昨日は、それでも今までより暑さは和らいだ
日でした。
それなのに、暑さを避けて昼は冷房の効いた喫茶店へ
避難しました。
注文はアイスコーヒーです。
別に味を求めたわけでもないのです。
ただ暑かったから、冷房の効いたところで本を読みたい
と思ったのです。
国道沿いの天井の高い大きなガランとした喫茶店を
選びました。
お昼時なので、前回のように食べ物の臭いが立ち込めた
ところではなく、完全に涼みに行くのが目的なので
静かでランチ営業が盛んでないところということで
選びました。
駐車場はまずまずの混みようで、なかもそんな感じの
人の入りでした。
私は端っこの一人で占領してしまうのには大きすぎる
テーブルの端に陣取り、すぐにアイスコーヒーを注文
しました。
うちの近所の喫茶店なら水出しアイスコーヒーが飲める
のですが、前回常連客に話しかけられたり、食べ物の
臭いが立ち込めてのんびり出来なかったので、おどろく
ほど高いですが、環境重視にしました。
うちのエアコンは二年前ほどに省エネタイプに買い換え
たもので、昨年はあまりの暑さに何日か稼動させましたが、
今年はまだつけていません。
ひとりでエアコンをつけるのも気が引けて、このような
喫茶店に涼みに来る仕儀となりました。
最初は、人の話し声などが気になりましたが、中は広くて
涼しく、読書するにも快適でした。
そういえば、最近喫茶店で注文する珈琲はブラジルで
なくなりました。
私は、高校時代から通う店のマスターに一番うまい珈琲は
ブラジルであるという宣託をうけ、以来いつも注文は
ブラジルのストレートを頼みます。
うちでもブラジルサントスNO.2をずっと飲み続けて来ました。
しかし、最近ネットで焼き立ての豆を買うようになり国別の
味のイメージが随分変わり、いつも飲んでいたブラジルも
今では飲めなくなりました。
マスターから教えてもらった時から、ブラジルも冷害で
致命的被害を受け、品種改良が相次ぎ味も変わって
しまっていたのです。
そして流通も変わり、ブラジルサントスNO.2という
ブランドより農園名で取引される珈琲に味は席巻
されていきます。
それでも喫茶店に行けば、未だに値段の高いのは
飛び抜けてブルーマウンテンが一番高く、秩父にも
ブルマンを置く店がありこの間はびっくりしました。
そして、その値段が時価だと。
スペシャリティコーヒーやカップオブエクセレンスの
豆が飲めるという店はさすがにありませんが、喫茶店
には農園名の豆が入っているようです。
しかし、自家焙煎と看板のない店では大概胸焼けを
起こしてしまいます。
そして、昨日もアイスコーヒーなのに胸焼けがしました。
うちでも水出し珈琲の準備をするか。