King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

七夕

2008年08月06日 14時33分46秒 | 日々のこと
わが地方は昔から8月7日が七夕祭りです。
今日用事で街に出ると商店街は飾りつけに忙しく
暑さに干からびた竹の葉がうら寂しさを誘います。
でも一般の家庭では七夕飾りはほとんど見られず、
昔はこんな祭りも人々の楽しみだったのが、いまや
かろうじて続く商店街の細々としたイベントに
なっています。

夏といえば昔は、各デパートはイベントをして
子供たちを集めて消費を誘ったものです。
芸能人が来て広場に簡易の池が作られ魚のつかみ取り
をやったり暑い中着物の落語家が盛り上げようと
一生懸命しゃべっている光景を思い出します。
それとさらに幼いときの記憶では、スーパーの店頭に
オレンジジュースの自販機があり、噴水のようにオレンジ
のジュースが機械の上のフラスコの中に吹き上がり、
いかにもおいしそうな循環を見せていたのを思い出します。

そして自宅の冷蔵庫には、粉で作ったオレンジジュースが
冷えていました。
今ではどこでもペットボトルのスポーツ飲料が買え、
昔ながらの粉で作る飲み物など見かけません。
七夕と同じ夏の記憶です。
毎年懐かしく思い出します。
そんな昔の思い出があるから、何の意味もなく、
七夕飾りをふと飾ってみたり、スーパーで粉のジュースが
売ってないか探してみたりするのでしょう。

でもセミはうちの庭に来ないでもらいたいです。
年々増加しているような気がします。
それにしても今日も暑すぎます。地球が発熱して
その熱でウィルスを殺す、自己免疫機能を発動して
いるという漫画を昨日読みました。
人間は増えすぎてしまったのでしょうか。
コメント
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