最近は目の疲労が激しく読書もママならないが、図書館には大きな活字の本が用意してあるので、たまにそれを借りてきて老眼鏡をかけて読んでいる。もちろん、大活字に変換されている本は多くは無いが、それでも目が弱くなってきた者には大いに助かる。自分もそういう歳になったんだ、とも感じて寂しい気もするが、弱い者に対する対策がある事に素直に感謝したい。
さて今回読んだのは、歴史短編小説集『江戸の海』。著者の白石一郎氏は、1931年(昭和6年)11月の 生まれで、2004年(平成16年)9月20日に亡くなっている。わたしは初めて読んだが、海を舞台にした小説を書かせればこの人の右に出る者はいない、と言われるのも肯ける作品だった。海に生きる者たちの心象風景に優れ、読み終わった後に何故かホッとする。これは、テレビなどではけっして味わえない感覚だ。やっぱり本はいいなあ。次は、直木賞受賞作品の『海狼伝』を読んでみたい。
さて今回読んだのは、歴史短編小説集『江戸の海』。著者の白石一郎氏は、1931年(昭和6年)11月の 生まれで、2004年(平成16年)9月20日に亡くなっている。わたしは初めて読んだが、海を舞台にした小説を書かせればこの人の右に出る者はいない、と言われるのも肯ける作品だった。海に生きる者たちの心象風景に優れ、読み終わった後に何故かホッとする。これは、テレビなどではけっして味わえない感覚だ。やっぱり本はいいなあ。次は、直木賞受賞作品の『海狼伝』を読んでみたい。