King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今月のブレンドは

2015年08月08日 10時50分40秒 | 珈琲
もうこの時期になると過酷な夏のイメージも
そこはかとなく秋の気配を感じるようになりました。

ピークを超えたなという余裕のようなものもでて
きますが、日本の夏本番はなぜかこの後の旧盆の
頃となっています。

やがて来る民族大移動の季節ですが、この年末と
お盆の誰もが休む時期というのは人のリズムとして
何かあるのでしょうね。

そんな事とは関係なく真夏のピークに温泉リゾートを
楽しんだ私は、この時期いつも感じる通り秩父の夕陽と
夕暮れの雲の流れと移ろいを眺めつつこのブレンドを
作りました。

秩父の夕陽の美しさが一番感じられるのがこの時期です。

暑い日もピークを越え、この夕日を眺める時刻ともなれば
過酷なイメージの夏も情緒あふれる時と変わります。

そんな癒しの時間帯を演出するブレンドを考える時
昨年の過酷な夏のイメージがどうしても思い出されるのです。

日中の労働とその後のお風呂やすいや諸々の夏の味覚と
昨年の夏を支えたのは東ティモールでした。

昨年よりかなり暑くなった今年の夏もこの豆が
また癒してくれました。

夏はロシアの小説と昼寝というのが何年か続いて
いましたが、今年の夏の小説はしばらく漱石でした。

久しぶりに読む漱石は色々なことをまた考えさせ、新鮮な
インスピレーションとあれこんなところにという意外な
新しさを古い小説に見つけることもできました。

また、いつも文芸春秋に芥川賞の掲載もあり、毎年
楽しみにしています。

そして必ずこの時期軽井沢に意味もなくドライブに行ったり、
必ず立ち寄るホテルとか喫茶店とかがあったりしてその
傍らに文芸春秋などを携えていたものです。

皆さんも夏を楽しんでいますか。

これからの夏休みに季節のブレンド『夕焼け』を是非おともに
加えてください。

暑い夏にさらに濃いブレンドとなっています。

珈琲好きを自認する方にもまた意外な出会いとなる
裏切りが含まれています。

また珈琲だなと納得したい方にも飲んで感じてもらいたい
味となっています。
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