冬めいてきた11/24(土)、三宅坂の国立演芸場へ行ってきた。この日は、上方落語の桂福団治がトリをとった。他に、立川流から二人、浪曲が一人、など。国立演芸場が主催する公演なので、協会を超えて芸人さんが出演する。そこが、まあ、ここの名人会の良いところ、というか魅力でもある。
福団治師匠は、さすがの熟練芸。実は、師匠には申し訳ないが、この日を逃すともう聴く機会も無いかもしれない、と思ってチケットを予約したのだった。この日、さらに印象に残ったのは浪曲の三味線を弾く「曲師」の方。伊丹秀敏という芸歴70年を超えるベテランという人らしいが、ここしかない、という絶妙のタイミングで安定した音が入り、撥さばきも卓越。ひとつの芸の極致。正直言って感動した。あやかりたい、と思った。
休日の永田町周辺は人が少なくて、まるでゴーストタウンのよう。あまり行きたくない街なのだが、お金と時間をかけてもこの日の芸が聴けて良かった、と実感した一日だった。
福団治師匠は、さすがの熟練芸。実は、師匠には申し訳ないが、この日を逃すともう聴く機会も無いかもしれない、と思ってチケットを予約したのだった。この日、さらに印象に残ったのは浪曲の三味線を弾く「曲師」の方。伊丹秀敏という芸歴70年を超えるベテランという人らしいが、ここしかない、という絶妙のタイミングで安定した音が入り、撥さばきも卓越。ひとつの芸の極致。正直言って感動した。あやかりたい、と思った。
休日の永田町周辺は人が少なくて、まるでゴーストタウンのよう。あまり行きたくない街なのだが、お金と時間をかけてもこの日の芸が聴けて良かった、と実感した一日だった。