King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

デルスウザーラ

2008年12月06日 23時08分39秒 | ジョギング
今週は、映画の日からお祭りで市内巡航の新コースを
走り、4日は都内に不動産の仕事でお出かけ、金曜は
雨でジム、今日はいつもの公園で2往復した後、バスケ
練習をやり、体中の筋肉痛を感じながら今週をふりかえり
ます。

衛星で『松ヶ根乱射事件』をみてつまらないながら、エロい
シーンに引かれてそのまま見てしまったのですが、とても
意味が解らず、つまらないのとくだらないので、どうせタレントが
周りにおだてられて監督をやり、くだらない作品でヒットもしない
のに、海外の映画祭で珍しがられて賞なんかとって、さらに周り
がさわいで、世界の何々なんておだてられて、勘違いしてさらに
くだらない作品を垂れ流したもののひとつかと高をくくったものの、
それでも何か違う感じがして、その夜その映画の夢を見て、テーマやら
狙いやらを夢の中で確認したという経験をしました。

それにあわせて今日見た『デルスウザーラ』は世界の黒澤が撮った
映画ながら、これまたちっとも面白くないし、賞やら評論家の
賞賛やらはたくさんありますが、物語の展開や見せ方に監督として
なにか光るものがあったり人をひきつけるものがあるかというと
それは疑問です。

先のおだてられた芸能人の監督と同じく、黒澤も世間が騒いだり
評論家やら芸術家を自称するようなやつらが騒ぐほどのことも
ありません。確かに黒澤映画の『のらいぬ』や『天国と地獄』など
は面白く、映像も斬新なものと昔の絵ゆえに貴重なものもあります。
ただ、今の映画を見慣れたなら果たしてこれらを面白いと楽しめる
でしょうか。それに黒澤映画の元が文芸作品のものも今ならもっと
うまく撮る監督がたくさんいるように思います。『白痴』や『どん底』
『羅生門』なんて映画でやることかという感じですね。

映画なんてやはりはやりもので、多くの人をひきつけるものを持つ
作品や忘れがたい物語はあるものの、多くは時を経てやはり陳腐化
してしまいます。清志郎の歌でもそうですが、トランジスタラジオ
なんて曲は、ライブで何度も聴きましたが、いまどきドランジスタラジオ
なんて何のことというやつもいるのではないでしょうか。

映画の日で見た『1408号室』も面白くありませんでした。

時代のせいといえば、いつものお祭りで我が家の裏の山で花火を
あげるのですがその花火が毎度毎度マンネリの花火だと思っていたら
今年の花火はかなり凝っていました。大きなスターマインで、右半分
と左半分で色が違ったり、何重にも色の違う色が広がったり、その振動も
爆風も以前より格段に増しており、うちもびしびしと揺れます。
花火の爆風を頭に感じる花火鑑賞なんて初めての経験でした。

今年大阪に行き、その鉄道網の複雑さに辟易としたと感想を書きましたが、
4日の都内へ出張で、東京の方がかなり複雑で知っているから乗っている
ものの、初めてなら大阪と同じでかなり不安になるだろうと思いました。
ただ、都内の地下鉄はかなり案内板や出口案内の表示も充実していて
車内の表示板も液晶や電光表示で今どこにいてどこに向かっていて
次はどこの駅かわかるので、不安はありません。この差だったのかと
改めて思いました。

都内の方が地下鉄にしろJRにしろ移動した割りに費用は安く上がります。
特に地下鉄は、大阪は高いです。

今日のバスケット練習では、何か自分のプレーにひとつ新しい変化と
いうかひらめきを見出した感じがしました。若いメンバーとやっても
走り負ける感じはしませんが、昔のプレーができなくなっていたり、
アリウープとはいわないまでも、スカイショットなどゴール下で最後に
決めるようなプレーは少なくなってそれではどう攻めたらいいかという
答えを得たように思います。ゆっくりとドライブで中に入っていくらでも
ボールを保持できる体捌きとステップを練習したことにより、今まで
自ら最後のゴール下のショットと狭めていた技の引き出しをやっと開放
する決心をしたという感じです。まあやればできるんです。
コメント
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