自分の所蔵CDの中から、最近聞きなおしている一枚。ケンタッキー・カーネルズ。
1964年、ニューポート・フォークフェスティバルでのライブ録音。アメリカでは公民権運動の盛んな頃、一方、東京ではオリンピックがあった年になる。基本的にはブルーグラス・ミュージックということになるだろうが、ギターのクラレンス・ホワイト(1944-1973)とドグ・ワトソン(1923-2012)のデュオが6曲入っていて、それが実に良い。ライブ演奏なので、ミスタッチもあるが、ライブゆえの緊迫感と高揚感が伝わってくる良い録音となっている。さらに、バンジョーの名手ビル・キース(1939-2015)とカーネルズの共演も4曲入っていてブルーグラスバンジョーの豊かさを聞かせてくれる。
クラレンス・ホワイトは、マーチンにその名を冠するラージホールのギターモデルがあり、ザ・バーズのギターリストとしてロック・ミュージックの歴史にもその名を残しているが、29歳の若さで交通事故により亡くなっている。惜しいことだ。
1964年、ニューポート・フォークフェスティバルでのライブ録音。アメリカでは公民権運動の盛んな頃、一方、東京ではオリンピックがあった年になる。基本的にはブルーグラス・ミュージックということになるだろうが、ギターのクラレンス・ホワイト(1944-1973)とドグ・ワトソン(1923-2012)のデュオが6曲入っていて、それが実に良い。ライブ演奏なので、ミスタッチもあるが、ライブゆえの緊迫感と高揚感が伝わってくる良い録音となっている。さらに、バンジョーの名手ビル・キース(1939-2015)とカーネルズの共演も4曲入っていてブルーグラスバンジョーの豊かさを聞かせてくれる。
クラレンス・ホワイトは、マーチンにその名を冠するラージホールのギターモデルがあり、ザ・バーズのギターリストとしてロック・ミュージックの歴史にもその名を残しているが、29歳の若さで交通事故により亡くなっている。惜しいことだ。