるそうだ。改造社書店は、残念ながらこのまま閉店するという。

 やっぱ書店だよなあ、問題は。安くない本なのだから、実際に手に取り、中を見てから買い求めたい。たとえば「文庫本」とひと口に言っても、本の大きさは微妙に異なるし、字の大きさ(ポイント)はかなり違う。本は、電子書籍リーダーとは違う、それだけでひとつの文化なのだ。以前から指摘されている流通過程の無駄を省き、読書人が安心して読みたい本を求められるよう業界各位はさらに努めてもらいたい。

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