King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今日の一杯

2011年04月11日 09時34分41秒 | 珈琲
今日の一杯は、タンザニアでした。

タンザニアは、グルメコーヒーとして古くから
いろんなブランドがあるところです。

日本人はキリマンジェロが好きです。

富士山と同様、頂上に雪を頂くシンボリックな
姿とヘミングウェイの小説と自らの人生を重ねる
人もいたかもしれません。

現地を旅行して、ウンゴロゴロの隕石跡の豊かな自然
公園の様子を思い出す人もいるかもしれません。

しかし、キリマンだとかタンザニアだというしっかりした
コーヒーのイメージを持っている人はほとんどいないと
思います。

私の持っているキリマンのイメージは、ずっと藁っぽい
味でした。

ところが、自分で焙煎するとこれほど違うものかと思う
ほど、豊かで花の香りに満ちたものに変わりました。

豆により、紅茶のように赤かったり、アフリカの大地そのもの
のような赤土の色だったり、自然公園の花々やできたての朝の
香りが強くしたり、これほどの豊かの香りを多くの人がしらないで
いるというのが実にもったいないです。

私が言う藁っぽい味というのもしっている人はかなり、昔から
喫茶店通いをした人です。

そういう人には、実はこうなんだよという感じを伝え易いと思い
ます。

最初からスィートスポットの味に馴れているとその絶妙さも印象が
違うでしょうから。
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