King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

雨の土曜日

2006年11月11日 23時53分58秒 | 日々のこと
今日のようなしとしと降る日に雨に濡れると風邪を引くのです。
ですから、温かい部屋でコーヒーでも飲みながら、本を読んだり
DVDを見るのがいいのです。といいつつ私は仕事で忙しく
働きました。

仕事はやろうと思うといくらでもあるのがいいところです。
何もやる事がないのに拘束されるのが一番たまりません。
こんな雨の日でも、行楽地や紅葉の有名なところは
すごい渋滞だったようです。雨なんだから家でおとなしく
していればいいのにと思うのは私だけでしょうか。

実は私も危うく風邪を引きかけたのです。
頭が重く、会社の隣の席の奴が咳をしていたり鼻をたらしていたりで
周りに風邪菌は一杯です。幸い忙しくしていたらいつの間にか
なくなりましたが、こんな季節の変わり目が危ないのです。
ここ何年か同じようなスキーシーズンの入り方ですが、昨年までは
今の時期はスキーとインラインスケートを交互にやって感覚の
相互理解をしていたりしていました。今年は、スキーでもインラインの
動きや体重移動ができるようになったので、さらにターンの質を
上げることに傾注していけばいいのです。

そこで、昨年の今頃どんな事を思っていたか調べると面白い事が
解りました。そもそも昨年の今の滑りを見ると弾むように上下動を
使って滑っていたのです。そして、田原でスクールに入り、その滑り
を矯正され腰を振って滑っているという指摘を受け、フォームを
直したのです。そして、苗場で今度は逆に上下動を使えと
いわれて、上下動を使った滑りをして、黒姫でまたそれを否定されて
ガーラのビデオクリニックを見るとまだ弾んだような滑りがあり、今後
どんな滑りをしたらいいのかというところです。

まあ、色々なスクールに入るとそれぞれ言う事がことなり何が正しい
のか解らなくなります。とはいえ、一年前のビデオとガーラのビデオでは
やはり格段の差があり、なにをどうすればいいのか私なりにも見えて
きました。昨シーズンは大回りのレベルアップにワンターンごとに区切って
練習していましたが、そのCの字のまわるいターン弧と言うのにこだわり
を持ったのですが、それはスクールでそういわれるからですが、それを
練習してもあまり効果がないのが解りました。

というのも今は、大事なのは切り返しの部分だというのが解ったからです。
つまり、S字でワンターンです。いくら小回りで合格点が出ても、大回りで
点が出ないのは、ターン構造の理解に誤りがあったからです。ずらしとか
カービングとか色々いわれますが、今の器具ならカービングが当たり前で
傾ければ勝手にカービングターンを始めるのだから、スキー技術としては
何を見られるか、突き詰めるとやはり切り返しだろうということになりました。

よくスキーを走らせるといいますが、昔のカービング板はたわませてその角度の
差でカービングしていたといいます。カービングとはいえ常にズレを伴い、それ
がどこで出るか、ズレをコントロールしているかの判断で優劣をつけている
と思います。ですから、トップコントロールとかトップ&テールとかテールコントロール
を使い分けるなどと言い出しています。それぞれどこでどれだけズレを伴うか
ですから、昔の検定のようにたわました板を開放して次のターンへねじれを
使いという板のエッジをコントロールしているかを感じさせればいいことに
なります。

今の板は、ターンマックスで板をまっすぐにしてもそのまま落下はしません。
昔の板ならそのまままっすぐにした時点でターンが破綻します。やはり
板を常にたわませて回さないとまわるいターン弧は描けないのです。
今の板は、何のアクションもきっかけもなく角付けからすぐに回りだしますので、
下手なきっかけをつけるアクションはマイナスになります。手を上げ下げしたり、
腰を振ったり頭を振ったり肩を回したり腰を回したり、あらゆる動きを
してターン始動をしていたのが昔の滑りです。今は傾ければ曲るのですから、
逆ひねりの使い方とか無駄のない動作とかまた見ているところも違うのです。

昨シーズン一度も小回りでは点を落としませんでしたが、それを大きくして
いくという意識があれば、小回り自体も進歩があったでしょう。今回の
諸々の昨シーズンからの流と今の滑りの検証をまた来週して来たいと
思います。
コメント
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