4/19(木)、千葉劇場にて。監督・脚本は、ファティ・アキン。主演は、ダイアン・クルーガー。ドイツ語。午後2時40分からの上映だったが、千葉劇場はけっこう混んでいた、半分ほどの入りか。
英題は『In The Fade』で、意訳して「薄れゆく光の中で」といったところか。実際に起きた事件を参考にして作られた映画だという。
混乱する中東などからの移民を受け入れる政策を取るドイツ。主人公の女性カティアは、トルコからの移民でクルド人男性ヌーリと結婚し、子どもも生まれる。その子ロッコが8歳になる時、ネオナチによるテロにより夫と子どもを同時に失ってしまう。カティア自身の目撃証言などにより犯人は逮捕されるが、証拠不十分で無罪になってしまう。そして、彼女はある決断をするが・・・。
ダイアン・クルーガーの演技は凄味があった。特にラスト近く、追い詰められ非情な決断を迫られたとき、海岸にいた小鳥セキレイを見る時の表情、そして事件以来精神的ショックで止まっていた月経が再び来た時の表情は秀逸。俳優というのは、すごいもんだ。テーマも映像も、重い映画だ。が、観る価値のある作品、と思った。
英題は『In The Fade』で、意訳して「薄れゆく光の中で」といったところか。実際に起きた事件を参考にして作られた映画だという。
混乱する中東などからの移民を受け入れる政策を取るドイツ。主人公の女性カティアは、トルコからの移民でクルド人男性ヌーリと結婚し、子どもも生まれる。その子ロッコが8歳になる時、ネオナチによるテロにより夫と子どもを同時に失ってしまう。カティア自身の目撃証言などにより犯人は逮捕されるが、証拠不十分で無罪になってしまう。そして、彼女はある決断をするが・・・。
ダイアン・クルーガーの演技は凄味があった。特にラスト近く、追い詰められ非情な決断を迫られたとき、海岸にいた小鳥セキレイを見る時の表情、そして事件以来精神的ショックで止まっていた月経が再び来た時の表情は秀逸。俳優というのは、すごいもんだ。テーマも映像も、重い映画だ。が、観る価値のある作品、と思った。