7/15(水)、千葉劇場にて。監督・脚本はジム・ジャームシュ。出演は、アダムドライバーなど。『パターソン』と同じコンビになる。
基本的には、ゾンビ映画なのだが、死者たちは魂(soul)を物欲に奪われて、それぞれに求めるものを探しに地上に蘇る設定になっている。スマホを手にして「blues tooth」と言いながら彷徨う死者の姿など風刺をこめたコメディの要素も多く、落語でいう「くすぐり」に近く、笑えないこともない。しかし、引き裂かれた内臓をゾンビたちが食べる様なリアルなシーンなどが強烈な印象を残し、わたしはあまり笑えなかった。わたしは、その手のシーンは苦手なので、むしろスクリーンから目をそらしてしまうことも多かった。
映画の中で、人との関係を断ち切って森の中で一人暮らす「世捨て人」のような孤独な男ボブが出てくる。ミュージシャンでもあるトム・ウェイツ(Tom Waits)が演じているが、このボブにだけはゾンビ達は興味を示さない。当のボブは、遠くから町の騒ぎをスコープを使って眺めているのだった。
相変わらずの、心憎い演出の作品だ。しかし、やはり、リアルな内臓などを見られない人にはお勧めできない映画ともいえる。
基本的には、ゾンビ映画なのだが、死者たちは魂(soul)を物欲に奪われて、それぞれに求めるものを探しに地上に蘇る設定になっている。スマホを手にして「blues tooth」と言いながら彷徨う死者の姿など風刺をこめたコメディの要素も多く、落語でいう「くすぐり」に近く、笑えないこともない。しかし、引き裂かれた内臓をゾンビたちが食べる様なリアルなシーンなどが強烈な印象を残し、わたしはあまり笑えなかった。わたしは、その手のシーンは苦手なので、むしろスクリーンから目をそらしてしまうことも多かった。
映画の中で、人との関係を断ち切って森の中で一人暮らす「世捨て人」のような孤独な男ボブが出てくる。ミュージシャンでもあるトム・ウェイツ(Tom Waits)が演じているが、このボブにだけはゾンビ達は興味を示さない。当のボブは、遠くから町の騒ぎをスコープを使って眺めているのだった。
相変わらずの、心憎い演出の作品だ。しかし、やはり、リアルな内臓などを見られない人にはお勧めできない映画ともいえる。