King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

君は、アメリカバスケットチームを見たか

2008年08月10日 23時41分16秒 | バスケ
あの長い入場式をやっている人もみる人もうんざりな
長さだと感じながら見ていたら、あれーアメリカの
選手団の中にコービーがいるじゃないですか。

そのあたりには、ブーザーとドワイトハワードもいる
列の最後の方でしたが、よく見る顔がいてああ彼らが
今回出るのかと思ったけど、コービーがでるなんて
これはちょっとえげつないんじゃないかあと思ったの
です。

NBAのなかでも誰も止められない選手が出てきたらそれは
大人と子供の試合です。
もっと昨日今日入ったような選手でいいのでは。それでも
十分強いはずです。
そんなことを思ったのと、各国の選手団の中にもNBAのスター
選手が見られました。

ドイツのノビツキー、アルゼンチンのジノビリ、ヤオミン
、キリレンコとよく見る顔がいるいる。オリンピックに出れば
彼らと同じフィールドに立てるのかと思うとこれは出るしか
ないと思ったのですが、まあ無理か。
そのときから放送が楽しみでしたが、さすがNHKちゃんと
放送がありました。

中国とアメリカのいきなりの注目カードです。中国のバスケットも
ずいぶん変わっていました。それとやはり出ているアメリカの
メンバーはこれはこれは目を見張ります。日本の世界バスケに
来たメンバーとそんなに変わっていないといえば言えますが、
コービーなんてもうベテランの域だろうし、レブロンもカーメロ
もクリスポールももはやルーキーではなく、リーグを代表する
選手であり、これはオールスターメンバーです。

これが見れるんだから中国の人はいいとうらやましくなりました。
客席にはブッシュ大統領もいるじゃないですか。入場式に福田首相
がいてずいぶん似合わない雰囲気でしたが、次の日の長崎の平和の
式典に参列していて、これはかなりのハードスケジュールだと
同情すら覚えてしまいましたが、ブッシュはそのままとどまり
バスケット鑑賞とはずいぶん余裕があります。

それにロシアとグルジアの軍事衝突が起きている最中なのに
この余裕はなんなのでしょうか。ロシアのプーチンは緊急帰国
したといいます。

試合のほうは、前半まで離されそうになっては食らい付く
中国の粘り強さとアメリカのあまりしっくりとはいっていない
感じが目立ちました。相手のゾーンに対して外からのシュートが
決まらないと、とにかくゾーンを組まれる前にインサイドにタンク
に行くというスピード勝負でその運動能力の差で勝った感じです。
スピードとパワーと身体能力の差で別な競技の人たちと戦って
いるようです。

この試合で、ゾーンに対して相変わらず攻めれない弱点と
外からは入らないという現況を露呈しましたが、各国は
これはひょっとしていけると感じたかもしれません。
中国はかつてのもっさりした印象から、ヤオミンの俺もNBAだと
いうプレーの連続で前半のまさかの肉薄となりました。
しかし、アメリカが世界大会で苦戦しているように、対処法は
決まっています。彼らのプレースタイルに合わせてスピードや
ジャンプ力などの身体能力で争う必要はないのです。

常にゾーンでまもり、外から入らないシュートを打たせ
彼らのフラストレーションを誘うという各国採用の守りと
シュートはとにかく外から打ってすぐ戻るという速攻を
食らったりターンノーバーを減らす作戦です。

埼玉ドームでみたときのアメリカチームよりは、今回は力が
入っていて中国との対決でもダンク大会のように次々と
ダンクを決めて各選手のやる気の強さを見せ付けました。
コービーが加わりプリンスもいてブーザーとウィリアムスと
レッドととにかく豪華な印象ですが、考えてみれば優勝チーム
のガーネットもアレンもピアースも出ていないから、一番
のところはだしていないんだよということなんだろうと
納得してみます。

いやでもトップクラスのチームに違いはありません。
後半のもう勝負をあきらめた時には見るべきものも
ありませんでしたが、アメリカとアメリカが苦手とする
ヨーロッパスタイルのチームとの対決が見ものです。
埼玉ドームでのギリシャのようなチームが現れるのか、
この試合を見る限り、今後シュートタッチがあがり
外からのシュートも安定してくると敵なしのイメージ
がありました。

そういう意味では、ガードの選手ばかり連れてこないで
地味でも外からのシューターをもっと連れてくるべき
だったのではと感じました。
コメント
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