King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

忌野清志郎のパルコ初日

2005年03月03日 15時20分10秒 | 日々のこと
行ってきました。
最近、ライブに行って思うことは、皆拍手が
早すぎです。
曲が終わると必ずすぐ拍手するでしょ。
感動した。楽しめたと思う人だけ拍手すればいいので、
つまらなかったらブーイングでもいいんです。

それが、なんでもかんでも拍手するのは果たして
いかがなものかと。
拍手がしたいという衝動が沸きあがってきたときだけ、
拍手すりゃいいんです。礼儀として拍手するもんだと
よくミュージシャン側は舞台から、もっと盛り上がれと
要求したりします。しかし、全然それに応ずる義務は無しです。
下手なミュージシャンやパフォーマーを増徴させるだけ。

ミュージシャンを育てる上でもよくないです。
それに、アンコールについても。アンコールというのは
予め用意されています。しかし、聞きたくなくなければ、
そのまま帰ればいいし、義務的に拍手をしてアンコールを
求めるようなコンサートさえあり、これもいかがなものかと。

それで今回のパルコの初日は、とにかくゲストが多く
それだけでもう食傷気味になります。忌野清志郎のライブに
来ているわけで、多くの人が少しずつ歌うというスタイルが
聞いていて疲れます。セット自体は、そんなに変更がある
訳でなく、そんなに時間がかかるわけでもないけれど、
それでも、同じようなコンサートを5年前にもやっているわけで
ゆずなどその5年前と同じ曲をやったし、新鮮味に欠けます。

竹中、斉藤、ゆずなど5年前のゲストですから。
タイマーズが一日限りの復活ということで、新曲も
披露しました。正子様はかなり毒の効いた曲でした。
客席に過激な罵詈雑言を浴びせるというスタイルは、バンドの
タイマーズ色なのですが、私は好きになれません。
ばかやろうといわれて嬉しい人はいませんからね。
だからタイマーズだけで終わってしまってびっくりです。

他の人が、RCナンバーをやったからといって、それは全然
別の曲なのです。私の大好きな『どかどかうるさいロックンロールバンド』
をやったゲストもいましたが、ああそうなのと言う感じ。
とっても長くて消化不良で、不完全燃焼なライブでした。

それでも会場限定の千社札につられ、『GOD』買っちまいました。
この日誰もGODの掛け声は無し。あたりまえかタイマーズなんだから。
コメント
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