テレビ・ラジオなどのニュースでは、ほとんど報道されなかったようだが、1/4の新聞の片隅にある死亡記事が載った。以下、東京新聞の記事より。
「福島県広野町の高野病院敷地内の院長宅で先月30日夜にあった火災で、県警は3日、現場から見つかった遺体は高野英男院長(81)だったと発表した。同病院は同町を含む双葉郡で唯一入院が可能だが、常勤医は高野さんだけだった。遠藤智町長らは同日、記者会見を開き、国や県に常勤医を探す支援を求めた。」
この高野英男院長という人はNHKのETV特集で取り上げられ、わたしはそれを見ていたので、その存在を知っていた。地域の医療に尽くし、震災後の福島第一原発の事故の際にも、動かせない入院患者がいるとして非難せず、先週焼け死ぬまで診察を続けた。御本人も高齢で、かなり腰などを悪くされていたこともあり、逃げ遅れたのではないかと推測される。わたしには多くを語るだけの情報も知識もない。が、各報道機関は、こういう人の生涯を顕彰せずしてその存在価値はどこにあるのか、と言わざるを得ない。
ご冥福をお祈りしたい。合掌。
「福島県広野町の高野病院敷地内の院長宅で先月30日夜にあった火災で、県警は3日、現場から見つかった遺体は高野英男院長(81)だったと発表した。同病院は同町を含む双葉郡で唯一入院が可能だが、常勤医は高野さんだけだった。遠藤智町長らは同日、記者会見を開き、国や県に常勤医を探す支援を求めた。」
この高野英男院長という人はNHKのETV特集で取り上げられ、わたしはそれを見ていたので、その存在を知っていた。地域の医療に尽くし、震災後の福島第一原発の事故の際にも、動かせない入院患者がいるとして非難せず、先週焼け死ぬまで診察を続けた。御本人も高齢で、かなり腰などを悪くされていたこともあり、逃げ遅れたのではないかと推測される。わたしには多くを語るだけの情報も知識もない。が、各報道機関は、こういう人の生涯を顕彰せずしてその存在価値はどこにあるのか、と言わざるを得ない。
ご冥福をお祈りしたい。合掌。