文化逍遥。

良質な文化の紹介。

高滝湖

2016年12月14日 | まち歩き
12/13日(火)、千葉県市原市にある市原湖畔美術館に行ってきた。とりあえず、そこまでのルートを紹介。

まず、JR内房線で五井まで行き、小湊鉄道に乗り換える。


小湊鉄道五井駅。懐かしいディーゼル車だ。ここから目指す高滝駅までは約40分。自販機で切符を買うよりも窓口で「上総舞鶴・高滝周遊乗車券」を買うと割安だし途中下車も自由だ。ここは旧国名では上総の国で、その国分寺があったところ。なので、奈良・平安頃の行政府のあった所とも言えようか。ちなみに『更級日記』は、菅原考標(たかすえ)の娘が父の任地であるここ上総から帰京することから始まる11世紀に書かれた回想記だ。


高滝駅。写真奥に高滝ダムがあり、ダムによって出来た湖が上流方向に広がっている。目指す市原湖畔美術館までは、歩いて20分ほど。


高滝ダム。


高滝湖。

湖畔を歩くだけでも気持ちがいい。レンタサイクルもあったのだが、土・日・祝日しか営業していなかった。釣りをしている人も多く、休日はけっこう人出がありそうだ。千葉駅から小湊鉄道高滝駅までは1時間ほどで着くのだが、随分遠く感じるのは列車の本数が少ないためだろう。こういう所に来るには、時刻表を頭に入れて行動する必要がある。もっとも、今は車で来る人の方が多そうだ。この写真左奥に市原湖畔美術館があり、来年1/9まで「ワンロード|現代アボリジニ・アートの世界」展が開催されている。それについては、ページを改めて書くことにする。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする