8/6(木)、千葉劇場にて。監督・脚本・製作・主演は、エミリオ・エステベス。
アメリカ合衆国のオハイオ州シンシナティ。地理的には、かなり北に位置し、シカゴのように冬は酷寒と言える寒さに襲われる。そんなシンシナティの公共図書館。寒波に襲われた朝、開館前にホームレスが列を作っている。開館と同時に彼らはトイレなどで髭を剃り、歯を磨いている。ニュースでは、夜間に凍死したホームレスのことなどが流れる。町にはホームレス向けのシェルターがあるにはあるが、収容できるキャパシティーが足りず、冷え込む路上で寝たまま凍死する者もいるのだった。そんな状況の中で夜が迫り、シェルターに入れなかったホームレス達は、図書館を臨時のシェルターとして開放するよう求め、占拠の止むなきに及ぶが・・・。
この映画が、どれほど現実を描いているのかは分からない。が、アメリカにはホームレスが70万人いるとも言われている。特に、リーマンショック後は深刻化したという報道もある。それを考えると、あながち、空想物語でもないのだろう。差別社会の深刻さを知るうえで、一助にはなる作品。
アメリカ合衆国のオハイオ州シンシナティ。地理的には、かなり北に位置し、シカゴのように冬は酷寒と言える寒さに襲われる。そんなシンシナティの公共図書館。寒波に襲われた朝、開館前にホームレスが列を作っている。開館と同時に彼らはトイレなどで髭を剃り、歯を磨いている。ニュースでは、夜間に凍死したホームレスのことなどが流れる。町にはホームレス向けのシェルターがあるにはあるが、収容できるキャパシティーが足りず、冷え込む路上で寝たまま凍死する者もいるのだった。そんな状況の中で夜が迫り、シェルターに入れなかったホームレス達は、図書館を臨時のシェルターとして開放するよう求め、占拠の止むなきに及ぶが・・・。
この映画が、どれほど現実を描いているのかは分からない。が、アメリカにはホームレスが70万人いるとも言われている。特に、リーマンショック後は深刻化したという報道もある。それを考えると、あながち、空想物語でもないのだろう。差別社会の深刻さを知るうえで、一助にはなる作品。