King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

珈琲の機能

2012年01月26日 10時31分17秒 | 珈琲
好評なキューバの試飲で次のとっておきに
なかなかすすめません。

もう溜め込むのをやめどんどんとって置きを
焼いてしまう事にした昨年からの方針ですが、
結構色々な楽しみ方を発見してついついこんな
風に飲むとまた結果が違うとか実験的に飲んで
もらったりして楽しみが増しています。

クリスタルマウンテンという豆も意外としらない
人がいて飲むとやはり欲しいという方も沢山
いらっしゃいます。

秩父の喫茶店でもキューバと名乗るコーヒーを
売る店はいくつかあります。

そこでその味を知り、キューバファンになる人は
あまりないようです。

昔から、ブルーマウンテンの代替として売られた
とか味のよさはしられていたのに、キューバを
お気に入りとする試みはそんなになかったのかも
しれません。

ただ、クリスタルマウンテンという豆からは
その名前のよしあしはともかくとして、勝負できる
実力を伺う事が出来ます。

もはやブルーマウンテン自体がかつての神通力を
なくしているので、それにすがったような商法も
通じないはずですが、このブランドには昔から
味のよさは変わりません。

実際は、味のよさや特性をしることはなかなか
一般にはないのでしょう。

我々の世代はブルマンも喫茶店で普通に飲めたし、
豆売り店でも売っていました。

最近は、専門店でもあまり売られていなくて聞かない
産地の農園名の限定豆みたいのばかりが幅を効かせて
います。

そしてコーヒーショップでは普通のドリップコーヒー
すら難しく、有機栽培とかフェアトレードとかやたら
気取ったスタイルでの売られ方です。

そのコーヒーの機能とは年々色々と効用が付いたり、
先日は、ネットで寒さに強くなる成分があるというのまで
みかけました。

ボケやダイエット、さらに防寒機能となぜこんなに
勲章を付けさせられるのか。

普通に普通の珈琲がのみたい。

それもインスタントよりまずいのじゃなく、なんの
ストーリーもいらないから薫り高くうまみがある豆
をしりたいそんな望みはかなえられないのか。

その答えにクリスタルマウンテンは答えてくれる
かもしれません。

ただ、今200g2200円で売っていますから、これは
日常的ではありません。

要望が高まれば、仕入れ大系を変えて値下げも
検討します。

今までのお客様の声ではうまいものを神格化したまま
特別としてとって置くより、うまいものほど日常的に
飲みたいという意見の方が強いようです。

スペシャルティ豆には色々と罠というか陥穽がいくつか
あるので、それについては試飲された方に確かめて
実感していただいています。

結論はそれぞれの方の感性と判断にお任せいたします。
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そしてまた誰もいなくなった

2012年01月26日 09時31分57秒 | ジョギング
各地で豪雪のニュースが届くこの頃です。

当然秩父の寒さもピークに達しようかという
夜ですが、今までどおり夜の8時から一時間は
走っています。

昨日はフリーランで荒川を越えるコースです。

これは一昨日と同じコースです。

一昨日は、四人のランナーとすれ違いました。

走りはじめて影森辺りで手のかじかみがピークに
達して、さらに金仙寺原で川風がきつく感じる
のですが、先月は川を越えてから急速に暖かくなる
感じが実感できました。

ところが、最近は影森辺りが一番寒いようなのです。

確かに金仙寺の川沿いを走る時には、風の冷たさは
格別なものがあります。

ただ、顔はその冷たい風にさらされてもあまり寒さ
を感じず、一番寒いのは手の指先です。

足首や首、手首などは素肌が露出していますが、
痛いように感じるのは指先だけで、体はもう寒さ
を感じないのです。

同じコースを同じ時間帯に走ったのに、昨日は誰にも
会いませんでした。

酔っ払って町を徘徊する輩もなしです。

昔の今頃、夜になると寒詣りという業をする人が
いましたが、そんな団体もいません。

手太鼓を叩きながら各地の神社仏閣を周るのですが、
その独特の太鼓のリズムを今でも思い出しますが、
年寄が多い地なのになぜそういう風物が消えて
しまったのか不思議です。

そんな事を考えながら、帰って風呂に入ると
冷えた体がじわっと染み渡るかのように満足感が
満たします。
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