King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

本当に知らなかったの?

2008年08月18日 10時57分11秒 | 日々のこと
昨日の、女子五輪マラソンはあの篤姫の視聴率を
超える数字でダントツだったそうです。
私は、このレースでは棄権という行為に色々考え
させられました。
ラドクリフが二度立ち止まっても最後まで走り続けた
姿は、これはもう結果以上に立派だと思います。
とかく順位だけに注目されさらに、タイムもああだこうだ
いわれますが、完走こそが唯一果たすべき目標であり、
それができそうもないのなら最初から出てはいけないと
思います。

そういう意味では、土佐選手の途中棄権も事前には
足が痛いことも報道にはなく、それが外反母趾という
ことですから、昨日今日のことでないのになぜ彼女が
選ばれたのかという疑問につながります。
さらに野口選手の直前の棄権もあまりに唐突であり、
陸連の選考にまた疑問が集まります。
今日の解説者やコメンテーターが野口が出てれば
楽勝だったなどという人がいてあきれます。

この試合に出て、完走した人こそ称えられるべきで、
同じ舞台にすら立てないのはすでに負けているのです。
そして今日の新聞でさらに驚いたのは、ヌデレバは
自分が優勝したと思ってゴールしたとは驚きでした。
20K付近でスパートして、トメスクはそのときに前に
見えたはずですし、自分がトップの集団にいたのに先導の
車がいないということも解ったはずです。

彼女のレース前のインタビューでコースは事前に走らない
というのがありました。覚えられないからだそうですが、
中国の日本人コーチは、その姿勢に疑問を呈していました。
まさかそれがこの結果になったかというドラマにつながって
いるようでした。
コメント
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