King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ファイナル G6 夢がかなうとき マブス対ヒート

2011年06月14日 09時13分18秒 | バスケ
Sunday, June 12, 20118:00 PM ET
American Airlines Arena, Miami, FL

    1  2  3  4  T
DAL 32 21 28 24 105
MIA 27 24 21 23 95

Arena: American Airlines Arena, Miami, FL
Officials: #29 Steve Javie, #48 Scott Foster,
#9 Derrick Stafford
Attendance: 20003
Duration: 2:35

あっけない幕切れでした。

流れを変えたくてエディハウスを投入しましたが、
ポイントはそこじゃあなかったと誰もが思ったのでは
ないでしょうか。

守備的センターの投入が必要だったのは明らかです。

当初はイルゴスカス、ダンピアーがスーツ姿でベンチに
いることがありましたが、対マブスではいつもダンピアー
は臨戦体制でした。

なのに使われることはありませんでした。

ハスレムがセンター的な役割をこなし、攻撃力と守備力の
バランスから飛んで守る事で高さのなさ、センターを全員で
守るという方式にしてしのいできた今までのリズムを優先
したのも解ります。

その結果、普段はあるクラッチタイムでのレブロン、ウエイド
の爆発がマブス戦ではないのです。

ネット掲示板では、レブロンが封じられたのは笛のせいと
いうよくある審判批判が溢れていました。

バスケファンとはそんなもんなのかという有様です。

個々の運動能力やシュート力など個人の力は上なのに勝てない
となればやはり作戦がまずいといわなくてはなりません。

相手の守備に封じられているとすれば、エディハウスの外
からのシュートでなくて、ポスト攻撃だったのではと思います。

もともとそんな攻撃が得意でないといわれるクリスボッシュ
ですが、出来ないわけではありません。

ダンピアの投入でも良かったはずです。

バレアというポイントガードとしては欠点も多い選手をあえて
使うことで結果を出したのとは対照的なコーチの手腕の差でした。

シーズン開幕当初ビックスリーが機能しないというチームを立て
直して来ただけに、その手腕がファイナルでも発揮されるかと
思われましたが、チームとしての完成度とか経験とか運動能力や
個人の力では如何ともしがたいところが結果となったという結末
です。

これで、レブロンの悪役キャラは定着しましたが、ハスレムや
ボッシュのような機動型のセンターをいれないとせっかく定着した
チーム力もまた逆戻りとなりかねません。

センターを強化して来期に臨んでも来期のファイナルでコービーの
レイカーズが勝ちあがってくればまた勝てないなんて事が繰り返され
スリーキングス解消なんて事もありえます。

キッド38歳などと良くアナウンサーに呼ばれていましたが、来期も
同じメンバーでファイナルに来てくれる事を願います。

チームオーナーというとどこも投資家のおじいさんが多いのにマブスの
オーナーは生粋のバスケファンであり、ファンがチームをもってしまった
という典型的なドリームチームです。

その夢がかなって同じファンとしても心境を察する事が出来ます。

夢がスリーキングスという強力布陣を倒すという勧善懲悪のような
ドラマでした。






コメント
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