King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

とにかくみんな

2006年07月24日 23時07分27秒 | 日々のこと
月曜日はジョギング中止しました。
雨がこう降ると洗ってある靴も乾かないし、
洗濯した服はなんとなく臭いのです。
日曜日も雨の中走りました。
火曜日もどうせ雨でも多分20K走るでしょう。

というわけでお休みです。
休むとそれなりに体が楽とか、力が余るとか
感じません。しかし、次に走る時にやはり違いが
あります。休むのもそれなりに重要なことです。
南九州や長野では集中豪雨で被害が出ています。
ニュースでは聞いていましたが、今日映像で増水した
川に家が流れていくシーンを見てそのものすごい脅威を
改めて感じました。一日で東京の年間降水量を記録
したそうです。

玄倉川が増水して中州に取り残された人が流された
年、1999年の時に秩父地方もものすごい雨でした。
あの時も一年の降水量を一日で記録したと言っていたと
思います。道路が川のようになった光景が今でも思い出され
ます。そしてあの玄倉川の惨状も。

こう雨が続くと野菜の値段が上がるとか観光地や
プールの閑古鳥がささやかれます。観光産業の打撃は
大きいでしょう。景気回復を受けて、予約はどこも
一杯と言っていましたが、梅雨が8月上旬まで明けないと
なるとさらに観光産業に影響が現れるでしょう。

きょうのERはそのパワーを如何なく発揮していつにもまして、
人生の過酷さをそしてそれぞれの人生の持つ破綻を見事に
描いていました。前回のERはなんとなくパワーダウンしたような
ただ目先が変わっただけのようなニイラが安易に体を許さなくて
良かった程度のような物語でしたが、今回をみてなるほどと
思いました。

つまり、前回と今回がセットになっていたんですね。それにしても
この物語はみんな誰かしら不幸になっていく物語なんです。
医療でいくら人を救って行ってもそれで幸福は作れないという
メッセージなのでしょうか。ロマノ以降その人がいなくなる手順が
つらくて、グリーン先生から見ているものとしては、どんどん知り合いを
なくしていく気分になります。今回のガーラントの束の間の再会と
手紙を渡す行為がもうこのドラマでの別れを予感させ、とにかく
同じ人生でも死をまじかにしている人と救う側救われる側の
ドラマがすさまじいまでに展開してきます。

カーター先生の人生を踏み外してしまったよというあたりも
金持ちでもちっとも幸せになれないというアイロニーを感じます。
色々なやんで色々挫折を経験して新しい出会いを得て、
子供や恋人を得たと思ったらまたつまづきというこのドラマに出て
いる以上カーター先生にも幸せはやってこないでしょう。
ジョージクルーニーのダグ先先、アンソニー・エドワーズのグリーン先生
がいなくなり、カーター先生だけが当時からの出演者で彼を
ぽいするわけには行かない、彼が今や中心であり、それをもり
上げていく先生とドラマは彼の恋愛にどうしてもなるはず。
それが美人のソーシャルワーカーと恋仲になったかと思えば
カーターがヘタレな為に振られるという展開で、これから
物語を盛り上げていく気があるのかといった感じです。

最近は一年おきにしかみられないシリーズなので、それでも
今回のようなそれぞれのドラマを描き死の予感と人生の
過酷さを感じる回は見る価値があったなあと感じさせます。
最後のレイチェルヤマガタの歌も心に染みてついCDを買って
しまいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする