King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

また負けたのね、ピストンズと昨日のER

2008年12月09日 00時38分14秒 | バスケ
前回のホームでの逆転負けは、かなりいやな印象でした。
あのピストンズがこんな負け方をするはずがないという
鉄壁のディフェンスと試合運びがあり、前年のレブロンの
キャブスでさえロースコアに押さえ込む力があるのに、
何で今はこんな惨めなことになっているのか。

そして、日曜日はニューヨークでニックスに負けてしまった
のです。ニックスは今年はピストンズと同じで爆発的な
オフェンスが成功すれば、勝ちでなければ負けというはっきり
した点を取り捲るチームです。それが外からのシュートと
解っていても、ディフェンスのいいピストンズならとめられる
ことです。

しかし、この試合のスコアとビデオと監督の話などを聞くと
ただ外から打たせているだけではなく、ディフェンスを崩す
セオリーを踏んでいるので、今年からはニックスは変わるのだとか。
まあかつて早い攻めでサンズのディフェンス崩壊攻撃ほどの破壊力
はないものの、いきなりダブルスコアで点差を開けられて戦意を
喪失してしまえば、後半いくら守りを回復してもすでに遅しという
お粗末な試合になってしまったのでしょう。

問題なのは、先発の人達があまりに本気に点をとりに行ってない
感じがして、これはどういうチームケミストリーなのか、なにか
今後かつパターンの構築になっているのか、私には有り余る力を
まだ使い切れていない初心者プレーヤーのロールプレイングゲームを
見ているようで、楽しみにして待つべきなのか、嘆き悲しむべきなのか
気になるゲームでした。

現在のピストンズの位置は、本来の位置でないものの、まだ
勝ち星先行、でニックスよりも上です。この時期まだ気にする星では
ないでしょう。ボストンが20勝2敗、クリーブランドが17勝3敗とここら辺
は異常水域で、本来ならデトロイトがクリーブランドの位置にいるべき
ところですが、これはプレーオフで結果を出すでしょう。なにせ
THE ANSWERなんだから。

そんな気分であわただしく、チャンネルを合わせたいつものERですが
最近のこのシリーズはちょっと停滞感があふれ、魅力ある登場人物も
みんないなくなり、このシリーズはつまらないしマンネリ以下だと
評価しかけていました。しかし、この日のERは違いました。本来の
どきどき感とふぉんわりと暖かい気持ちに包まれてしまいます。

このシリーズは、ERでの恋愛が深まったり、新しい恋が始まったり
というのが常套手段なのですが、それがなく今までの関係を深くしたり
強くしたりしても、新しい関係はありそうでないのが特長でした。
そして、今までだめ男のモリスが中々このシリーズでは中心的な役割を
担いいい感じの役に代わっています。今までの本当にだめなやつという
憎まれ役がまさかの転身です。

女性からの誘いを断ってしまうのもこのドラマではかつてない展開
で、これでモリスの高感度が一気に上がりました。そして予告では、
またまた常套手段の人事をいじって物語を刺激する作戦です。今回の
ターゲットがウィーバーというのが意外です。降格して現場に戻った
のも意外でしたが、今まではできる女とか保身のためには、割ときわどい
手も使ってきたやり手としては、守りにたつと弱いということでしょうか。

新たに手に入れたレポーター役と新恋人というファクターもあるので
しょうが、今までのキャリアや役としては、態のいい交代ですね。
このドラマがこうも続いたのは、登場人物の死とかショックなものが
あったからで、ただのやわい社内恋愛物語なら続くはずもありません。
人間ドラマを描き、社会ドラマを背景にしたリアリティがあり、今の
アメリカの姿を映し出したから日本でもこれだけ人気シリーズとなった
のです。いつも一人で見るともったいないと思います。やはり家族とか
恋人とみたい、なんか共有できる人と見ないいけないですね、このドラマは。
コメント
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