King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

本日の珈琲 ブルボンクラシコ

2011年06月11日 15時20分36秒 | 珈琲
ずっと珈琲はブラジルを飲んできました。

これは誤った情報によるもので、最近の
珈琲事情からは外れるものです。

最近の珈琲事情というのは、モカ騒動や
スペシャルティ礼賛の事を指していますが、
まあこれはこれで世界的に見てどうだろうと
いうことを最近は考えるわけですが、昔は
とにかく珈琲と言えばブラジルと信じて
いた時期があったのです。

で、スペシャルティとかCOEとかの豆を飲むにつれ
世界にはこんな豆もあると知るのですが、だからと
いってブラジルNO2は世界の産出される珈琲のなか
でも一番の物に違いなく、各国の規格の最高のものは
それぞれ一番の物を持っているのです。

そんなブラジルの珈琲もスペシャルティコーヒーと
言うものに刺激されたのか、国策的な生産地を
整備してきました。

セラード地区はそんな中でもターゲットを絞った
特別な豆を次々と送り出しています。

このブルボンクラシコも深煎りにしてよく、浅くても
良質の酸が楽しめる面白い豆です。

今回はうたい文句どおり、深く煎ってアイスにも
カフェオレにもエスプレッソにもという感じにして
見ましたが、普通に淹れて飲んでもおいしいです。

深く煎っても特別に苦いだけと言う感じでなく、
まるでよく磨かれた木の廊下のように深い艶と
落ち着いたこくがあります。

下手な苦味や酸味がなく、ブラジルのチョコ味を
楽しめる味です。

これを中煎りにしてお茶代わりに飲むのが昔は
好きでした。

雨の上がった午後に最適な一杯でした。
コメント
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