King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

耳なし芳市

2008年08月08日 13時13分45秒 | 日々のこと
毎日34度を越すような暑さが続き、
夜も眠れないほどです。
天気予報では、38度になるという数字まで
示され、外に出る気にもなれません。
実際車や人は通行も少なく、せみの声だけ
相変わらずうるさいのです。

NHK深夜は怪談映画をやっていて、昨日は
耳なし芳市の話でした。
昔この話を読んだときには、すごくショックな
話だと思ったのを思い出します。
今では、お経にそんな法力があるはずはなく、
まずその前に坊さんが芳市が琵琶を弾いていた所
でお経を上げれば済む話なのではと思います。

こんなお話は、伝聞とか昔からの言い伝えによると
という類のものは各地にあり、我が地にも平家に
まつわるものがあります。それはとんでもないもの
で平清盛が捕らえられて自害して、そのときの
辞世の和歌で自分の恨みで桔梗だか何かを咲かせない
というものです。
大和武が各地に伝説を残したのと同じで、有名人に
名を借りたご当地自慢というのは昔からあったのです。

昨日はあまりに暑く走るだす時間いつもより遅くなり
ました。
しかし、寝るときには鈴虫だかこおろぎだかないて
いました。
もう秋なんだという寂しさがふと漂う深夜でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする